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喬木村の青白く光る氷瀑を見に行こう|禍誤除けの滝

長野県南部、飯田市のすぐ北にある喬木村(たかぎむら)に美しい氷瀑の見られる場所があると聞いて行ってきました。「禍誤除け(かごよけ)の滝(かつては加護受けの滝)」と呼ばれ、禍(わざわい)や誤ちが起こらないように人々が祈ったと言い伝えられたことに由来しています。

禍誤除けの滝へのアクセスとマップ

天候がよければスニーカーでOKですが、冬場は積雪の状態などによって氷瀑までたどり着くのが困難になる恐れもあります。十分に注意し、防寒対策などしっかりして向かいましょう!

詳しいルートなどは、長野県魅力発信ブログ(公式)さんの記事:南信州の氷瀑「過誤除けの滝」を参考にいたしました。

【2019年1月現在】手前の道で工事をしていましたが、氷瀑までは行けます!

わたしが行った時は手前で「工事中 全面通行止」と書かれていました。諦めかけながら工事の方に声をかけたら、氷瀑までは行けますとのこと。

マップ

氷瀑までは山道を登ったり下ったり

駐車スペースからは細い遊歩道が続いており、ここがスタート地点!

心許ないロープを頼りに崖際の細道を登ります。

水のない川を2つ越え、ひらけた道に出ました。もう少しだけ登ります。

そして下り坂。徐々に水の音が聞こえてきます。完全結氷はまだかな・・?

禍誤除けの滝、発見!

下って行くに連れて、ガチガチに固まった氷瀑が姿をあらわします。

「うおおおおお!!すごい!!!」

上からつららのように垂れる氷と、下に溜まっていく氷が完全にくっつくと「完全結氷」になるそうです。1月下旬現在、完全結氷までもう一声といったところ。

滝下まで下りて氷瀑を見上げる

さらに川淵まで下りて氷瀑を見上げます。写真では小さく見えるかもしれませんが、かなりの迫力!

夏でも清涼感があるほど太陽の光が入ってこないため、非常に気温が低いです。少し歩くので脱ぎ着できるようにしつつ、温かい格好で訪れることをオススメします。

氷煙のごとく氷の中を流れ落ちる滝。着々と氷が育っています。

氷の下を脈打つように流れる川

波の流れがそのまま凍ったような氷の下を、気泡を含んだ水が脈打つように流れていきます。

浅い場所なら歩けるほどの分厚さ!

水に侵食された周りの地層も面白い

氷瀑そのものだけでなく、周りの地層や岩肌も興味深く見ました。

かつては水量も多かったのか、水による侵食の痕がいたるところに。ゴロゴロと転がっているのは花崗岩です。

氷瀑の下に腰掛け、コポコポと脈打つ川の流れに耳を傾けながらしばらくぼーっと過ごしました。冬の滝にはこんな楽しみ方があるのだと、改めて実感。

禍誤除けの滝 まとめ

取材・撮影は1月下旬でしたが、2月はもっと氷が増えて迫力のある姿が見られそう。

冬に楽しめる氷瀑は足元が悪く危険が伴うこともございます。最新の状況は観光協会などにお問合せいただき、くれぐれも怪我や事故のないようにお気をつけてご観光ください!

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