「登山電車で行く展望露天風呂」に入るべく、小諸市の菱野温泉 常盤館&雲の助へ行ってきました!
標高1,050mの絶景や昔ながらの登山電車など、見どころ満載の秘湯をご紹介いたします。
【菱野温泉】常盤館の基本情報
店名 | 菱野温泉 常盤館 |
---|---|
所在地 | 小諸市菱平762-2 |
電話番号 | 0267-22-0516 |
営業時間【外来】 | 11:00~16:00(最終受付、休前日は混雑状況により14:30終了の場合があります) |
定休日 | 無休 |
入浴料 | 大人:1,000円、小人:400円(3歳〜小学生) |
温泉データ
泉質 | 単純温泉 |
---|---|
泉温 | 26.8℃ |
加水 | なし |
加温 | あり |
還流 | 循環 |
マップ
400年の歴史をもつ老舗旅館「常盤館」と「薬師館」
菱野温泉は「常盤館」と「薬師館」の2つからなりますが、今回は常盤館の日帰り入浴を利用しました。
薬師館についてはスキマライターでもある山吹誘地さんがプロデュースするおいでよ長野が「ジモコロ」にてコスプレ歓迎!? 創業400周年を迎える「菱野温泉」の経営に新しい旅館の姿を見たという記事を書いています。
展望露天風呂へは、常盤館ロビーから
お目当の展望露天風呂へは、常盤館のフロントから登山電車を使って向かいます。
もちろん宿泊もできる常盤館、お土産や貸し出し浴衣など、アメニティも充実していました。
貸切こそありませんが、ひっそりとした佇まいや可愛い浴衣など、大人デートに向いている場所かも。もちろん家族連れのお客さまも多いそうです。
登山電車で山をかけ登る!
常盤館の名物は何と言っても、併設されている登山電車!ガタゴト揺られて上の温泉まで。登山電車を活用するために温泉施設を上に作ったのだそうです。
ボタンを押すと発車!上にいた電車とすれ違うように移動します。
おっ、上から来た!
すれ違い〜!なんだかテンションが上がります。
上から見下ろした図。
絶景露天風呂!雲の助へ
楽しい登山電車の旅(約3分)を終えて「雲の助」へ。ちなみに雲の助とはこの場所にあった雲之助城(矢留城)に由来しています。「雲の助」の温泉施設は城跡の曲輪部分にあたり、裏山には主郭があるのだとか。
- 創業400年の老舗旅館
- 登山電車でいく
- 城跡にある
- 富士山や八ヶ岳を望む絶景露天風呂
どれだけでも見出しを考えつくコンテンツ盛りだくさんのお宿です!
脱衣場も綺麗。なんと水道水からは浅間山麓の湧き水が出るため飲用可能。冷たくて美味しかった〜。
クシや化粧水などの備品も充実していおり、女性に嬉しいサービス精神も感じられます。
内湯
まずは広めの内湯。意外と深いので気をつけてお入りください。(少しだけ塩素の臭いがしました。)
標高1,500mの展望露天風呂へ
凍りついたドアをピシッと開けると、想像以上の絶景!八ヶ岳や金峰山、うっすら富士山なども見られます。
露天風呂は全部で3つ。青空のもと独泉させていただきました。
熱めの樽風呂とぬるめの角風呂。冷鉱泉なのでどちらも加温しているかと思いますが、角風呂の方はかなりぬるいので人がいない時は源泉掛け流しなのかも・・?(どうなんでしょう)
一段下がってまた露天!
2つの露天から見下ろすと、1段下がった場所にもう1つの露天風呂!なぜか横にブランコベンチもあります。
熱めの大きな桶風呂から見る景色、プライスレス。これは1,000円払う価値が十分にあります。
テンション上がってベンチでぶらぶらしてました。日焼けしそう〜
コテージのベランダのようなデザインも素敵。熱湯とぬる湯を往復すればいつまででも入っていられるちょうどよさでした。
さて「雲の助」を満喫した後は常盤館の大浴場も見に行きます。
一階の大浴場へ
常盤館の大浴場。駐車場に面しています。脱衣所も広くて綺麗で使いやすかったです!
菱野温泉「常盤館」まとめ
登山電車で行く菱野温泉「雲の助」と「常盤館」。温泉そのものだけでなく、温泉に行く過程まで楽しめる、長野県でも有数の温泉施設だと感じました。
小諸市は温泉の質が高いですね!