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絶景に泊まろう!雲上のリゾート「王ヶ頭ホテル」スイートルーム宿泊レビュー

長野県屈指の高原リゾート「美ヶ原高原」の松本市にある雲上のリゾート「王ヶ頭ホテル」。サンセットから星空、サンライズまでゆったりと独り占めできるワンランク上のホテルです。

美ヶ原高原を知らない方にはピンと来ないかもしれませんが、標高2,000mを超える、まさに雲上のリゾート!普段は日帰りでしか行けない場所に泊まれる優越感もあります。お昼はゆっくり観光しつつホテルを満喫し、夕方は部屋のテラスからサンセット、夜は満天の星、早朝は雲海とサンライズを眺めるぜいたくすぎる1日を過ごすことができますよ。

中でも今回はさまざまな特典と眺望付きのスイートルームに宿泊してきました!王ヶ頭ホテルの宿泊を検討されている方の参考になれば嬉しいです。ちなみに今回は冬季(3月)の宿泊ですが、美ヶ原高原自体には春夏秋冬訪れているので、冬季以外の写真も登場します。

▼美ヶ原高原のおすすめスポットはこちら

美ヶ原高原 Photo by Shiokoh

王ヶ頭(おうがとう)ホテルってどんなところ?

美ヶ原高原 王ヶ頭ホテルは美ヶ原高原の西端あたりにあります。徒歩3分ほどで着く標高2,034mの「王ヶ頭」からその名をとったようです。ちなみに王ヶ頭の先には王ヶ鼻もあり、どちらも松本市の麓から見ると王様が冠をかぶった顔のように見えることが由来です。

王ヶ頭ホテル

所在地:長野県松本市入山辺8964
電話番号:0263-50-8765

公式HP:https://www.ougatou.jp/

王ヶ頭ホテルへの行き方|送迎バスがおすすめ!

美ヶ原高原は長野県の松本市、上田市、長和町にまたがり、いくつかのアクセスルートがあります。美ヶ原高原への行き方は別記事をご参照くださいね。

王ヶ頭ホテルへは夏季と冬季、交通手段によって行き方が異なります。いづれにしてもバスの場合は予約が必須、かつ先着順なので宿泊予約時に確認しておきましょう。

公共交通機関でお越しの方は「松本駅」から送迎あり

公共交通機関でお越しの方は、松本駅から無料の送迎バスに乗ってお越しください。美ヶ原高原観光するなら、麓の宿泊施設に泊まるよりも楽にアクセスできるのも嬉しいですね。

マイカーは夏季と冬季で駐車場が異なるので注意!

夏季は山本小屋駐車場か美ヶ原自然保護センター駐車場に泊めて、やや歩いてホテルに向かうことになります。もしくは定時運行をいたしておりますので、運行時間をご確認の上ご利用ください、とのことです。

11月19日から4月20日までは冬季期間、美鈴湖駐車場からは送迎バスで向かいましょう。松本駅周辺に停めることも可能ですが、やや遠い上に駐車料金もかかるので美鈴湖まで行くことをおすすめします。

▼美鈴湖駐車場へのアクセス

王ヶ頭ホテルへチェックイン!早めについても大丈夫

冬季は美鈴湖発バスの時間が11時頃と14時頃が選べました。ゆったり過ごすために11時のバスにした結果、12時頃には王ヶ頭ホテルに到着。チェックインは15時頃ですが、ラウンジであたたかく過ごすこともできました。

せっかくなのでレアな冬の美ヶ原高原を散策。美ヶ原高原のシンボルともいわれる美しの塔まで歩いてみました。もう少し雪があれば雪上車ツアーでカンタンに辿り着けたところ。今年は思った以上に雪解けが早かったものの、いつもなら3月いっぱいは楽しめる体験プランだそうですよ。

雪用の靴ではなかったため、思った以上にたいへん散策になりました。片道1時間弱、雪解けの道を進むことに。周りは明治9年から続く牧場、夏には牛が点在しています。せっかくなので夏に撮った動画を載せておきました。冬か夏、どちらに来るべきかは比較ができないのでぜひ何度も足を運んでみてくださいね。

王ヶ頭ホテルのお部屋スイートルーム「空の庭」

展望風呂・リビング・和室付きのお部屋

お部屋はエレベーターを降りた地下にあり、3室とも2〜4名様用。リビングの奥にはベッドルーム、さらに奥には展望風呂、となりには和室までついています。リビングでお食事がいただけるため、いちいち移動しなくて良いのも嬉しいところ。

和室にはテラスがあり、眺望はバツグン!北アルプス、富士山、八ヶ岳、蓼科山など見渡す限り名山づくし。この日は春霞で富士山までは見えませんでしたが、天気が良ければお部屋からサンライズが望めます。テレビとコタツがあるので実はこのお部屋がいちばんまったりできるかも。3人以上の場合はこちらにお布団が敷かれることになります。

最奥には展望風呂!開放感のある窓からは和室と同じように絶景が広がっていました。テレビがついているので、いつまででも入っていられる快適さ。ちなみにベッドルームから丸見えですが、カーテンが下ろせるので家族で来た方も遠慮なく過ごすことができます。

ウェルカムフルーツ&コーヒーセット

なんと冷蔵庫にはウェルカムフルーツ!いちいちテンションの上がるサービスに興奮しっぱなしです。横には豆から挽けるコーヒーセットもあり、食後のコーヒーを楽しみました。ホテルだけど暮らしているような、良い意味で生活感のある工夫がされています。

空の庭 お客さまラウンジ

スイートルーム空の庭があるフロアにはお客様ラウンジがあり、ウェルカムドリンクが夕食時までいつでもいただけます。長野県らしくりんごのシャンパンとりんごジュース、とってもおいしかったです。通常のお部屋の場合でも、宿泊日の17時から夕食時までロビーにてウェルカムドリンクのサービスがありますよ。

最高だ・・!

王ヶ頭ホテルのお風呂

王ヶ頭ホテルには24時間利用できるお風呂が3種類あります。1つ目は上写真の展望風呂。広い窓からは朝日や雲海が見渡せます。お部屋とは逆の方向を向いているため、違った景色が広がっていました、

裸のまま階段を降りると、もうひとつの展望風呂。こちらは半露天で窓が開きますが、冬季は閉まっているので普通の展望風呂です。ゆったりと寝転んで入浴できる”寝湯”スペースもありました。

ほかに建物がないためお風呂であっても開放感のある設計ができていますよね。空の色が湯舟に映って、自然の中にいる実感が持てます。

脱衣所の前にはこんなリラックススペースも。旅で疲れた身体をホテルで120%癒してやろうという意気込みを感じます。もちろん眺めも◎!

王ヶ頭ホテルのお料理

夕食はお部屋のリビングにて(スイートルームのみ)。好みや年齢に合わせてメニューを変えていただくこともできました。

前菜と茶碗蒸し
メインの牛ヒレステーキ

海の幸山の幸、さらに信州の幸をたっぷり使ったこだわりのお料理たち。見目華やかで写真を撮る手が止まりませんでした。お食事に合うワインを注文し、楽しいひとときを過ごします。

ちなみに朝ごはんはこんな感じ。長野県産のお野菜を使ったサラダや信州そばなど、長野県らしいこだわりも感じます。麦ご飯も健康的で、親子三世代のご旅行などにもおすすめしたいプランです。

王ヶ頭ホテルでご来光と雲海を見よう!

王ヶ頭ホテルの朝は早く、季節によっては4時台に体験ツアーが始まります。この日は日の出前(5時前くらい)に王ヶ頭から雲海を眺め、ご来光を拝みました。晴れたらラッキー、程度ではありますが頑張って早起きする価値はあります。

チェックアウトもゆっくり!お部屋のテラスでまったりしよう

日が上ってきたらお部屋のテラスでワーケーション。

昨日よりも晴れて遠くの山々まで見通せます。お昼前には雲が出てきたので、やはり山の景色は朝方に限りますね。これも宿泊者に与えられた特権のひとつです。

チェックアウトもゆっくり!王ヶ頭を散策

荷物をまとめてお部屋を出た後も、バスの時間までしばらくあるので王ヶ頭でゆっくりしていました。この先の王ヶ鼻までは往復1時間以上ありますが、松本市街地を見下ろせる絶景スポットです。時間がある方は歩いても良いかもしれません。

美ヶ原高原は御嶽山がよく見えるため、古くから山岳信仰の地でもありました。石造物好きなわたしもテンションの上がる場所です。

雲上のリゾート「王ヶ頭ホテル」まとめ

送迎バスからスタッフさんたちに手を振られ、王ヶ頭ホテルを後にしました。最初から最後まで至れり尽くせり、大満足な旅です。美ヶ原高原をもっと楽しみたい方は連泊もおすすめ。

このまま車でビーナスラインを走りたい方は絶景を走ろう!ビーナスラインの見どころとグルメ、宿泊施設まとめ。をご覧ください。

▼王ヶ頭ホテルのご予約・詳細はこちら!

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