長野県の飯田市、元善光寺(もとぜんこうじ)へ参拝しました。善光寺の御本尊である善光寺如来像を最初にお奉りしたとされるお寺。「善光寺」の由来となった本多義光(よしみつ)公が住んでいたとされる場所。元は座光寺(ざこうじ)と呼ばれ、今でも地名として名前が残っています。
善光寺についてはこちらもご覧ください!
・善光寺〜長野駅周辺観光完全ガイド!王道プランから門前グルメ・スイーツ、お土産までしっかりまとめました。
善光寺だけでは片詣り
元善光寺の駐車場は参道左手。約15台分あります。善光寺の御縁起については、別記事「雲上殿の御朱印」でもご紹介しています。
善光寺の創建は1400年前の飛鳥時代とされており、長野県飯田市に住んでいた本田義光公が道を歩いている際、池に捨てられていた如来像が背中に飛び乗ったことから始まります(壁画には如来像が義光公の背中に飛び乗った様子も描かれていました)。
しばらく家でお奉りしたり近くに祠を建てたりしていましたが、「北に行きたい」というお告げにより現在の長野市までお運びしたそうです。
この地はもともと「麻績の里」と呼ばれていました。大阪で善光寺如来像を見つけた義光公は、生まれ育った麻績の里へ持ち帰ります。
本堂
現在の本堂は1797年の建立。中には善光寺と同じようにお戒壇めぐりがあります。御本尊の下にある御錠前に触れることで、仏さまと深いご縁を結ぶことができます。
麻績の里 舞台桜
元善光寺のすぐ近くには、麻績の里 舞台桜があります。旧座光寺麻績小学校の校舎にあり、花びらの数が定まっていないことでも知られています。
春には満開のシダレサクラ。飯田市周辺の一本桜は見事です。姉妹サイトで桜めぐりをした記事も書いているのでよかったら一緒にご覧ください。
参考記事:「桜守の旅」南信州の桜めぐりをしよう
元善光寺の基本情報
ご本尊 | 善光寺如来 |
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山号 | 定額山 |
宗派 | 天台宗 |
札所 | なし |
所在地 | 飯田市座光寺2638 |
拝観時間 | なし |
駐車場 | あり |
拝観料 | なし |
御縁起
お釈迦様のご在世当時、天竺国(現在のインド)の月蓋(がっかい)長者の願いによって此の世に出現された阿弥陀如来様は、今からおよそ千四百年前、欽明天皇の御代に百済国から日本へ渡ってこられました。しかし、物部氏と蘇我氏の争いの後、物部氏によって難波の堀に沈められてしまいました。
その後、推古天皇十年に信州麻績(おみ)の里(現在の飯田市座光寺)の住人本多善光(ほんだよしみつ)公が、国司の供をして都に上がった時に、難波の堀にて阿弥陀如来様にめぐりあい生まれ故郷へお連れし、お祀りしたのが元善光寺の起源です。公式HPより
元善光寺の御朱印
元善光寺の御朱印。現在は期間限定の色付き御朱印もあるようです。
御朱印帳
元善光寺のご朱印帳はこちら。
- 値段:1,000円
- 色:ピンク、水色
元善光寺まとめ
元善光寺の御朱印や御朱印帳についてご紹介しました。善光寺、北向観音などと共に、長野県へ来た際には参拝しておきたいお寺さんです。同じく飯田市の冨士山稲荷神社についてもまとめています。よければご覧ください。
▼飯田市のスキマ記事はこちら