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池が生まれる⁈地元民も知らない「池生神社」と神秘の社叢を見に行こう|塩尻市本山

今回ご紹介したいのは、長野県塩尻市にある池生(いけおい)神社です。

塩尻市の南方に位置する「本山(もとやま)」という地区にあります。

元は中山道の本山宿という宿場町で、地区の中心街には本陣跡も残っています。

そんな本山地区の西側に見つけたのが池生神社。

神社のお名前からして「ちょっと気になる」雰囲気を醸し出していますよね。

池生神社へのアクセス

電車だと日出塩駅が最寄りになるかと思いますが、今回は車で伺いました。

神社の手前に数台分の駐車スペースがあります。

池生神社の社叢は塩尻市の天然記念物

まず見えてくるのは、神社を覆い隠すかのように生い茂る木々。

神社周辺の林は約130種の植物が確認されており、植林などもされていないため、「手付かずの自然」を残す貴重な社叢なのです。

「池生神社の社叢」として塩尻市の天然記念物に指定されています。

池生神社へ登ってみよう

最初、林がモリモリすぎて入口が分かりませんでした。

看板よりもいくらか左側に階段を発見。登ります。

手水も発見。お水が出ている時もあるみたい。

わあ、と声をあげたのが鳥居周辺の青々とした景色と清涼な雰囲気。

右手にはトチの巨木(多分)も見られました。

池生神社の拝殿

巨木に囲まれた拝殿がこちら。

小さな神馬や宝剣が奉納されています。

狛犬ちゃんは昭和後期のもの。お顔が大きい。

池生神社のお種池

地元では「池の権現様」とも呼ばれているらしい池生神社。

お種池という言い方が正しいのかは分かりませんが、境内には大きな池がありました。

透明すぎて池の底が見えます。

写真には上手く写りませんでしたが、イモリやイワナっぽいお魚などが見えました。

看板によると、養蚕や目の神様、雨乞いの神様として信仰されているそうです。

昔から大小数ヶ所に湧水があり、この水で目を洗うと痛む目も全快する霊力があるといわれていました。

境内のあちこちから水の音がして落ち着きます。

神社のすぐ向かいには犀川や千曲川(信濃川)に続く奈良井川が流れていますが、この辺りは水の流れが比較的穏やか。

池生神社(塩尻市)まとめ

塩尻市の池生神社をご紹介しました。

ちなみに同じ名前の神社が長野市や富士見町、上田市などにもあります。

富士見町は「池生(いけのう)神社」と呼び、こちらは大変歴史深い神社です。

神社の名前から周辺の環境や信仰がある程度想像できる、面白い社名だと思います。

皆さんも池生神社を見つけた際には、そんな視点で楽しんでみてくださいね。

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