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「usuyaki×cafe 豆まめ」信州の郷土食、うす焼きを知っていますか?

こんにちは。朝を元気に過ごしたいあんころもちです。

みなさんは、松本に来たら何を食べるでしょうか。やはり、おやきやお蕎麦は有名ですよね。

もちろん、おいしいおやき、お蕎麦は松本にもたくさんあるので、後々ご紹介できたらと思っています。

しかし、こちらも知ってほしい。朝ごはんやおやつにぴったりな、うす焼きという郷土食を。

「豆まめ」へのアクセスと駐車場

中町通りから徒歩4分、繩手通りから徒歩3分。隣にはコインパーキングがあります。

店名(正式名称)usuyaki×cafe 豆まめ
所在地長野県松本市中央3-11-5
営業時間9:00〜19:00(モーニング/9:00〜11:00)夏季・冬季変更あり
定休日火曜日・水曜日
公式HPhttps://www.usuyaki-mamemame.jp/index.html
駐車場無し(隣にコインパーキングあり)

うす焼きとは?

うす焼きとは、小麦粉を水で溶いて味付けし、残りごはんや煮豆、さつまいも、カボチャなど、身近にある食材を入れて焼いたもの。といいましても、家庭ごとに味付けや入れる具材、厚みも様々で、これがうす焼き!という絶対的なものはないそうです。信州では昔から、朝ごはんやおやつだけでなく、ごはんの補充としても食べられてきました。

「豆まめ」さんのうす焼きは、長野県産地粉100%、50%そば粉、米粉100%の3種類ありますが、人によっては小麦粉だけの生地、具材なしのうす焼きを砂糖醤油で食べることもあります。つまり、アレンジ自在の郷土食なのです。

店主のご夫妻は、もともと普通のカフェを経営していたそうですが、せっかくなら何か地元のものを提供したいと思ったそうです。そこで、奥様のおばあちゃん世代の方がよく作っていたうす焼きに注目し、「うす焼きカフェ」になりました。具材も日ごとに変わります。昨日の具材をまた食べたい。と思っても、次の日置いてないかもしれない。でも今日の具材もおいしい。という一期一会を大切にしています。

おしゃれな匂いのモーニング

かわいい看板が目印

女鳥羽川の傍に所在する小さなカフェ。最初は「うす焼き?なんだそれ?」と思いましたが、モーニングの看板につられてふらふら中へ。モーニングのほかにも、ランチやセットメニューもあるようです。

モーニングで野菜をたくさん取れそうです。このラインナップで500円とは、お手軽だと思っています。

「豆まめ」さんで使われている野菜は、奈川にある「豆まめファーム」で店主ご夫妻が丹精込めて育てたもの。とっても新鮮です。

「豆まめ」のメニュー

ドリンクメニューの甘酒も気になります、、、

うす焼きの種類は、花豆やお芋が使われたお食事系、りんごシナモンなどの甘い系など豊富です。モーニングでは、置いてあるうす焼きの中から1つ選んで、店内で焼いていただきます。

うす焼きモーニングとお持ち帰り

見てるだけで健康体になった気分です。

こちらがモーニングセットです。この日はクレソンが採れたらしく、サラダの中にサービスしていただきました。ラッキーです。

もう既にわかる、お豆のゴロっと感とえごま。

うす焼きは花豆とえごま入りのものをチョイス。涼しくて標高の高い地域でしか花豆は採れないそうです。注文すると焼きなおして提供してくださるので、あったかい状態で楽しめます。ちなみに、こちらのうす焼きは米粉100%で作られています。他のうす焼きは小麦粉です。

食べてみると、外側サクサク、中もちもち。かみしめるほどに、生地のほんのりとした甘味が溢れてきます。

そして何といっても、花豆の存在感がすごいです。生地の甘さとはまた違う、ほくほくとした甘味です。

野菜がこれでもかと入ったスープ。野菜だけかとおもったら、中にお肉も隠れていました。お肉のうまみがスープに溶け込み、じっくり煮込まれた野菜たちと一緒に身体を温めにきてくれます。

人参サラダ、クレソンつき。人参って味の主張が強すぎて、他の具材の味を打ち消してしまうようなものがたまにありますが、このにんじんはそんなことなく控えめで、それでいて自分の存在を消すこともない、お上品なお方です。

クレソンはシャキシャキ。あまり食べる機会がないので、特別感倍増です。

左は大根のお漬物だとわかるのですが、右は何だ?と思ったら、カリカリ梅でした。大根はさっぱり、梅は酸味の少ない、食べやすいお漬物です。

すっかりうす焼きの虜になってしまった私。

3人組を連れ帰りました。

こちらはさつまいも・かぼちゃ・チーズのうす焼き。レンジで温めることもできますが、フライパンで焼き直しました。

芋の主張。

相変わらずのごろごろ具材。しかも根菜2種類とチーズ。

さつまいもとかぼちゃの優しい甘みがたまりません。チーズもそれを邪魔しないでくれています。カリカリもちもちは若干再現できたものの、やはりお店で食べたようなカリッと感は出せませんでした。

さつまいもと新しょうがのうす焼き。この組み合わせ、あまり聞いたことないので楽しみです。

さつまいもの甘みは言わずもがな。そこにほどよくしょうがのアクセントが加わって、全体が締まっています。

こちらは花豆とよもぎ。花豆のファンになりました。

個人的に花豆のうす焼きが一番おススメです。お豆のほくほく感、最高です。よもぎの春らしい風味ともケンカしません。平和な世界観です。

「豆まめ」まとめ

松本の名物はおやき、お蕎麦だけじゃないです。具材によって様々な人の好みに合わせやすい、カリもちな絶品郷土食うす焼き、一度味わってみてください。ちなみに私は一度で虜になりました。

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