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雪山登山デビューにぴったり!ウワサのガトーショコラを臨む「黒斑山」

粉砂糖をふりかけたような「ガトーショコラ」こと浅間山を間近に拝める黒斑山(くろふやま)に登ってきました。青空のもと、どっしりと佇む浅間山。今回のコースは、その浅間山を横目に、まわりの山をまわってみるというものです。

shinshu♡sanpo*的、ゆる登山へ Let’s Go!

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黒斑山(くろふやま)とは?

黒斑山は真冬でも比較的、雪が少なく、景観も良いので人気があり、しっかりと踏み跡のある登山道。

登山靴にアイゼンという爪をつけているので、雪の上を歩くと“ザクッザクッ”と心地良く食い込んでくれます。これがなんともクセになる感覚!冬山をリピしたくなる理由のひとつです。

■所在地:長野県小諸市・群馬県嬬恋村
■標高:2,404m(登山口からの高低差:約596m)
■歩行距離:7.1km(蛇骨岳経由)
■消費カロリー:1,284kcal
■装備:アイゼン、スキーウエア・帽子・手袋等のスキーの格好、サングラス、そのほか通常の登山装備

※浅間山は活火山です。黒斑山は浅間山の外輪山のため、火山警戒レベル等を直前に確認し、安全が確保できる山行をしてください。

【気象庁】火山登山者向けの情報提供ページ

黒斑山登山スタート!

長野県小諸市の「高峰高原ビジターセンター」(冬季休業)の無料駐車場を利用しました。到着したのは朝の8時すぎころでしたが、駐車場はほぼ満車。ギリギリ停められました。

車坂峠の登山口は「高峰高原ビジターセンター」のすぐそば。そこからゆるやかな登山道が続いています。しっかりと踏み跡のある登山道なので、アイゼンをつけていれば、ある程度の坂はなんのその! おもしろいくらいにグングン登ったり下ったりできました。

30分ほど歩いたところで、さっそく視界がパッと開けました。アサマ2000のスキー場が見えます。

もう30分歩いたところにある避難用のシェルター近くまで来ると、チラッと浅間山が顔を覗かせます。もくもくと煙を吐いている……!あれは浅間山に間違いない!

そのすぐ先には「槍ヶ鞘」。

……えっ、読めない!「やりがさや」と読むそうです。ローマ字表記アリガトウ!オブリガード!ここまで来ると、はっきりと浅間山の姿を捉えられるようになりますね。

こちらが“山をやる人間”に定評のあるガトーショコラ。重厚感のあるチョコレートケーキに、やわらかな粉砂糖がかかっているようです。

絶景「トーミの頭(かしら)」へ

そこから数分。

「トーミの頭(かしら)」に着きました。この山はちょっと歩けば標識の棒、またちょっと歩いて標識の棒。フォトスポットが多いことがわかります。

と、ここで、“あーおなかすいた。よし立ったまま10分小休止”のモードに入りました。(「山と食欲と私」第1巻8ページ参照)

フォトスポットで休憩といたしましょう。冬なので、ミカンでビタミン補給。行動食を何にするか考えるのも山行の楽しみのひとつですね。

少し休んだら、もうひと踏ん張り。黒斑山の山頂はもうすぐです。

そういえば、この日は行動開始からサングラスをかけていました。登山では一年を通してサングラスを持っていたほうが良いですが、冬は特に真っ白な雪の照り返しでまぶしく感じます。

まぶしいと疲れやすくもなりますし、目の健康にも良くありません。夏より重要かも!準備の時にサングラスを忘れていないか要チェック!

今ままで見えていたものは「浅間山」ではない!?

「トーミの頭」から数分で、黒斑山の山頂に到着!

さて、みなさんお気づきだろうか。今まで見えていた「浅間山」は、噴火で崩れた際にできた“ふち?”“へり?”である「前掛山」の部分でした。黒斑山の山頂まで来ると、見えてくるのが浅間山の中心部分の噴火口です。

“ガトーショコラ”などと浮かれたことを言っていましたが、実際に煙があがっている噴火口を見ると、活火山であることを実感します。もし噴火すれば、その大きさによっては黒斑山まで火山灰が飛んでくるかもしれません。そう思うと、一気に畏怖の念を抱きますね。

黒斑山の山頂はわりと狭く、もはや通路。ということで、ちょっと足を延ばしてその先の「蛇骨岳(じゃこつだけ)」へ向かうことにしました。なんだか妖怪が出てきそうですね。

蛇骨岳は黒斑山より少し低い2,366m。15分ほどで到着します。蛇骨岳への道すがら、後ろを振り返ると、スノーモンスターになりかけの木々がそびえたっていました。もう少し歩いてからまた振り返ると「あれ?スノーモンスター成長してる???」(そんなはずない)。

さっきまであんなにすっきりとした青空が広がっていたのに、雪が降ってきました。
あやうく自分もスノーモンスターになるかと思いました。

黒斑山、下山!

かろうじて青空が見えているうちに撮れた、蛇骨岳付近からの浅間山。左側の噴火口がより見える角度までぐるっと回ってきたことになります。だいぶ吹雪になってきたので、蛇骨岳では、パパッとお昼のスープとおにぎりを食べて、さっさと下山しましょう。

トーミの頭まで戻ってくる頃には、あたりは真っ白。さすが山の天気は変わりやすいですね。

冬の黒斑山登山 まとめ

冬山の登山は、歩いて熱くなることと、気温や気候などにより寒くなることの繰り返しなので、“レイヤリング”で防寒対策を!“レイヤリング”とは、汗を吸収しやすい肌着などのベースレイヤーに加え、保温してくれる薄めのダウンでミドルレイヤーをつくり、スキーウエアなどのアウターレイヤーなど、性質の違う服を脱いだり着たりすること。服で上手にこまめに体温調節をしましょう。

できれば、グリーンシーズンにでも一度歩いたことがある山を選んだり、経験のある人と行動したりするのが理想です。雪山は、天候によって表情が一気に豹変します。

安全で楽しい山行を!

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