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石工の里「高遠町」のおすすめ石仏巡り6選!繊細優美な石造を鑑賞しよう

石工の里 高遠町のおすすめ石仏巡り6選!繊細優美な石造を鑑賞しよう|伊那市

桜の名所で知られる旧高遠町(現伊那市)ですが、じつは江戸時代から石工の里としても全国的に知られています。

高遠町には約2200基の石仏や石造物があると言われていますが、今回はその中でも「石仏」に絞っていくつかご紹介します。

個人的なチョイスになりますが、どれも特徴のある素晴らしい作品ですよ。

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建福寺|ズラリと並んだ石仏が圧巻!

高遠町観光案内所からほど近い場所にある建福寺は、そのアクセスのよさと、一度にたくさんの石仏を見る事ができるのでおすすめです。

建福寺には高遠石工の名匠と言われる守屋貞治が彫像した石仏40体あまりが安置されています。

階段の両脇にずらりと並んでいて圧巻です。

保存状態もかなり良い・・・

芸術品です・・・

足場が悪いので足元に気を付けてまわってください。

▼建福寺へのアクセス

香福寺|野ざらしの石仏に趣き感じる

香福寺は紅葉が有名な寺ですが、ここには向山重左衛門作の咳の地蔵尊、観音像、不動明王など数多くの石仏が安置されています。

野ざらし感、朽ち果て感がなんとも言えない雰囲気を醸し出します。

どれひとつとして同じものがないので、じっくり見ていると時がたつのを忘れさせてくれますよ。

香福寺へのアクセス

的場の十王仏|苔むした十王さまに出会える

的場の十王仏は少々わかりずらい所にありますが、この年季を感じさせる存在感はぜひ見て頂きたいのでおすすめです。

「人は死後、生前に犯した罪によって冥土(めいど)で10人の王に裁かれる」という、江戸中期以降に広まった「十王信仰」の十王仏が安置されています。

ほぼ原型がわかりませんが・・・

この苔むした感じが年代を感じさせます。

近くに駐車場はありません。

車の場合は少し歩きますが、道沿いの広くなった路肩スペースに停めるとよいでしょう。

▼的場の十王仏へのアクセス

守屋貞治の大聖不動明王|高遠の名工の作品

高遠石工の名匠、守屋貞治の不動明王像です。

三峰川にかかる橋のたもとにありますが、車で行くとあっという間に通り過ぎてしまう場所にあるので注意が必要です。

守屋貞治の代表作のひとつと言われていますのでこの迫力は一見の価値ありですよ。

もともとは三峰川の氾濫を抑えるために作られ、現在の川のそばに安置されたそうです。

こちらも駐車場はありませんので、少し離れた路肩駐車スペースに停めましょう。

▼大聖不動明王像へのアクセス

龍勝寺入口の石仏群|千差万別の石仏が一堂に会する

謎に存在感のある石造りの鳥居・・・

その側にちょこんと石仏が並んでいます。

この石仏には色が付いています。

写真ではわかりずらいのですが、足で悪鬼を踏みつけている像です。

こちらへは「民宿よしよし」を目指して向かうとわかりやすいです。

▼龍勝寺入口石仏群へのアクセス

龍勝寺|石仏のかくれんぼ

先ほどの入口から山を登っていくと、心細くなるくらいの細い険しい山道になります。

少々心配になりますが、我慢して登ってください。

しばらくすると突然山の中に巨大なお寺が現われてビックリしますよ。

山奥にある龍勝寺は、その立地がゆえに荘厳な存在感を感じます。

もはや京都にある名刹か?と思ってしまう程のロケーションです。

ここには文字が刻まれた石仏、石塔などが多数安置されていて、じっくり見て回るのにおすすめの場所です。

とても広い敷地なので、どこにどんな石仏があるかぜひ探してみてください。

斜面は急な箇所があり、滑りますのでご注意を。

すれ違いが難しい山道ですので、対向車に注意してスピードをださずにゆっくり走りましょう。

▼龍勝寺へのアクセス

石仏ガチャも人気です

今回、いくつかおすすめの石仏をご紹介しましたが、じつは高遠の石仏はひそかな人気を集めていまして・・・・

なんと公式に石仏ガチャが販売されています。

好評につき、すでにパート3まで!

高遠町の観光案内所に設置してありますので、興味のある方はやってみてください。

お問合せ

高遠町観光案内所
所在地:長野県伊那市高遠町西高遠仲町1678-1
電話番号:0265-94-1745

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