八ヶ岳山麓の別荘地としてラグジュアリーなイメージのある蓼科高原。今回ご紹介するのは、風情のある温泉宿「小斉(こさい)の湯」です。1905年に創業した老舗旅館。
現在宿泊サービスは行っておらず、日帰り入浴のみ可能。他の方のブログや公式サイトを読んでから行きましたが、情報が古くいろいろと異なる点もあったので参考にしていただければと思います!
目の前の駐車場に停め、館内へ。
露天風呂へは外階段を使って移動します。
露天が5つ、内湯が男女それぞれ1つずつ。貸切温泉もあり、楽しみ方はいろいろ。
昔の公式ページを見ると混浴露天「岩間の湯」もあったようですが、見当たりませんでした。次に行った時にしっかり確かめてこようと思います。
小斉の湯の基本情報とアクセス
店名 | 蓼科温泉 小斉の湯 |
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所在地 | 茅野市北山蓼科4035 |
電話番号 | 0266-67-2121 |
営業時間 | 8:00~20:00 |
定休日 | 無休 |
入浴料 | 大人700円、小人400円(貸し切り風呂40分間 通常料金+800円) |
温泉データ
泉質 | 酸性ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉 |
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泉温 | 62.6℃ |
加水 | あり |
加温 | なし |
還流 | 掛け流し |
マップ
まずは展望の良い「雲海の湯(女湯)」へ
階段を登り続けて「雲海の湯」へ。公式ページ(2014年以降更新なし)を見ると「仇討ちの湯」と書かれていました。
脱衣場や温泉から男湯が見下ろせて「覗かれるばかりでは不公平なのでたまには見下ろして見よう」というのが名前の由来だそうです。試しに下を覗きましたが、現在は屋根がつけられて「仇討ち」は叶わなくなっているみたい。
遠くに南アルプスを望み、夜明けには雲海も見られるとのこと。
左側はぬる湯、右側はあつ湯になっていました。ぬる湯は39〜40度くらい、12月の朝には少し寒く感じました。あつ湯は43度くらいかな?少し熱かったものの、交互浴には良い温度です。
蓼科温泉は、長野県では珍しい(おそらく唯一の)酸性泉。酸っぱかったです。
「森林浴の湯(女湯)」は冬季閉鎖中
階段を登って一番上にある「森林浴の湯」は、12〜3月まで冬季閉鎖となっています。冬は温度調節が難しいとのこと。
貸切の湯
フロントへあらかじめ申し出ると、貸切のお湯がいただけます。
内湯「岩風呂」
露天が有名な小斉の湯ですが、内湯もあります。湯船は2つありますが、温度の違いは感じませんでした。
奥に水が流れており、下に金魚が泳いでいました。念のため触って見ると、温泉ではなく普通のお水。公式ページには「宿の主人が金魚好き」と書かれていました。
【茅野市】蓼科温泉「小斉の湯」で5つの露天風呂を楽しもう。
蓼科高原の景色を味わいながら独特の酸性泉を味わえる蓼科温泉「小斉の湯」。秋は紅葉狩り、冬は雪見風呂がオススメですよ。今でも多くのファンを有し、歴史と風情を感じました。
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