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松本市「浅間温泉」で飲むならここ!大学生が灯す集いの火|BAR ASAM(バー アサム)

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こんにちは、たっきーです。

今回は、松本市にある浅間温泉の新たな夜の明かり、「BAR  ASAM(バー アサム)」をご紹介します。

なんと2023年7月1日にプレオープンを迎えたばかりで、開店ホヤホヤのバーです。

浅間温泉の旅館を楽しめるのは良いけど、駅前まで飲みにいくのは遠いなあ…とお思いの方、必見です。

あなたの旅を、夜まで退屈させません。

それだけの魅力がこのBARにはあります。

ぜひこの記事を読んで、あなたの夜の選択肢に、「BAR ASAM(バー アサム)」を加えてみてください。

BAR ASAMへのアクセスと駐車場

JR松本駅からすぐそばの松本バスターミナルから信大横田/横田信大循環線に乗車。15分ほどバスに揺られて、浅間温泉入口バス停で下車します。その後、5分ほど歩くと、ホテル玉の湯の脇にお店が見えてきます。(計25分ほど)

松本ICから、国道19号などを通り、車で約20分。安曇野ICから、県道57号線などを通り、車で約25分。

車でお越しの際は、細い道も多いのでお気をつけください。

店名(正式名称)BAR ASAM(バー アサム)
所在地松本市浅間温泉2-4-19つけもの喫茶内
営業時間土曜日 19:00~24:00(L.O.23:30)
※2023年8月のグランドオープンからは金・土で営業
定休日月〜金、日(2023年7月中)月〜木、日(2023年8月以降)
公式Instagramhttps://instagram.com/tsukemonoasama?igshid=MmIzYWVlNDQ5Yg==
※ つけもの喫茶 Instagramアカウント
駐車場約20台(玉の湯駐車場)

意外にも和風?BAR ASAMの外観

ライトアップによって昼間と少しイメージが変わります。チラシもかわいいのでぜひご覧ください!

そのお店は、浅間温泉の入り口からほど近い道路沿いで、横顔を見せるように佇んでいます。

隣にあるホテル玉の湯との間にある小径を行くと、明かりに照らされた和風な顔と徐々に目線が合ってきます。

実はこのお店、お昼は「つけもの喫茶」という、ホテル玉の湯が運営する飲食店なのです。

そんなお店が、週末の夜だけ少しおめかしして、「BAR ASAM」に変貌します。

この「ASAM」という言葉は、ポリネシア語で「火」を意味し、「浅間」の語源のひとつとも言われています。

そんなルーツから、人の集まる火のような存在になりたいという想いが込められているそうです。

大人の雰囲気…店内の様子

店内に入ると、和の装いと照明がマッチして、大人の雰囲気を醸し出しています。それでいて実家のような安心感もある、ゆったりと夜を楽しむのにぴったりなお店です。

若い人から地域のご年配の方まで、様々な年代の人で賑わっていました。

店内を見渡していると、大学生のバーテンダーさんがお出迎え。

アルバイトかと思いきや、実はこのBARを運営しているのは大学生なのです!

きっかけは、浅間温泉の衰退を嘆く地域の人の声だったと言います。

地域の人も観光客も、みんなが交流できる賑わいのある場を浅間温泉に作りたい、その一心でホテル玉の湯のアルバイトをしていた大学生三人が立ち上がりました。

個人的には、地域の人も後押しをするかのように、店を訪れては親しげに三人の大学生と話す様子がとても心地よかったです。

そんな温かい雰囲気の「BAR ASAM」、一体どんなメニューが味わえるのでしょうか。

カウンターの様子。色々な世代の方々が思い思いにバーを楽しんでいました。
お座敷もあります。おしゃれなドリンクを片手に、姿勢を崩しておしゃべりもいいですね。

こんなにたくさん!?地域愛溢れるメニュー

メニューのこだわりは、なんといっても地元食材。

フードだけでなくドリンクに至るまで、約50種類にものぼるメニューのほぼ全てに、松本市産、あるいは長野県産のものが使われています。

ドリンクのおすすめはやはり「ASAM オリジナル」。

ワインソムリエ協力のもと考案した、白ワインをアレンジしたドリンクや、浅間温泉で生産されている「音泉イチゴ」を使った味わい深いノンアルコールドリンクがあり、誰でも長野の恵みを味わえるようなメニューになっています。

また、松本市の亀田屋酒造店の日本酒もイチオシとのこと。風穴と呼ばれる、真夏でも8℃以下を保つ天然の冷蔵庫で熟成されており、風味豊かで飲みやすい

純米の日本酒に仕上がっています。ロックやカクテルなど、バリエーションも豊富です。

フードのおすすめはソーセージ。希少な信州産ソーセージで、さらにブランド豚・信州オレイン豚が使われているというてんこ盛りな一品です。

がっつりとしたおつまみがお好みの方、ぜひご賞味ください。

ASAMオリジナルの一品、音泉イチゴアップル。果実感満点の甘みで、アルコールに疲れたあなたを癒します。
亀田屋酒造店の日本酒を使った原酒カクテル。アップルやオレンジなどのジュースからお好みのもので割って楽しめます。
イチオシのフード、信州産オレイン豚のソーセージ。噛んだ瞬間溶け出す旨みが絶品とのこと。

いざ実食。マルチなメニューでみんな楽しい!

今回の1杯目はナイアガラスパークリング。「ASAM オリジナル」の一杯です。

実はお酒が苦手な私でも、非常に飲みやすかったです!ワイン特有の酸味やアルコールの苦味といった味わいはそれほど濃くなく、白ブドウの甘みが強く感じられました。スパークリングで爽やかな、夏にぴったりの一杯でした。

フードは信州産ドライフルーツの盛り合わせと、信州名物おつけものを頂きました。

ドライフルーツはあんず、りんご、巨峰の3種類で、甘みと酸味がドリンクの味をより引き立てます。フルーツ王国長野の美味しさを存分に味わえます。

おつけものも、梅山ごぼう、きゅうりの野沢菜味噌漬けかぶの浅漬けとバリエーション豊か。特にかぶの浅漬けは自家製だそうで、さっぱりとしつつもお酒が進む塩味もあり、日本酒好きにはたまらない風味になっています。

2杯目でいただいたのはノンアルカクテルのグレフルモスコ。

グレープフルーツの苦味をモスコミュールに見立てたという一杯で、それでいてフルーティーな爽やかさもあるとても飲みやすい一杯でした。

とにかくメニューが多種多様で、どんな人と行っても楽しめます!

ナイアガラスパークリングは、ソムリエの方の協力の下生まれた一杯。最初の一杯にぴったりです。
お通しがチョコなのもオシャレポイント。色によって違う味が楽しめます。
おつけもの(写真上)とドライフルーツ(写真下)。お酒を忘れて食べ進めてしまうおいしさです。
バーらしさ満点のグレフルモスコ。ミントの風味がまたニクい。

まとめ

運営する3人の大学生。地域への愛とフレッシュな情熱を武器に浅間温泉を盛り上げています。
盛り上がる地域の方たち。和の内装も相まって、実家のような安心感でした。

「BAR  ASAM」、いかがだったでしょうか。

店内の雰囲気からメニューまで、フレッシュな大学生の地域愛にあふれ、旅の夜も存分に楽しめること間違いなしのスポットです。

「浅間温泉を盛り上げるために、観光客と地域の人の交流の架け橋になりたい。観光客の皆さんにより浅間温泉を楽しんでもらい、また来たいと思ってもらえるようにしたい。」

3人の大学生が、そんな熱い思いも語ってくれました。

今後は後輩たちに引き継ぐ形で、長く継続していきたいという「BAR  ASAM」。

一段深い松本を体感しに、ぜひ訪れてみてください。

集いの火に薪をくべるのはあなたです。

▼スキマの地酒記事はこちら!

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