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長野県を走る「ローカル線」まとめ|観光や絶景を楽しめる電車旅ガイド

長野県には、雄大な北アルプスや千曲川沿いの風景を走るローカル線が数多く存在します。

観光地への移動手段としてはもちろん、車窓からの絶景を楽しむ「鉄道旅」そのものが人気を集めています。この記事では、長野県を走る代表的なローカル線を路線ごとに紹介し、それぞれの特徴や見どころをまとめました。旅行計画や観光の参考にぜひご覧ください。

長野県のローカル線の魅力とは?

長野県のローカル線は、単なる移動手段を超えた“旅の体験”を提供してくれます。

鉄道ファンはもちろん、ゆったりとした時間を楽しみたい旅行者にとっても魅力満載です。

JR東日本のローカル線

大糸線(松本〜南小谷)|北アルプスの絶景と白馬方面へのアクセス

松本駅から南小谷駅を結ぶ大糸線は、北アルプスを間近に望む絶景路線として知られています。とくに穂高や白馬エリアでは、車窓に広がる山々の雄大さに圧倒されることでしょう。白馬岳や栂池高原への登山・スキー旅行のアクセス路線としても便利です。

沿線には「穂高神社」や「安曇野ちひろ美術館」など観光スポットも点在し、観光とセットで楽しめるのも魅力です。

飯山線(長野〜十日町)|千曲川沿いののどかな風景

長野駅から新潟県の十日町駅まで続く飯山線は、千曲川の流れと山里の風景を楽しめる路線です。春は菜の花、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々の自然が美しいことで知られています。

また、沿線には「戸狩温泉」や「飯山の雁木通り」など、歴史と温泉が楽しめるスポットも多く、ローカル線の旅情を味わうのにぴったりです。

小海線(小淵沢〜小諸)|日本一標高の高い駅・野辺山駅を通る

八ヶ岳の裾野を走る小海線(こうみせん)は、標高1,000mを超える高原地帯を走る爽快な路線です。途中にある「野辺山駅」は、日本一標高が高い駅(1,345m)として有名。

沿線には清里高原や野辺山高原といった観光地もあり、避暑や自然体験を楽しみたい旅行者に人気です。

第三セクター鉄道・地方鉄道

しなの鉄道線(軽井沢〜篠ノ井)|旧信越本線、観光と生活を支える路線

しなの鉄道の新型車両・SR1系

かつての信越本線を引き継いだしなの鉄道線は、軽井沢や小諸、上田など人気観光地を結びます。軽井沢のアウトレットモールや上田城など、観光スポット巡りに最適です。

北しなの線(長野〜妙高高原)|新幹線開業後に誕生

北陸新幹線の開業に伴い誕生した北しなの線。長野駅から妙高高原へ至る短い区間ながら、黒姫高原や妙高の自然を楽しむ観光拠点として利用されています。

上田電鉄別所線(上田〜別所温泉)|温泉街と城下町を結ぶローカル線

千曲川橋梁

上田駅から別所温泉駅まで約30分。終点の別所温泉は「信州の鎌倉」とも呼ばれる古刹や温泉街が広がり、日帰り温泉めぐりにも最適です。可愛らしい車両デザインも人気を集めています。

長野電鉄長野線(長野〜湯田中)|善光寺と志賀高原への玄関口

長野市内の善光寺参拝や、終点・湯田中からの志賀高原アクセスに便利な路線。

特急「ゆけむり」や「スノーモンキー」など、元ロマンスカーの車両が走るユニークさでも有名です。

観光列車・特別なローカル列車もチェック!

長野電鉄「ゆけむり」「スノーモンキー」

元「成田エクスプレス」の特急、スノーモンキー号

小田急ロマンスカーを改造した観光特急。快適な座席と展望が魅力。

JR東日本「HIGH RAIL 1375」(小海線)

日本一標高の高い鉄道を走り、星空観賞イベントも開催。

しなの鉄道「ろくもん」

信州の食と景色を楽しむ観光列車。車内で地元食材を使った料理を堪能できます。

長野県ローカル線のお得な切符と乗り方

ローカル線を楽しむなら、お得なフリーきっぷを活用しましょう。

観光スポットや温泉地と組み合わせれば、効率よく旅を満喫できます。

長野県を走る「ローカル線」まとめ|観光や絶景を楽しめる電車旅ガイド

長野県のローカル線は、山岳風景や温泉街、歴史ある町並みへと誘ってくれる魅力的な路線ばかりです。

移動のためだけでなく、鉄道そのものを楽しむ「電車旅」としても価値があります。次の旅ではぜひ、長野県のローカル線に乗って、心に残る景色と出会ってみてください。

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