【源泉掛け流し】信州人温泉マニアが選ぶ!長野県のオススメ極上湯

こんにちは、温泉マニア大学生の力路郎(@OfAdriatic10)です。

 

ここ信州に生まれてからおよそ20年、今まで本当にたくさんの温泉に行ってきました。その数は長野県内だけでも100湯を超えると思います。

温泉が身近にある環境で育った僕は、今では完全に温泉マニアとなってしまいました。僕のこれまでの人生は、信州の温泉によって作られてきたようなものです。

 

信州の温泉の魅力・・・それは何といっても、温泉のバラエティの豊富さではないでしょうか。信州には代表的な泉質のすべてが揃っています。こんなの、全国を見ても信州だけです。

 

温泉の湯使いの良さも自慢です。信州では、源泉掛け流しの新鮮なお湯を当たり前のように楽しめます。まさに正真正銘の天然温泉。これはすごく贅沢なことでしょう。

信州の温泉の魅力は語り尽くせません!

 

長野県の温泉地マップ

そもそも信州の温泉ってどこにあるの?

南部には大きな温泉地は少ないですが、ほぼ全市町村にあると言ってもいいほど、信州にはあちこちにたくさんの温泉があります。

信州の温泉地数は224ヶ所、245ヶ所の北海道に次いで日本第2位なのです。ちなみに温泉利用の公衆浴場数は、654ヶ所と日本一を誇っています。

 

ここは外せない!信州の人気温泉地トップ4

信州の温泉地といえばやっぱりここ!

「長野県の温泉に行きたいのだけど、いっぱいありすぎてどこが良いのか分からない…」

そんな方に特にオススメしたい、信州の人気温泉地トップ4をご紹介します。

野沢温泉(野沢温泉村)

雪国北信濃の有名温泉地「野沢温泉」。信州らしい素朴な情緒があふれる温泉街と、すぐ裏にある広大なスキー場が魅力です。冬場は海外からのスキー客でもたいへん賑わい、活気ある温泉街を楽しむことができます。

 

湯量豊富な野沢温泉には、地元の人たちによって大切に守られてきた13の共同浴場があり、観光客でも自由に外湯めぐりを楽しむことができます。アツアツの熱湯が冷えた身体をじんわりと暖めてくれます。

 

名物の「野沢菜漬け」や「あけび蔓細工」はお土産に欠かせません。野沢の源泉を使って作る温泉たまごも、ここの楽しみのひとつでしょう。古き良き湯治場のおもかげを残す温泉街、のんびりと湯めぐりしてみては。

 

渋温泉(山ノ内町)

信州屈指の大温泉地「湯田中渋温泉郷」。温泉郷内には個性豊かな9つの温泉があり、海外からの観光客も多い有名観光地となっています。渋温泉はその中心的な存在で、歴史あるレトロな温泉街はもはや現代では再現不可能です。

 

宿泊者限定で楽しめる九つの外湯めぐりも、渋温泉の楽しみ方の一つでしょう。夜の温泉街はノスタルジックな風情がたまりません。ここで過ごす一夜はきっと旅の良き思い出になるはずです。

 

街中のいたるところから湧き出る熱いお湯。石畳の温泉街に歴史ある木造旅館が建ち並ぶ風景。タイムスリップしたかのような気分になれる、信州を代表する人気温泉地です。

 

別所温泉(上田市)

数多くの神社仏閣があることから「信州の鎌倉」とも称される別所温泉。その歴史はかなり古く、信州最古の温泉といわれています。上田駅からローカル鉄道の別所線に乗ってすぐ。首都圏からのアクセスも良好です。

 

小ぢんまりとした信州らしい静かな温泉街。共同浴場が3つ、その他有名旅館などが多く建ち並びます。どこか懐かしく感じるような、ノスタルジックな風情が漂っています。

 

安楽寺や北向観音など、神社仏閣をめぐる街歩きも楽しみのひとつ。温泉街には至るところに足湯や飲泉所などもあって、一日温泉を満喫できる観光スポットです。

 

白骨温泉(松本市)

北アルプスの秘境、まさに深山幽谷という言葉が似合う場所にある白骨温泉。ここのブランドともいえる真っ白に白濁したお湯は、県内外によく知れ渡っています。有名な高級旅館が数多くある人気温泉地です。

 

お湯に含まれる石灰分が湯船に白く付着することから、もともと「白船」と呼ばれていたそうです。大きな露天風呂を持つお宿もたくさんあり、乳白色のお湯をのんびりと楽しむことができます。

 

周りの自然環境も抜群で、心の底から癒してくれる白骨温泉。四季折々の大自然が楽しめる乳白色の露天風呂、一度味わってみてはいかがでしょう。

 

一度は宿泊してみたい憧れの人気温泉旅館

せっかく信州に来たならば泊まりで楽しみたいもの。豪華な高級旅館から家庭的で素朴なところまで、自分に合うお宿がきっと見つかるはずです。

白骨温泉「泡の湯旅館」

泡の湯旅館は白骨温泉の中でも特に有名な老舗旅館で、名物の混浴大露天風呂は一度は入ってみたいと思う憧れの温泉です。四季折々の大自然を楽しめる乳白色の露天風呂。浸かっているだけで幸せな気持ちになります。

 

混浴とはいえ、お湯はしっかりと白濁しているので、女性でも比較的入りやすいでしょう。肩まで浸かれば安心。夜は露天風呂から星空を眺めることもできるので、宿泊してゆっくりと温泉を楽しみたいお宿です。

 

《温泉データ》

【白骨温泉 泡の湯旅館(あわのゆりょかん)】

泉質:含硫黄-Ca・Mg-炭酸水素塩泉(硫化水素型)

泉温:37.3℃

加水:なし

加温:なし(源泉浴槽)、あり(常時)

還流:掛け流し

 

住所:松本市安曇4181

電話: 0263-93-2101

料金:大人820円/小人510円

営業時間:10:30~13:30

定休日:公式ページ参照

公式ページ:http://www.awanoyu-ryokan.com/

 

白骨温泉「泡の湯旅館」の詳細レポはこちら。

 

上山田温泉「亀清旅館」

戸倉上山田の温泉街にある亀清旅館。館内はおしゃれで落ち着いた雰囲気です。近くには飲食店などもたくさんあるので、レトロな風情を楽しむ温泉街散策も満喫できます。

 

名物はご主人手造りの露天風呂。エメラルドグリーンに色付いた硫黄泉が満ちています。アルカリ性の肌に優しいお湯で、何度でも入りに行きたくなるような温泉です。他にも貸切露天風呂もあるので、宿泊してのんびりと楽しみたいお宿です。

 

《温泉データ》

【上山田温泉 亀清旅館(かめせいりょかん)】

泉質:アルカリ性単純硫黄泉

泉温:44℃

加水:なし

加温:なし

還流:掛け流し

 

住所:千曲市上山田温泉2-15-1

電話:026-275-1032

料金:大人500円

営業時間:要問い合わせ

定休日:不定休(要問い合わせ)

公式ページ:http://www.kamesei.jp/kannai.html

 

家族やカップルで楽しめる混浴・貸切温泉

家族で和気あいあいと、恋人と二人だけで温泉に入りたい!そんなときは混浴や貸切温泉に行ってみるのはいかが。

松川渓谷温泉「滝の湯」

高山村の松川渓谷沿いには数多くの温泉がありますが、その中で混浴を楽しめるのが滝の湯。自然石で造られた広い混浴露天風呂で、目の前を流れる松川のせせらぎを聞きながら入浴できます。

 

野趣満点の露天風呂ですが、女性はバスタオルを巻いて入れるので、カップルや夫婦にも大人気。白い湯の花が舞う絶景の露天風呂で、時間を忘れて思い思いに湯浴みを満喫できます。

 

《温泉データ》

【松川渓谷温泉 滝の湯(たきのゆ)】

泉質:Ca・Na-硫酸塩・塩化物泉、単純硫黄泉

泉温:64℃

加水:なし

加温:なし

還流:掛け流し

 

住所:上高井郡高山村奥山田3681-377

電話:026-242-2212

料金:大人500円/小人300円

営業時間:10:00~17:30

定休日:不定休

公式ページ:http://www.takinoyu.jp/

 

松川渓谷温泉「滝の湯」の詳細レポと高山村の観光情報はこちら。

 

七味温泉「恵の湯」

高山村の最奥にある秘湯として名高い七味温泉。恵の湯は、その七味の湯を日帰りで気軽に楽しめる施設です。目玉は何といっても開放感抜群の男女別露天風呂ですが、貸切風呂も2つあり、カップルや家族連れにも好評です。

 

お湯は白濁した濃厚な硫黄泉。大自然の中でゆっくり楽しめるのは、まさに露天の醍醐味でしょう。貸切風呂は別料金で、同じく露天風呂になります。この温泉を貸切で楽しめるのは本当にぜいたく。

 

《温泉データ》

【七味温泉 恵の湯(めぐみのゆ)】

泉質:単純硫黄泉

泉温:62.5℃

加水:なし

加温:なし

還流:掛け流し

 

住所:上高井郡高山村七味

電話:026-242-2921

料金:大人600円/小人400円、貸切露天40分 小1000円/中1500円

営業時間:10:00~17:30

定休日:不定休

公式ページ:http://www.keizantei.com/?page_id=20

 

七味温泉「恵の湯」の詳細レポはこちら。

 

ちょっとディープな温泉街で外湯めぐり

信州には地元に密着した共同浴場が多いのも魅力のひとつです。温泉街をディープに散策してみたり、外湯で地元の方とおしゃべりしてみたり。なにか新しい発見があるかもしれません。

浅間温泉「仙気の湯」

松本市郊外にある浅間温泉。信州屈指の古湯であり、地元の人からも愛されている温泉です。温泉街には多くの老舗旅館が建ち並び、地域に密着した飾らない雰囲気もここの魅力です。

 

浅間温泉には共同浴場が十数カ所ありますが、そのうち一般の人が立ち寄ることができるのは仙気の湯のみ。湯船が一つだけの小さな浴場ですが、お湯は源泉掛け流しの極上湯です。お風呂場では地元の方との話が弾みます。

 

《温泉データ》

【浅間温泉 仙気の湯(せんきのゆ)】

泉質:アルカリ性単純温泉

泉温:48.6℃

加水:なし

加温:なし

還流:掛け流し

 

住所:松本市浅間温泉3-4-22

電話:0263-46-5553

料金:大人400円

営業時間:6:30~20:00

定休日:不定休

公式ページ:http://www.asamaonsen.com/sotoyu/

 

下諏訪温泉「菅野温泉」

古くから諏訪大社の門前町であり、中山道と甲州街道の宿場町としても栄えた下諏訪。由緒ある建物が残る街並みにとけ込むように、町内には多くの温泉銭湯があります。

 

菅野温泉はマニアにおすすめの穴場スポット。年季の入った番台があったりと何もかもが昔のままで、訪れる人をノスタルジックな懐かしい気持ちにさせてくれます。

 

《温泉データ》

【下諏訪温泉 菅野温泉(すげのおんせん)】

泉質:Na・Ca-硫酸塩・塩化物泉

泉温:56℃

加水:あり

加温:なし

還流:掛け流し

 

住所:諏訪郡下諏訪町大社通3239-1

電話:0266-27-1076

料金:大人230円/小人110円

営業時間:5:30~22:00

定休日:なし

公式ページ:https://shimosuwaonsen.jp/item/751/

 

気軽に楽しめる掛け流しの本格派日帰り温泉

信州の日帰り温泉はレベルが高いです。街中にありながら天然温泉、しかも「掛け流し」で楽しめるところがたくさんあります。仕事帰りに、観光のついでに、気軽に立ち寄ってみては。

裾花峡温泉「うるおい館」

うるおい館は、長野市街地の中心部、県庁のすぐ近くにある温泉施設です。街中という立地からは想像できない、本格的な天然温泉を源泉掛け流しで楽しめます。早朝から夜遅くまで気軽に立ち寄れます。

 

写真提供:うるおい館公式Twitter

お湯は塩分を含んだしょっぱいもの。巨大な露天風呂に浸かって絶景を眺めていると、ここが長野市の街中であることをしばし忘れさせてくれます。一日温泉に入って寛げる、まさに街中のオアシスのような場所です。

 

《温泉データ》

【裾花峡温泉 うるおい館】

泉質:Na-塩化物泉

泉温:46.6℃

加水:なし

加温:なし

還流:掛け流し

 

住所:長野市妻科98

電話:026-237-4126

料金:大人670円(平日)、720円(土日祝)/学生割引510円/中学生510円/小学生200円/幼児100円

営業時間:10:00~23:00、6:00~9:00(朝風呂)

定休日:なし

公式ページ:http://www.uruoikan.com/

 

上山田温泉「湯の華銭湯 瑞祥」

日帰り入浴施設である湯の華銭湯 瑞祥では、気軽に上山田温泉の名湯を楽しむことができます。温泉の他にもお食事処や休憩室もあって、一日中いられる充実した施設。

 

お湯は上山田ならではの本格的な硫黄泉。青く色付いたお湯が広い湯船に満ちています。内湯の岩風呂も露天風呂も豪勢な造りで、日帰りでも高級旅館に泊まったような気分が味わえます。

 

《温泉データ》

【上山田温泉 湯の華銭湯 瑞祥 上山田本館(ゆのはなせんとう ずいしょう かみやまだほんかん)】

泉質:単純硫黄泉

泉温:45.5℃、44.8℃

加水:なし

加温:あり

還流:掛け流し(一部循環併用)

 

住所:千曲市上山田温泉2-18-8

電話:026-275-4321

料金:大人680円/小人350円/幼児100円/3歳以下無料

営業時間:9:00~25:00(平日)、6:00~25:00(土日祝日)

定休日:第3火曜日

公式ページ:https://zuisho.com/

 

上山田温泉「湯の華銭湯 瑞祥」の詳細レポはこちら。

 

歩いてしか行けない秘湯の絶景露天風呂

自分の足でしかたどり着けない山奥の秘湯。そんな野趣あふれる環境で楽しむ絶景露天風呂は、日ごろの疲れを一瞬で忘れさせてくれます。

地獄谷温泉「後楽館」

スノーモンキーで世界的にも有名になった地獄谷温泉。地獄谷には、猿が温泉に浸かる野猿公苑とは別に、一軒宿の後楽館があります。歩いてしか行くことができず、秘湯ムードが漂う良き風情のお宿です。

 

ここの目玉は何といってもワイルドな混浴露天風呂でしょう。驚くほど自然と一体化した造り。運が良ければ猿が入浴しに来ることもあり、猿との混浴という貴重な経験ができるかもしれません。

 

《温泉データ》

【地獄谷温泉 後楽館(こうらくかん)】

泉質:Na・Ca-硫酸塩・塩化物泉、単純硫黄泉

泉温:64.3℃

加水:あり

加温:なし

還流:掛け流し

 

住所:下高井郡山ノ内町平隠6818

電話:0269-33-4376

料金:大人600円/小人300円

営業時間:12:00~15:00

定休日:不定休

公式ページ:http://www.jigokudanionsen.com/

 

白馬鑓温泉小屋

北アルプスの白馬岳近くにある天空の秘湯「白馬鑓温泉」。夏の二ヶ月間だけ営業の山小屋にある絶景露天風呂です。ここにたどり着くためには、自分の足で登山をしなくてはなりません。まさに正真正銘の秘湯です。

 

雲より高いところにある絶景の露天風呂。山から湧き出た新鮮な硫黄泉が、疲れた身体をやさしく癒してくれます。苦労して山を歩いた分、最高の極上湯に出会うことができました。

 

《温泉データ》

【白馬鑓温泉 白馬鑓温泉小屋(はくばやりおんせんごや)】

泉質:含硫黄-マグネシウム・カルシウム-炭酸水素塩泉(硫化水素型)

泉温:43.1℃

加水:なし

加温:なし

還流:掛け流し

 

住所:北安曇郡白馬村北城字白馬山国有林

電話:0261-72-2002

料金:大人500円/小人300円

営業時間:要問い合わせ

定休日:夏季(7月下旬~9月下旬)のみ営業

公式ページ:https://www.hakuba-sanso.co.jp/category/hakubayarionsen/

 

白馬鑓温泉小屋の詳細レポはこちら。

 

【エリア別】本当にオススメしたい信州のマニアック極上湯13選

広い長野県は「北信・東信・中信・南信」と、4つのエリアに分けることができます。各地方ごとに個性豊かな温泉がいっぱい!

ここでは、僕がこれまで実際に訪れたことのある信州の温泉の中から、特にオススメな源泉掛け流しの極上湯をエリア別に合計13湯ご紹介します。マニア目線なのはご了承ください。

 

北信のオススメ温泉

長野県の北部、豪雪地帯である北信地方は、県内屈指の温泉密集地域です。野沢温泉・湯田中渋温泉郷といった2つの大温泉地を抱え、温泉街には多くの共同浴場が点在します。秋山郷や志賀高原などの山奥には秘湯が数多くあり、北信濃らしい静かな風情を味わえます。

長野市やその周辺地域では、個性豊かなさまざまな泉質のお湯が楽しめます。戸倉上山田温泉は県内では珍しい歓楽街であり、地元に密着した温泉銭湯も豊富です。また、高山村の松川渓谷にある温泉郷や、濃厚な松代温泉なども有名です。

 

野沢温泉「共同浴場」

信州を代表する有名温泉地「野沢温泉」。歴史ある湯治場の古湯で、北信濃らしい静かで素朴な雰囲気の温泉街です。

村内には13の外湯(共同浴場)があり、江戸時代から続く湯仲間という制度によって、地元の人たちに大切に守られています。観光客にも開放されており自由に入浴できますが、マナーを守り感謝の気持ちを忘れずに。

 

こちらは「大湯」。温泉街の中心部にあり、野沢温泉を代表する人気の外湯です。地元の方から観光客までいつでも賑わいます。

 

薄く緑に色付いた単純硫黄泉。立ち上る湯けむりが良き温泉情緒を出しています。野沢温泉の外湯はどこもけっこう熱いですが、しばらく我慢して浸かってみると、その熱さがだんだんと気持ちよく感じてきます。

 

こちらは「滝の湯」。温泉街から少し離れた高いところにあり、源泉も他の外湯のものとは違います。鄙びたタイル張りの浴槽に、鮮やかな緑色のお湯が満ちています。

 

こちらは「十王堂の湯」。木造の湯小屋が多い野沢温泉にあって、ここはコンクリート造りの質素な建物。これはこれで地元に密着した風情があり好きです。

 

以上、野沢温泉のオススメな共同浴場を3つ紹介しました。共同浴場は地元の人にとって生活に欠かせないものであり、大切な村の財産です。“もらい湯”の精神で外湯めぐりを楽しみましょう。

 

《温泉データ》

【野沢温泉 共同浴場(きょうどうよくじょう)】

泉質:単純硫黄泉、含石膏-食塩・硫黄泉、含芒硝-石膏・硫黄泉

泉温:40.2℃~86.9℃

加水:なし

加温:なし

還流:掛け流し

 

住所:野沢温泉村豊郷

料金:寸志

営業時間:5:00~23:00(4月~11月)、6:00~23:00(12月~3月)

定休日:無休

公式ページ:http://www.nozawakanko.jp/spa/sotoyu.php

 

屋敷温泉「秀清館」

長野県最北端の村「栄村」。この村の南部の地域は秋山郷と呼ばれ、日本の秘境100選にも登録される山奥の地です。ここ秋山郷には、個性豊かな温泉がいっぱい。その一つがこちら、屋敷温泉です。

 

屋敷温泉には旅館の秀清館があります。まさに秘湯の一軒宿といった趣き。大自然の中に佇むこの宿の自慢は、何といってもエメラルドグリーンの内湯とワイルドな露天風呂です。見ての通り、内湯のお湯はきれいな緑色!

 

露天風呂は混浴となっています。巨石で囲まれたワイルドすぎる造り。お湯は硫黄の香りがとても濃厚で、大きな湯の花も舞っています。大自然の中で浸かる露天は最高です。

 

お宿のすぐ横で源泉が湧出。トクトクと音を立てて湧いています。

 

秋山郷は平家の落人伝説も残る、日本屈指の山深い秘境の地。その飾り気の無さが、また大きな魅力の一つでしょう。

 

《温泉データ》

【屋敷温泉 秀清館(しゅうせいかん)】

泉質:硫黄泉

泉温:54℃

加水:なし

加温:なし

還流:掛け流し

 

住所:下水内郡栄村屋敷17599

電話:025-767-2168

料金:大人600円/小人300円

営業時間:11:00~15:00

定休日:不定休

公式ページ:http://www.syuuseikan.burari.biz/

 

屋敷温泉「秀清館」の詳細レポはこちら。

 

渋温泉「かめや旅館」

信州でも特に歴史のある人気温泉地「渋温泉」。石畳の道沿いには木造の老舗旅館が建ち並び、ノスタルジックな雰囲気が漂っています。

日帰りで渋温泉を楽しむなら、旅館の立ち寄り湯がオススメ。明治開業の老舗温泉宿「かめや旅館」なら、館内で5つのお風呂を湯めぐりできます。

 

こちらは自家源泉を使った「大浴場」。タイル張りの湯船が良い味を出しています。ほのかに硫黄臭のする透明でまろやかなお湯。

 

こちらは貸切で楽しめる「庭園露天風呂」。源泉は上流の地獄谷から引いたもので、鉄の香りがする渋温泉らしいお湯です。

 

こちらは「お座敷露天風呂」。ここも貸切で入ることができます。時間を忘れてゆっくり楽しめる貸切温泉はぜいたく。他にも「亀甲風呂」や「家族風呂」といった、貸切で楽しめる面白いお風呂がたくさんあります。

 

夜の渋温泉は昼間とはまた違った良い雰囲気。温泉街には9つの外湯があり、宿泊者ならどれでも自由に入ることができます。

 

《温泉データ》

【渋温泉 かめや旅館】

泉質:単純温泉、Na・Ca-塩化物・硫酸塩泉

泉温:49℃、55℃、82℃

加水:なし

加温:なし

還流:掛け流し

 

住所:下高井郡山ノ内町平穏2065

電話:0269-33-3585

料金:500円

営業時間:要問い合わせ

定休日:不定休

公式ページ:https://www.shibu-kameya.com/

 

渋温泉「かめや旅館」の詳細レポはこちら。

 

松代温泉「松代温泉公民館」

長野市郊外の松代町に湧く、県内屈指の強食塩泉「松代温泉」。真田家ゆかりのこの地は歴史も古く、武田信玄の隠し湯としても知られています。

松代温泉公民館は、松代温泉団地内にある文字通り地区の公民館を兼ねた珍しい温泉施設です。地元の人のみならず、誰でも入浴を受け付けてくれる穴場スポット。

 

お風呂は内湯だけのシンプルなものですが、とにかくお湯のインパクトが凄い!土のように茶色く濁り、強烈な鉄臭が香ります。舐めてみると海水のようにしょっぱい。

 

ゴテゴテの析出物にコーティングされ、原型が全く分からなくなった湯船。これはもはや“芸術”です。

 

お湯の濃さは見ての通り。透明度もほぼありません。この濃度からか湯上がりはとても暖まります。ここはいつ来ても地元の方々で大賑わい。こんな本格的な温泉が近所にあるなんて羨ましい限りです。

 

すぐ近くにある加賀井温泉「一陽館」もオススメ。個性的な泉質と独特の風情が人気で、全国から訪れる温泉ファンが後を絶ちません。

 

《温泉データ》

【松代温泉 松代温泉公民館(まつしろおんせんこうみんかん)】

泉質:含鉄-Na・Ca-塩化物泉

泉温:45.2℃

加水:なし

加温:なし

還流:掛け流し

 

住所:長野市松代温泉151-2

電話:026-278-7755

料金:大人250円/小人50円

営業時間:15:00~20:30

定休日:なし

 

松代温泉「松代温泉公民館」の詳細レポはこちら。

 

新戸倉温泉「戸倉国民温泉」

信州で唯一ここだけと言ってもいい歓楽街系温泉「戸倉上山田温泉」。ネオン輝く夜の街というイメージが強いですが、ここの温泉の魅力は何といっても“お湯そのもの”。

低料金で入れる温泉銭湯もいっぱい。戸倉国民温泉は、ノスタルジックな気持ちを掻き立てられる古き良き公衆浴場です。

 

地元の人に大人気。毎日入りに来るという方も多いそうです。まさに地元密着型の温泉銭湯。

 

ほのかに硫黄臭の香るマイルドなお湯が、タイル張りの湯船に満ちています。贅沢にたっぷりと掛け流されており、泡付きもあることから新鮮さが分かります。

 

脱衣所には「ほんものの温泉」と書かれた看板が。ここの温泉は浴槽だけでなく、洗い場のシャワーやカランにまで源泉が使われています。なんという贅沢な湯使い。飲泉もできるみたいで、大きなペットボトルにお湯を汲んで持ち帰る人もいるそうです。

 

戸倉国民温泉をはじめ、戸倉上山田には何か人を引きつける魅力があるように感じます。長野市からも上田市からもすぐ、上質なお湯が楽しめる戸倉上山田は温泉天国です。

 

《温泉データ》

【新戸倉温泉 戸倉国民温泉(とぐらこくみんおんせん)】

泉質:アルカリ性単純温泉

泉温:38.5℃

加水:なし

加温:あり(常時)

還流:掛け流し

 

住所:千曲市戸倉芝宮2228-2

電話:026-275-0457

料金:大人300円/小学生120円/幼児無料

営業時間:8:45~21:45

定休日:第1火曜日

公式ページ:http://www016.upp.so-net.ne.jp/kokumin-spa/

 

新戸倉温泉「戸倉国民温泉」の詳細レポはこちら。

 

北信のその他のオススメ温泉はこちら。

 

東信のオススメ温泉

首都圏からのアクセスも便利な東信地方には、歴史のある古湯が数多く点在します。上田市の別所温泉や鹿教湯温泉をはじめ、青木村の田沢温泉や沓掛温泉などは、信州らしいのどかで落ち着く雰囲気が漂います。どこか懐かしいような気持ちになれる、そんな素朴な温泉地です。

 

別所温泉「共同浴場」

上田市郊外の山裾にある別所温泉は、信州最古の温泉ともいわれる古湯です。北向観音や安楽寺をはじめとする古い神社仏閣が数多くあり、周辺の塩田平と一緒に「信州の鎌倉」とも称されています。

ここ別所の温泉街には、計3つの共同浴場があります。いずれも150円と格安で、気軽に源泉掛け流しの名湯を楽しめます。

 

こちらは「大湯」。旅館街からは少し外れたところにあるものの、中はけっこう広く、風情のある立派な造り。

 

大湯には内湯の他にも露天風呂があります。薄緑色に色付いた硫黄泉が贅沢に掛け流し。シンプルな浴室ですが、お湯そのものを楽しむには良い環境でしょう。

 

もう一つオススメしたいのが「大師湯(たいしゆ)」。小さな湯船が一つだけの、これぞ共同浴場といった感じのシンプルな施設。素朴な外観の建物が大好きです。

 

タイル張りの湯船に、勢いよくドバドバと新鮮なお湯が注がれています。飲んでみるととても美味しいまろやかな味。別所の共同浴場で最もお湯が良いのはここでしょう。

この極上湯にたったの150円で入れるのは、さすが信州最古の名湯といったところ。

 

《温泉データ》

【別所温泉 共同浴場(きょうどうよくじょう)】

泉質:単純硫黄泉

泉温:50.7℃(大湯)、44.9℃(大師湯)

加水:なし

加温:なし

還流:掛け流し

 

住所:上田市別所温泉214(大湯)、上田市別所温泉1652-1(大師湯)

電話:0268-38-5750

料金:150円

営業時間:6:00~22:00

定休日:第1・3水曜日(大湯)、第1・3木曜日(大師湯)

公式ページ:http://www.bessho-spa.jp/sight/spa.html

 

別所温泉「大師湯」の詳細レポはこちら。

 

田沢温泉「有乳湯」

上田市西部の小さな村「青木村」には、山あいにある二つの素朴な温泉地が存在します。その一つである田沢温泉は、島崎藤村の『千曲川のスケッチ』にも紹介された歴史ある名湯。静かな温泉街の中心には、地元の人で賑わう共同浴場の有乳湯(うちゆ)があります。

 

子宝を授かり、乳の出が良くなるお湯として知られることから、「有乳湯」と呼ばれるのだそう。およそ40℃程のぬる湯が、加温されることなくそのまま注がれています。

湯量も豊富で浴槽の縁から豪快に掛け流し。ちょっと浸かっただけで全身が泡まみれになる、それくらい新鮮なお湯です。

 

低温の別源泉を使った掛け湯は、うっすらと緑色に色付いています。ほんのりと香る硫黄臭、肌がツルツルになるアルカリ性泉、夏場でも長湯ができてしまう適温のぬる湯。ここのお湯は信州でもトップクラスの良泉だと思います。とにかく素晴らしいの一言。

 

田沢温泉は鄙びた温泉街の風情もたまりません。石畳の道の両側には木造建築の老舗旅館が建ち並び、静かな湯治場の風情を色濃く残しています。

 

これぞ信州の温泉地といった感じの落ち着いた雰囲気に癒されます。日常から離れて、時間を忘れて、ひとり静かに湯治を楽しむ・・・そんな旅にピッタリではないでしょうか。

 

《温泉データ》

【田沢温泉 有乳湯(うちゆ)】

泉質:単純硫黄泉

泉温:40.2℃

加水:なし

加温:なし

還流:掛け流し

 

住所:小県郡青木村田沢2698

電話:0268-49-0052

料金:大人200円/小人100円

営業時間:6:00~21:30

定休日:なし

公式ページ:http://www.vill.aoki.nagano.jp/assoc/hotsprig/hotspring2.html

 

田沢温泉「有乳湯」の詳細レポはこちら。

 

東信のその他のオススメ温泉はこちら。

 

中信のオススメ温泉

目の前に雄大な北アルプスがそびえる中信地方。小谷村や白馬村、大町市といった地域では、泉質に特徴のある山岳地帯の温泉が多いです。野趣あふれる環境の中でお湯を満喫できます。

松本市は西には白骨温泉や乗鞍高原温泉といった濃厚な硫黄泉が、東には浅間温泉などの名湯が存在します。その他、安曇野や木曽でも個性的な良泉が楽しめます。

 

小谷温泉「山田旅館」

素朴でマニアックな温泉がたくさんある信州北部の小谷(おたり)村。この村のさらに奥地、名峰「雨飾山」の登山口近くにあるのが小谷温泉です。

数年前までは3軒の旅館があったものの、現在では山田旅館のみが営業しています。江戸末期に善光寺の宮大工によって建てられたという本館は、驚くほどに年季の入った風情で一見の価値アリです。

 

浴室も脱衣所からすべてが昔のまま。別館の方には眺望の良い新しい露天風呂もありますが、本館の元湯にこそ山田旅館の魅力が詰まっています。

 

茶褐色に濁る重曹泉が打たせ湯のように注がれています。深めの浴槽は妙に安心感があって極楽。お湯を飲んでみると鉄の味がしました。寒い時期でもじんわりとよく温まりそうです。

 

浴室の端には柱状になった巨大な析出物の塊が置かれていました。ここからも小谷温泉のお湯のチカラを感じます。

 

長年の厳しい風雪にも耐えてきた山奥の木造旅館。どこか懐かしく思う、ホッと落ち着ける空間です。時間が止まったかのような良き風情をここでは味わえます。

 

《温泉データ》

【小谷温泉 山田旅館(やまだりょかん)】

泉質:Na-炭酸水素塩泉

泉温:48℃

加水:なし

加温:なし

還流:掛け流し

 

住所:北安曇郡小谷村中土18836

電話:0261-85-1221

料金:大人500円/小人300円

営業時間:10:00~15:00

定休日:なし

公式ページ:http://otari-onsen.net/

 

小谷温泉「山田旅館」の詳細レポはこちら。

 

白馬八方温泉「おびなたの湯」

世界的にも有名な山岳リゾートである白馬。個性的な温泉が多いこの地の中でも、特に変わった温泉が白馬八方温泉です。

pH11以上という日本屈指のアルカリ度を持つ温泉であり、「美肌の湯」としても知られています。おびなたの湯は、その珍湯を野趣あふれる露天風呂で楽しめる施設です。

 

きれいに透き通った強アルカリ性温泉が注がれています。浸かれば分かるその凄さ。肌のツルツル感はダテではなく、もはや角質が溶けていくかのような感覚です。露天風呂の醍醐味といえる開放感も素晴らしく、北アルプスの山々を眺めることができます。

 

巨岩の上から流し込まれる源泉。このワイルドさがたまりません!

 

おびなたの湯の源泉には天然水素が溶存しているらしく、飲泉などで健康に良い効果をもたらすそうです。売店には温泉ミストや温泉ウェットティッシュなども売られていました。

 

口コミで徐々に評判が広がりつつあるおびなたの湯。特殊な強アルカリ性のお湯はもちろん、大自然に囲まれた野趣満点の露天風呂も大きな魅力でしょう。

 

《温泉データ》

【白馬八方温泉 おびなたの湯】

泉質:アルカリ性単純温泉

泉温:52.4℃

加水:なし

加温:なし

還流:掛け流し

 

住所:北安曇郡白馬村北城9346

電話:0261-72-3745

料金:大人600円/小人300円

営業時間:9:00~18:00(夏期)、10:00~17:00(冬期)

定休日:12月中旬~1月中旬、4月上旬

公式ページ:http://hakuba-happo-onsen.jp/obinatanoyu/

 

白馬八方温泉「おびなたの湯」の詳細レポはこちら。

 

湯俣温泉「晴嵐荘」

大町市を流れる高瀬川上流の奥地、湯俣温泉は北アルプスの歩いてしか行けない秘湯中の秘湯です。車で行けるのは高瀬ダムまでで、そこからおよそ10km、自分の足で歩いて辿り着かなくてはなりません。湯俣温泉には温泉付きの山小屋「晴嵐荘」が営業しています。

 

晴嵐荘のお風呂は男女別の小さな内湯が一つのみ。年季の入ったタイルの浴槽に、青白く光る神秘的なお湯が満ちています。極上の濃厚な硫黄泉が縁からザバザバと掛け流し。

このお湯さえあればもう何もいらない。たくさん歩いた分、本当に気持ちよく感じる温泉です。

 

晴嵐荘からさらに上流に歩くと、河原に温泉が自然湧出する野湯があります。しかし、辿り着くまで想像以上に険しい道を歩かなくてはなりません。

 

崩れかけの吊り橋を渡ったり、断崖絶壁の道なき道を歩いたり。最後には流れの強い川を渡って、いよいよ国の天然記念物に指定されている噴湯丘(ふんとうきゅう)が見えてきます。

 

ここから温泉が湧出しており、長い年月をかけて温泉成分の塊が作られました。川には湧出した硫黄泉が流れ込み、青白く染まり、神々しささえも感じる光景。噴湯丘はまさに自然が作り上げた芸術作品です。

 

河原に自作の露天風呂を作って、温泉に浸かることもできます。温度調節は難しいですが、目の前の三俣蓮華岳に沈む夕日を眺めながらの露天風呂、この上ないぜいたくな時間でした。

 

山で浸かる温泉は最高に気持ち良いものです。歩いてしか行けない所だったらなおさらでしょう。湯俣温泉まで辿り着くのは大変ですが、その分たくさんの感動にきっと出会えるはずです。

 

《温泉データ》

【湯俣温泉 晴嵐荘(せいらんそう)】

泉質:単純硫黄泉

泉温:48℃

加水:なし

加温:なし

還流:掛け流し

 

住所:大町市平高瀬入国有林2118

電話:090-5535-3667

料金:500円

営業時間:昼~夕方

定休日:冬期(10月中旬~6月末)

※山小屋のため要確認

 

湯俣温泉「晴嵐荘」の詳細レポはこちら。

 

乗鞍高原温泉「山栄荘」

松本市西部の乗鞍高原には素晴らしい硫黄泉があります。近くにある名湯・白骨温泉に負けない極上湯の乗鞍高原温泉。山小屋風の素朴な造りが印象的な温泉宿「山栄荘」では、その硫黄泉を日帰り入浴で気軽に堪能できます。

 

まるでミルクのように白濁した濃厚な硫黄泉。ほのかに酸味もある本格的なお湯です。東北の湯治場を思い出す落ち着いた風情もたまりません。

 

乗鞍高原の清涼な空気に包まれて、開放感ある露天風呂を楽しむこともできます。巨石に囲われた野趣あふれる造り。ついつい長湯してしまいます。

 

宿の裏庭からは雄大な乗鞍岳も望めます。この自然環境の中で浸かる温泉はやっぱり贅沢。

 

同じ乗鞍高原にある「せせらぎの湯」もオススメ。清流沿いにある無料で開放された湯小屋で、乗鞍高原温泉ならではの乳白色のお湯を楽しめます。マナーを守り感謝して入浴したいところです。

 

《温泉データ》

【乗鞍高原温泉 山栄荘(さんえいそう)】

泉質:単純硫黄泉(硫化水素型)

泉温:50℃

加水:なし

加温:あり(冬期のみ)

還流:掛け流し

 

住所:松本市安曇4085-68

電話:0263-93-2715

料金:大人500円/小人300円

営業時間:9:00~21:00

定休日:不定休

公式ページ:http://saneiso.com/

 

乗鞍高原温泉「山栄荘」の詳細レポはこちら。

 

南信のオススメ温泉

長野県南部の南信地方は、諏訪地域を除くと温泉地は少なめです。諏訪湖周辺には、上諏訪・下諏訪温泉といった歴史ある大温泉地があり、地元に密着した共同浴場も多いです。

八ヶ岳の麓の蓼科には、冷鉱泉の湧く山小屋もいくつかあり、いずれも秘湯の趣が漂っています。貴重な足下湧出温泉など、個性豊かな温泉がそろいます。

 

上諏訪温泉「大和温泉」

80を超える共同浴場があると言われる上諏訪温泉。そのほとんどが地元の人専用で、観光客などの外来者は入浴ができません。

そんな中、誰でも入浴を受け入れてくれるのが大和温泉です。入り口がかなり狭く、まるで秘密基地の入り口のような雰囲気。

 

美しいエメラルドグリーンの硫黄泉です。アルカリ性でトロリとしたなめらかなお湯。狭いながらもゴージャス気分が味わえます。ステンレス製の湯船と緑色の丸タイルもステキ。

 

壁にはたくさんの魚の模型があって、中にはあのシーラカンスも混じっていました。住宅地の中にありながら、まるでここだけが別世界のような雰囲気です。

 

湯上がりは中庭でいっぷく。地元の常連さんたちも次々と入りに来ていて、愛されている人気の温泉なのだと分かりました。

 

諏訪の街中を歩いていると、至るところで地元の人専用の共同浴場を目にします。それだけ温泉が地域の人にとって欠かせない存在だということですね。

 

《温泉データ》

【上諏訪温泉 大和温泉(やまとおんせん)】

泉質:単純硫黄泉

泉温:69℃

加水: なし

加温:なし

還流:掛け流し

 

住所:諏訪市小和田17-5

電話:0266-52-3659

料金:大人300円/小人130円

営業時間:7:00~22:00

定休日:なし

 

上諏訪温泉「大和温泉」の詳細レポはこちら。

 

奥蓼科温泉郷「渋御殿湯」

茅野市の八ヶ岳山麓にある奥蓼科温泉郷、その最奥に佇む一軒宿が渋御殿湯です。「御殿湯」という名称の通り、諏訪藩の歴代の殿様に親しまれたお湯だそう。八ヶ岳登山の拠点としても利用されていますが、ここは“お湯そのもの”のレベルがとにかく高いです。

 

渋御殿湯には浴室が男女それぞれ2つありますが、こちらがオススメしたい名物の「東の湯」。

手前の浴槽が全国的にも珍しい足下湧出なのです。お風呂が源泉の上にあり、底から新鮮なお湯がブクブクと湧いてきます。まるで天然のジャグジーのようで気持ちいいと同時に、温泉の自然のパワーを身をもって体感できます。

 

表面が波打つレベルで、大量のお湯が底から自噴しています。泉温は31℃と夏場は最高に気持ち良いぬる湯。強い硫黄の香りとピリッとする酸性のお湯がまた素晴らしいです。

 

足下湧出の動画はこちら。

 

木造の鄙びた浴室の風情もたまりません。足下湧出の浴槽の他にも、26℃の冷たい源泉のものや、42℃に加温したものもあります。どれもそれぞれ魅力のあるお風呂で、3つを交互浴しているともう止められなくなります。

 

周りの自然環境も抜群。温泉に入って、部屋で休んで、八ヶ岳の森を歩いて、また温泉に入る。湯治として数日間ゆっくりと滞在してみたい・・・そんなステキな温泉宿でした。

 

《温泉データ》

【奥蓼科温泉郷 渋御殿湯(しぶごてんゆ)】

泉質:単純酸性硫黄泉(硫化水素型)

泉温:31℃、26℃

加水:なし

加温:なし(一部あり)

還流:掛け流し

 

住所:茅野市北山奥蓼科5520-3

電話:0266-67-2733

料金:大人1000円/小学生800円/幼児500円(西の湯のみ)、大人2000円(部屋休憩・東西ともに入浴可)

営業時間:10:00~15:00

定休日:なし

公式ページ:http://www.gotenyu.com/

 

信州は温泉大国!魅力は語りきれない

以上、信州人温泉マニアの僕が勝手に選んだ、長野県のオススメ温泉をいくつか紹介してみました。正直、どれを選ぼうか本当に悩みました。信州は極上湯だらけです。

これらの温泉に共通すること。それは「源泉掛け流し」です。地中から湧き出たお湯が、人の手によって加工されることなく、そのままの状態で注がれ捨てられる。

これは当たり前のことのように見えて、実はぜいたくな使い方なのです。僕は、温泉はお湯の新鮮さが命だと思っています。

もしこれを読んで、信州の温泉に行ってみたい!そう思っていただけたら幸いです。

 

こんなマニアックな特集記事もあります!

 

【連載】教えたいけど知られたくない!信州のスキマ温泉めぐり

長野県の温泉地数は224ヶ所、245ヶ所の北海道に次いで日本第2位!ちなみに温泉利用の公衆浴場数は、654ヶ所と日本一を誇っています。

信州の温泉地といえば野沢温泉や渋温泉、別所温泉や白骨温泉などが有名ですね。

この特集ではスキマメンバーの力路郎さんが、少し変わった温泉地をさまざまな視点からご紹介します。

 

 


長野県のオススメまとめ記事はこちら!

長野県のオススメ極上湯をエリア別にご紹介。

長野県のにごり湯を色別にご紹介。

マニアが選んだ信州の定番観光スポット15選

絶景が見られる信州の神社とお寺16選

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