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伝説と歴史が交差する「屋代神社(屋代城九の郭)」の春夏秋冬|千曲市

千曲市のスキマな絶景スポット「屋代神社(屋代城九の郭)」をご紹介します。

一度発見してからは、春夏秋冬訪れているお気に入りのスポット!

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山ん堂の鼻取り地蔵さんの看板を発見

しなの鉄道線屋代駅と屋代高校前駅の間、踏切を超えた先に大きく見えた「山ん堂の鼻取り地蔵さん」の説明看板。

なんだろうと車を停めて見ると、看板の裏には小高い丘(一重山)があり、その上には雨乞い祈願に使われたお地蔵さんを祀ったお堂があるのだと分かりました。

日照りの時にはこの鼻取り地蔵をお堂から引きずり下ろし、五十里(いかり)川の念仏土井に放り込み「雨降らせたまえ」と祈ったのだそうだ。

たびたび放り込まれたために鼻だけでなく両手や後背も欠けていました。

雨乞いのために川や井戸に放り込まれる狛犬や石仏に関する文献は見たことがあっても、こうして大切に保管されているものにはなかなかお目にかかれません。

さっそく参道らしき階段を上ると、成田山不動尊んお不動尊堂にツルッとした鼻取地蔵さんがたしかにいらっしゃいました。

さらに登ると「屋代神社」へ

道が続いていたのでさらに登ると、ふと山道が途切れて鳥居が見えます。

左右にひらけた丘の奥には、小さなお社が鎮座していました。

屋代氏の詰城である屋代城の「九の郭」であった場所。

千曲市街地を見下ろすと眼下にはしなの鉄道線、反対側には新幹線も通ります。

冬は一面銀世界、春には桃色ボンボンのような花を咲かせました。

思わずジャンプしたくなる、丘の上の小さな神社。

何はなくとも春夏秋冬美しい、スキマな絶景スポットです。

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