【源泉掛け流し】信州人温泉マニアが選ぶ!長野県のオススメ極上湯

 

こんにちは、温泉マニア大学生の力路郎(@OfAdriatic10)です。

 

ここ信州に生まれてからおよそ20年、今まで本当にたくさんの温泉に行ってきました。その数は長野県内だけでも100湯を超えると思います。

温泉が身近にある環境で育った僕は、今では完全に温泉マニアとなってしまいました。僕のこれまでの人生は、信州の温泉によって作られてきたようなものです。

 

信州の温泉の魅力・・・それは何といってもバラエティの豊富さではないでしょうか。信州には代表的な泉質のすべてが揃っています。こんなの、全国を見ても信州だけです。

 

温泉の湯使いの良さも自慢です。信州では、源泉掛け流しの新鮮なお湯を当たり前のように楽しめます。まさに正真正銘の天然温泉。これはすごく贅沢なことでしょう。

信州の温泉の魅力は語り尽くせません!!

 

長野県の温泉地マップ

そもそも信州の温泉ってどこにあるの?

南部には大きな温泉地は少ないですが、ほぼ全市町村にあると言ってもいいほど、信州にはあちこちにたくさんの温泉があります。

信州の温泉地数は224ヶ所、245ヶ所の北海道に次いで日本第2位なのです。ちなみに温泉利用の公衆浴場数は、654ヶ所と日本一を誇っています。

 

ここは外せない!信州の人気温泉地トップ5

信州の温泉地といえばやっぱりここ!

「長野県の温泉に行きたいのだけど、沢山ありすぎてどこが良いのか分からない……」

そんな方に特にオススメしたい、信州の人気温泉地トップ5をご紹介します。

野沢温泉(野沢温泉村)

全国的にも有名な雪国北信濃の温泉地である野沢温泉。信州らしい素朴で情緒あふれる温泉街と、そのすぐ裏にある広大なスキー場が人気です。冬になると海外からのスキー客でも賑わい、活気ある温泉街を楽しむことができます。

 

湯量豊富な野沢温泉には、地元の人たちによって大切に守られてきた13ヶ所の共同浴場があり、観光客でも自由に外湯めぐりができます。アツアツの熱湯が冷えた身体をじんわりと温めてくれます。

 

野沢菜漬けやあけび蔓細工といったお土産をはじめ、源泉を使って作る温泉たまごなど、野沢温泉の楽しみはさまざまです。古き良き湯治場のおもかげを残す温泉街、のんびりと湯めぐりしてみてはいかがでしょう。

 

渋温泉(山ノ内町)

信州屈指の大温泉地「湯田中渋温泉郷」。温泉郷内には個性豊かな9つの温泉があり、海外からの観光客も多い有名観光地となっています。渋温泉はその中心的な存在で、歴史あるレトロな温泉街はもはや現代では再現不可能です。

 

9つある外湯めぐりは宿泊者限定で楽しむことができます。渋温泉ほど浴衣と草履のそぞろ歩きが似合う温泉街もなかなかありません。

 

街中の至るところから立ち上る湯けむり。石畳の通りに情緒ある木造旅館が建ち並ぶ風景。タイムスリップしたかのような気分になる、信州を代表する人気温泉地です。

 

別所温泉(上田市)

数多くの神社仏閣があることから「信州の鎌倉」とも称される別所温泉。その歴史はかなり古く、信州最古の温泉といわれています。上田駅からローカル鉄道の別所線に乗ってすぐ。首都圏からのアクセスも良好です。

 

小ぢんまりとした信州らしい静かな温泉街。共同浴場が3つ、その他有名旅館などが多く建ち並びます。どこか懐かしく感じるような、ノスタルジックな風情が漂っています。

 

安楽寺や北向観音など、神社仏閣をめぐる街歩きも楽しみのひとつ。温泉街には至るところに足湯や飲泉所などもあって、たっぷりと温泉を満喫できる観光名所です。

 

白骨温泉(松本市)

北アルプスの秘境、まさに深山幽谷という言葉が似合う場所にある白骨温泉。ここのブランドともいえる真っ白に白濁したお湯は、県内外によく知れ渡っています。有名な高級旅館が数多くある人気温泉地です。

 

お湯に含まれる石灰分が湯船に白く付着することから、もともと「白船」と呼ばれていたそうです。大きな露天風呂を持つお宿もたくさんあり、乳白色のお湯をのんびりと楽しむことができます。

 

周辺の自然環境も素晴らしく、冬はまるで水墨画のような世界を見せてくれる白骨温泉。四季折々の大自然が楽しめる乳白色の温泉、一度味わってみてはいかがでしょう。

昼神温泉(阿智村)

昭和48年に発見された新しい温泉地である昼神温泉。川沿いに高級感ある旅館が建ち並び、中京圏からのアクセスも良いことから、今では南信州を代表する人気温泉地として賑わっています。

 

昼神温泉のお湯はpH9.7という強アルカリ性泉であり、日本屈指の「美肌の湯」として親しまれています。優しく硫黄臭の香るまろやかなお湯で、湯上がりは不思議とお肌がツルツルになります。

 

春になれば温泉街周辺は花桃の桃源郷へと変わります。阿智村は日本一の星空の村としても有名。春夏秋冬、一年を通して楽しめるリゾート温泉地です。

 

一度は宿泊してみたい憧れの人気温泉旅館

せっかく信州に来たならば泊まりで楽しみたいもの。豪華な高級旅館から家庭的で素朴なところまで、自分に合うお宿がきっと見つかるはずです。

白骨温泉「泡の湯旅館」

泡の湯旅館は白骨温泉の中でも特に有名な老舗旅館で、名物の混浴大露天風呂は一度は入ってみたい憧れの場所です。四季折々の大自然を楽しめる乳白色の露天風呂。浸かっているだけで幸せな気持ちになります。

 

混浴とはいえ、お湯はしっかりと白濁しているので、女性でもけっこう入りやすいでしょう。夜になったら北アルプスの綺麗な星空を眺めることもでき、泊まって静かに秘湯を満喫したい、信州を代表する人気の温泉旅館です。

 

《温泉データ》

【白骨温泉 泡の湯旅館(あわのゆりょかん)】

泉質:含硫黄-Ca・Mg-炭酸水素塩泉(硫化水素型)
泉温:37.3℃
加水:なし
加温:なし(源泉浴槽)、あり(常時)
還流:掛け流し

 

住所:松本市安曇4181
電話: 0263-93-2101
料金:大人820円/小人510円
営業時間:10:30~13:30
定休日:公式ページ参照
公式ページ:http://www.awanoyu-ryokan.com/

 

白骨温泉「泡の湯旅館」の詳細レポはこちら。

 

中棚温泉「中棚荘」

明治の文豪・島崎藤村ゆかりの老舗旅館である中棚荘。小諸の懐古園近く、千曲川を眼下に望む高台にあります。館内はゆっくりとした時間が流れ、歴史あるお宿ながらも素朴で飾らない雰囲気に癒されます。

 

10月から5月の間には「初恋りんご風呂」が楽しめます。アルカリ性のお湯は“美肌の湯”と呼ばれるぬめり感のある極上湯。真っ赤なりんごに囲まれて、ほのかな硫黄の香りに包まれて、温泉情緒をぜいたくに味わってみませんか。

 

《温泉データ》

【中棚温泉 中棚荘(なかだなそう)】

泉質:アルカリ性単純温泉
泉温:38.2℃
加水:なし
加温:なし(露天風呂)、あり(内湯)
還流:掛け流し(一部循環併用)

 

住所:小諸市古城中棚
電話:0267-22-1511
料金:大人1000円/小学生500円/幼児300円
営業時間:11:30~14:00
定休日:不定休
公式ページ:https://nakadanasou.com/

 

中棚温泉「中棚荘」の詳細レポはこちら。

 

家族やカップルで楽しめる混浴・貸切温泉

家族で和気あいあいと、恋人と二人だけで温泉に入りたい!そんなときは混浴や貸切温泉に行ってみるのはいかが。

地獄谷温泉「後楽館」

スノーモンキーで世界的にも有名になった地獄谷温泉。地獄谷には、サルが温泉に浸かる「野猿公苑」とは別に、一軒宿の温泉旅館である後楽館があります。歩いてしか行くことができず、秘湯ムードが漂うお宿です。

 

ここの目玉は何といってもワイルドな混浴露天風呂でしょう。運が良ければサルが入浴しに来ることもあり、サルとの混浴という貴重な経験ができるかもしれません。その他にも、木造の風情ある男女別内湯、また宿泊者限定で2つの貸切内湯と女性専用露天も楽しめます。

 

《温泉データ》

【地獄谷温泉 後楽館(こうらくかん)】

泉質:Na・Ca-硫酸塩・塩化物泉、単純硫黄泉
泉温:64.3℃
加水:あり
加温:なし
還流:掛け流し

 

住所:下高井郡山ノ内町平隠6818
電話:0269-33-4376
料金:大人600円/小人300円
営業時間:12:00~15:00
定休日:不定休
公式ページ:http://www.jigokudanionsen.com/

 

七味温泉「恵の湯」

高山村の最奥にある秘湯として名高い七味温泉。恵の湯では、そのお湯を日帰りで気軽に楽しむことができます。目玉は何といっても開放感抜群の男女別露天風呂ですが、貸切風呂も2つあり、カップルや家族連れにも好評です。

 

お湯は白濁した濃厚な硫黄泉。特に新緑や紅葉の時期はとても美しく、松川渓谷の大自然の中で野趣あふれる露天を満喫できます。貸切風呂は別料金で、同じく露天風呂となります。この温泉を貸切で楽しめるのは本当にぜいたく。

 

《温泉データ》

【七味温泉 恵の湯(めぐみのゆ)】

泉質:単純硫黄泉
泉温:62.5℃
加水:なし
加温:なし
還流:掛け流し

 

住所:上高井郡高山村七味
電話:026-242-2921
料金:大人600円/小人400円、貸切露天40分 小1000円/中1500円
営業時間:10:00~17:30
定休日:不定休
公式ページ:http://www.keizantei.com/?page_id=20

 

七味温泉「恵の湯」の詳細レポはこちら。

 

ちょっとディープな温泉街で外湯めぐり

信州には地元に密着した共同浴場が多いのも魅力のひとつです。温泉街をディープに散策してみたり、外湯で地元の方とおしゃべりしてみたり。なにか新しい発見があるかもしれません。

浅間温泉「仙気の湯」

松本市郊外にある浅間温泉。「束間(つかま)の湯」と呼ばれる信州屈指の古湯であり、地元の人からも長年愛されてきた温泉です。温泉街には多くの老舗旅館が建ち並び、地域に密着した飾らない雰囲気があるのもここの魅力です。

 

浅間温泉には共同浴場が十数ヶ所あります。しかし、そのうち一般の人が立ち寄ることができるのは仙気の湯のみ。湯船が一つだけのシンプルな浴場ですが、アルカリ性単純温泉をぜいたくに源泉掛け流しで使用。お風呂場では地元の常連さんたちと話が弾みます。

 

《温泉データ》

【浅間温泉 仙気の湯(せんきのゆ)】

泉質:アルカリ性単純温泉
泉温:48.6℃
加水:なし
加温:なし
還流:掛け流し

 

住所:松本市浅間温泉3-4-22
電話:0263-46-5553
料金:大人400円/小人200円
営業時間:6:30~20:00
定休日:不定休
公式ページ:http://www.asamaonsen.com/sotoyu/

 

下諏訪温泉「菅野温泉」

古くから諏訪大社の門前町であり、中山道と甲州街道の宿場町としても栄えた下諏訪。由緒ある建物が残る町並みにとけ込むように、街中には多くの昭和レトロな温泉銭湯が点在しています。

 

菅野温泉は路地裏に隠されたディープ銭湯。楕円形のタイル張り湯船に無色透明のお湯が注がれています。年季の入った番台など、建物内は昭和の銭湯そのままで、訪れる人をノスタルジックな気持ちにさせてくれます。

 

《温泉データ》

【下諏訪温泉 菅野温泉(すげのおんせん)】

泉質:Na・Ca-硫酸塩・塩化物泉
泉温:56℃
加水:あり
加温:なし
還流:掛け流し

 

住所:諏訪郡下諏訪町大社通3239-1
電話:0266-27-1076
料金:大人230円/小人110円
営業時間:5:30~22:00
定休日:なし
公式ページ:https://shimosuwaonsen.jp/item/751/

 

下諏訪温泉「菅野温泉」の詳細レポはこちら。

 

気軽に楽しめる掛け流しの本格派日帰り温泉

信州の日帰り温泉はレベルが高いです。街中にありながら天然温泉、しかも「掛け流し」で楽しめるところがたくさんあります。仕事帰りに、観光のついでに、気軽に立ち寄ってみては。

裾花峡温泉「うるおい館」

長野市街地の中心部、県庁のすぐ近くにあるうるおい館。街中という立地からは想像できない、本格的な天然温泉を源泉掛け流しで楽しめます。早朝から夜遅くまで気軽に立ち寄れます。

 

お湯は塩分を含んだしょっぱいもの。巨大な露天風呂に浸かって絶景を眺めていると、ここが長野市の街中であることをしばし忘れさせてくれます。一日温泉に入って寛げる、まさに街中のオアシスのような場所です。

 

《温泉データ》

【裾花峡温泉 うるおい館】

泉質:Na-塩化物泉
泉温:46.6℃
加水:なし
加温:なし
還流:掛け流し

 

住所:長野市妻科98
電話:026-237-4126
料金:大人670円(平日)、720円(土日祝)/学生割引510円/中学生510円/小学生200円/幼児100円
営業時間:10:00~23:00、6:00~9:00(朝風呂)
定休日:なし
公式ページ:http://www.uruoikan.com/

 

上山田温泉「湯の華銭湯 瑞祥」

日帰り入浴施設である湯の華銭湯 瑞祥では、気軽に上山田温泉の名湯を楽しむことができます。温泉の他にもお食事処や休憩室もあって、一日中いられる充実さが一番の魅力。

 

お湯は上山田ならではの本格的な硫黄泉です。湯の花舞う青白く色付いたお湯。硫黄臭の香るなめらかな極上湯が贅沢に掛け流し。内湯の岩風呂も露天風呂も豪勢な造りで、日帰りでも高級旅館に泊まったような気分が味わえます。

 

《温泉データ》

【上山田温泉 湯の華銭湯 瑞祥 上山田本館(ゆのはなせんとう ずいしょう かみやまだほんかん)】

泉質:単純硫黄泉
泉温:45.5℃、44.8℃
加水:なし
加温:あり
還流:掛け流し(一部循環併用)

 

住所:千曲市上山田温泉2-18-8
電話:026-275-4321
料金:大人680円/小人350円/幼児100円/3歳以下無料
営業時間:9:00~25:00(平日)、6:00~25:00(土日祝日)
定休日:第3火曜日
公式ページ:https://zuisho.com/

 

上山田温泉「湯の華銭湯 瑞祥」の詳細レポはこちら。

 

これぞ秘湯!歩いてしか行けない山奥の絶景露天風呂

自分の足でしかたどり着けない山奥の秘湯。そんな野趣あふれる環境で楽しむ絶景露天風呂は、日ごろの疲れを一瞬にして忘れさせてくれます。

本沢温泉

八ヶ岳の中腹、標高2,150mにある日本最高所の露天風呂とされる本沢温泉。この「雲上の湯」へは歩いてしか行くことができず、およそ2時間の山歩きが必要です。神秘的な八ヶ岳の原生林を歩いた先、この世とは思えぬ絶景の露天風呂が待ってます。

 

目の前に硫黄岳の爆裂火口を望むワイルドな露天風呂。これぞ正真正銘の“山の温泉”と言えるでしょう。白濁したお湯は酸性が強くピリピリ。山小屋にある内湯では、別源泉のお湯も楽しむことができます。

 

《温泉データ》

【本沢温泉(ほんざわおんせん)】

泉質:酸性-含硫黄・Ca・Mg-硫酸塩泉(露天)、Na・Ca-炭酸水素塩泉(内湯)
泉温:43℃、53℃
加水:なし
加温:なし
還流:掛け流し

 

住所:南佐久郡南牧村海尻国定公園内
電話:090-3140-7312
料金:600円(露天風呂)、800円(内風呂)、700円(石楠花風呂)
営業時間:日中
定休日:通年営業
公式ページ:http://www.yatsu-honzawaonsen.com/

 

白馬鑓温泉「白馬鑓温泉小屋」

北アルプスの白馬岳近くにある、天空の秘湯として知られる白馬鑓温泉。夏の二ヶ月間だけ営業の山小屋にある絶景温泉です。ここにたどり着くためには、自分の足で険しい道を登山しなくてはなりません。

 

雲より高いところにある露天風呂からの見事な大展望。山から湧き出た新鮮な硫黄泉が、登山で疲れた身体をやさしく癒してくれます。苦労して山を登った分、最高の極上湯に出会うことができました。

 

《温泉データ》

【白馬鑓温泉 白馬鑓温泉小屋(はくばやりおんせんごや)】

泉質:含硫黄-Ca・Mg-炭酸水素塩泉(硫化水素型)
泉温:43.1℃
加水:なし
加温:なし
還流:掛け流し

 

住所:北安曇郡白馬村北城字白馬山国有林
電話:0261-72-2002
料金:大人500円/小人300円
営業時間:要問い合わせ
定休日:夏季(7月下旬~9月下旬)のみ営業
公式ページ:https://www.hakuba-sanso.co.jp/category/hakubayarionsen/

 

白馬鑓温泉「白馬鑓温泉小屋」の詳細レポはこちら。

 

次のページからは、エリア別におすすめしたい温泉をご紹介!


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この記事を書いた人

力路郎

北信濃出身・大阪在住の大学生です。趣味は温泉めぐり。暇さえあれば全国の極上湯を求めて一人旅しています。現在300湯に入湯。山奥の湯治宿や鄙びた共同浴場に憧れます。