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木曽義仲ゆかりの山城「依田城」を攻めて来たぞ。|上田市

木曽義仲の居城だった上田市の「依田城(よだじょう)跡」。

さいきん体力づくりのためにちょこちょこ山城に登っています。

個人的に登っていて楽しい山城のポイントは、

①登っている最中も景色が良い
②1時間以内で登れる
③知っている武将ゆかりだと尚良い

あたりですが、依田城はそのすべてを満たしていました。

30分ほどで登頂できる依田城に登ってきた様子をご紹介します。

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木曽義仲ゆかりの山城「依田城」とは?

依田城は上田市御嶽堂にあった木曽義仲の居城です。

元々は依田氏の居城でしたが、義仲挙兵の際に城を明け渡しました。

依田氏の祖は信濃源氏の祖・源為公(みなもとのためとも)の六男だとされており、依田地域を本拠地にしたことから”依田”を称するようになりました。

依田城のある城山の標高は804.6メートル。

登山口は583メートルなので、高低差は200ちょっと。スタスタ登れば往復1時間程度です。

宗龍寺の駐車場からスタート!

スタート地点の目印は宗龍寺。

木曽義仲を支援した依田氏が、自らの居城である依田城をあけ渡した後に居館を構えた場所だと伝えられています。

駐車場は宗龍寺の裏手にあります。

詰めれば10台くらい停まれそう。

しばらくは旧車道を進みます。

轍には草が生えていました。車が通っていたのはだいぶ昔なのかな?

左手には増水時に水が流れそうな溝。

石垣のように積まれた石たち。これはいつ誰が積んだのでしょうか?

道中はずっと石がゴロゴロしていました。

依田城登山口 発見!

10分ほど歩くと、旧車道からいよいよ登山口へ入ります。

斜度はキツくなりますが、まっすぐな車道よりも歩きやすく感じました。

回り込むように尾根へと続く道。

油断していると片側に落ち込んでしまうような、やや危険な道です。

浅間山方面を見下ろす絶景!

尾根道に出ると、ところどころ景色が開ける場所に出ました。

丸子の町の向こうには浅間山と裾野も望むことができます。

尾根道はまるでやせほそった背骨のよう。

ゴツゴツとした道をさらに20分ほど登っていきます。

大きな木が根っこから倒れている!

山城の登山道は木々に覆われていることもありますが、こうした景色のひらけた尾根道を歩けるとテンションが上がります。

依田城 登城!

駐車場から30分ほど歩いて、依田城跡に到着しました!

頂上は10メートル四方ほど。

360度の絶景です。

登頂証明書もいただきました。

ゆっくりしていたかったのですが、頂上には日陰が一切なかったので少し下に下がって休憩します。

頂上のすぐ下の凹みは堀切の跡だと思います。

ちなみにタイムはこんな感じでした。

30分で200メートル以上上がるので、体力のない方は無理なくゆっくり登ってくださいね。

ちなみに斜度があるので下りの方が大変かもしれません。

近くの岩谷堂観音にも参拝

ついでに近くの岩谷堂観音も参拝してきました。

桜の時期には樹齢700年といわれる義仲桜も美しい桜の名所でもあります。

こちらもいくらか階段を登るので、山城帰りの足にはこたえました。

お気に入りの月見堂展望台で一服。

先ほど見た依田城からの景色とはまた違い、まちが近く感じます。

岩谷堂の裏も見てってくださいね。

ぐるっと一周することができますよ。

どこから見ても朱色が映えますね。

ぜひ立ち寄ってみてください!

依田城まとめ

木曽義仲ゆかりの依田城に登った様子をご紹介しました。

歩いていて気持ちよく、スパッと30分ほどで登頂できるおすすめの山城です。

興味のある方は軽登山の装備を整えて、安全に気をつけて攻めてみてください!

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