信州まつもと空港は、長野県で唯一の空港です。日本一標高の高い場所にあり、2022年現在、福岡、札幌（新千歳）、神戸と３つの国内線が就航しています。
神戸出身長野県在住の筆者が信州まつもと空港からFDAに乗って神戸に行ってきた体験レポートをお届けします！2019年10月に運航を開始した神戸便。ずっと乗ってみたかった憧れのFDA（フジドリームエアラインズ）での帰省に成功しました！2022年3月下旬、大雪の日でした。
信州まつもと空港へのアクセス
信州まつもと空港へは、車かシャトルバスがおすすめ。松本駅向かいの松本バスターミナルより、エアポートシャトルが出ています。今回は車でサクッと目の前の駐車場へ。
3月下旬なのに大雪！飛行機は飛ぶのか・・？！
朝から大雪と視界不良により、欠航の可能性があったこの日。公式ページの画面を見ると、どうやら福岡空港から到着予定の飛行機が松本空港へ着陸できるかどうかが鍵となっているようです。
画面を何度もリロードしつつ、ひとまず信州まつもと空港を探索します。
うわあ〜、ドラマ『大空港2013』で見た景色だ！と興奮を隠せません。信州まつもと空港がメインロケ地となった三谷幸喜監督の作品です。そういえばこのドラマも、羽田着陸予定のFDAが天候不良のため急きょ松本空港に着陸することになったシーンからスタートしますね。
ひとまず「レストラン城下町」で小休憩
出発の目処が立たないので、とりあえず休憩がてら「レストラン城下町」へ。ここにも来てみたかったのです。午前中から白ワインをいただきつつ、空港カード？もゲットしました。どうやら空港内で何かを体験するともらえるシステムになっているようです。
飛行機が到着しないまま搭乗ゲートへ
出発15分前になっても何の案内もなかったものの、到着できないのであればアナウンスがあるはずであると、ひとまず搭乗ゲートへ。10時20分発の予定でしたが、30分になってもアナウンスはありません。
がんばれ！着いてくれ！
40分、徐にアナウンスが流れました。「無事に到着いたしました！」。
「おお〜〜」と、待合室に拍手が起こります。乗客に一体感が生まれた瞬間でした。こんなに視界・天候不良の中でも欠航しないFDAの技術力に感服します。
55分のショートフライト
結局１時間弱ほど遅れての出発となりましたが、神戸までは55分。あっという間です。機内食は静岡産の銘茶とシャトレーゼのレーズンチョコレート。
あっという間に神戸空港到着！
大雪の松本から曇り空の神戸へ。
ちょうどお昼の時間なので、ポートライナーでサクッと三宮駅まで向かいます。
神戸観光なら「三宮」を拠点に！
ここからは少しだけ、神戸出身者がおすすめする神戸観光のポイントをご紹介します。1泊〜2泊ほどのショートステイなら、神戸空港や他エリアへのアクセス抜群な「三宮駅周辺」を拠点にしてはいかがでしょうか？
神戸空港から三宮駅までは、ポートライナーで1本！さらに阪神、阪急、地下鉄などが揃っており、観光の拠点にうってつけです。
三宮ではショッピングを楽しめるほか、南京町の「中華街」や「旧居留地」など徒歩圏内に見どころがたくさん！神戸スイーツのお店でお土産を買ったりスイーツめぐりしたりするのも良いでしょう。
歴史に興味のある方はちょっと足を伸ばして世界遺産の姫路城見学もおすすめ！明石で明石焼（玉子焼き）を食べるのも良いかもしれません。
何日いても飽きない神戸周辺ですが、お好みに合わせてプランを組み立ててくださいね。
神戸空港から信州まつもと空港へ
神戸観光を楽しんだ後は、ポートライナーに乗って神戸空港へ。帰路に着きます。2階にはレストランが何軒かあるため、時間がある方はお腹を満たして帰ってもOK。
帰路は晴天！北アルプスや富士山を見下ろす
帰りは緑色の機体でした。雲もほとんどなく、往路のように小さな機体が激しく揺れることはありませんでした。途中に富士山や北アルプスも見下ろしつつ、快適な空の旅が終了。
長野県在住者でも利用率はあまり高くない信州まつもと空港ですが、とっても便利なので機会があればぜひ利用してみてくださいね。