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【千畳敷カール】ロープウェイで気軽に登山。紅葉もおすすめ!

千畳敷カールは標高2,612mにある、長野県の代表的な観光スポット!

新緑から紅葉、雪景色まで年間を通して楽しむことができます。秋の千畳敷カールで紅葉狩り!と思って行ったらすでに雪景色だった体験を記事にします。

・千畳敷カールのおすすめシーズンは?

・千畳敷カールに行くときの服装は?持ち物は?

千畳敷カールの紅葉、見ごろは?

季節ごとの楽しみ方や服装などもあわせてご紹介いたします!

千畳敷カールとは?アクセスや紅葉の見ごろなど

9月下旬の千畳敷カール。Photo by T-joh

千畳敷カールは長野県駒ヶ根市と宮田村にまたがる氷河地形です。カール状になっているのは、氷河に削られた痕なのだそう。「千畳敷」とは、畳を千枚敷いたくらいの広さがあることから名付けられています。

千畳敷カールへのアクセスとマップ

公式ページより引用

千畳敷駅まではロープウェイで行きますが、手前の菅の台バスセンターより先はマイカー規制になっています。車をお持ちの方は駐車料金を払ってバスセンターに停めます。公共交通機関の方は、駒ヶ根駅前から出るバスに乗りましょう。

千畳敷カールでかかる予算は?

バスセンターから往復でかかった費用をまとめます。

千畳敷カールの観光費用(例)
駐車場代:1回600円
バス+ロープウェイ往復:3,900円
ランチ代:約1,000円(秋風鍋焼きうどん)
カフェ代:500円(信州産ピーチジュース)
計:6,000円

結構なお値段かかっています。食費などを省けば4,500円で往復はできますね。

観光にかかる時間は?

バスセンターに集合してから、解散するまで約4時間。上でランチを食べて遊歩道を1周していることを考えると、だいぶ気軽に行き来出来ることが分かります。

もちろん登山をするとなると変わりますが、観光がしたいだけなら半日もあれば十分。ついでに駒ヶ根+宮田観光も出来るはず!

高山植物の花畑に飾られる夏

出典:駒ヶ根市観光協会ライブラリー

千畳敷カールの夏は高山植物が見ごろを迎えます。ハイシーズンは7月下旬〜8月ころ。

紅葉燃ゆる秋

出典:駒ヶ根市観光協会ライブラリー

千畳敷カールの紅葉、見ごろは?

千畳敷カールの紅葉は早く、見ごろは10月上旬!ただし2018年は少し早く、9月中旬〜9月下旬だったようです。9月末に行った方によると、すでに紅葉は終わりかけだったとのこと。年によって見ごろが大きく変わるようです。

紅葉の見ごろ:9月下旬〜10月上旬

紅葉期にオススメの服装と気温

千畳敷カールの平均気温は以下の通り。私の訪れた10月中旬は、お昼12時の時点で7℃でした。

千畳敷カールの平均気温

8月  :最低6℃〜最高17℃
9月  :最低2℃〜最高13℃
10月:最低-5℃〜最高7℃

紅葉期は9月。フリースなどを持参し、寒い時に羽織れるようにしておきましょう。早朝から歩く場合には、真冬と同じくらいの装備が必要です。

登山する方はともかく、意外と山装備の方は少ない印象を受けました。ホテルから歩かなくても千畳敷カール自体は見られるからかもしれません。

服装については、ご一緒したのり氏さんが詳しく記事にしてくれています!

紅葉期の千畳敷カール、混雑状況は?

紅葉期の千畳敷カールは平日でもかなり混みます。バスが30分に1本しかないので、早めに並んで確実に乗れるように心がけましょう。

人数制限があり、逃すと次の30分まで待たされることになります。ちなみにロープウェイやバスに予約機能はありません。

10月中旬、ロープウェイとバスで千畳敷カールへ。

ってことで10月下旬、千畳敷カールへ行ってきました!ご一緒したのは千畳敷カールのある宮田村へ移住した主婦ブロガーののり氏@dannyome_com )さん。「毎日ズボラ」というブログを運営してらっしゃいます。

長野県移住トークやブログトークで盛り上がりつつ、50分ほどかけて千畳敷カールまで移動しました。

マイカー規制あり。菅の台バスセンターの駐車場へ

待ち合わせ場所は菅の台バスセンター。駐車場と切符売り場があります。バスは30分に1本運行しています。チケットを買ったらすぐに並んでおきましょう。

しらび平駅から駒ケ岳ロープウェイで千畳敷カールへ

バスで30分山道を登ると、ロープウェイのあるしらび平駅に到着。10月中旬、あたりの紅葉は見ごろを迎えていました。

ロープウェイも30分に1度の運行。こちらも早めに並んでおきます。

ロープウェイから見える紅葉や滝も素晴らしかったです!

標高2,612m、サクッと絶景スポットへ

ロープウェイは約7分。日本一標高の高い駅、千畳敷駅に到着しました。この日は曇っていましたが、雲間から駒ヶ根市街を見下ろすこともできます。

数日前に冠雪しており、すでに冬景色でした。

駅からすぐに千畳敷カールがどーんと構えているのが見えます。岩肌が美しい。

千畳敷カールでプチ登山。遊歩道を40分歩いてみた

今回登山をする予定はありませんので40分で1周できる遊歩道を歩いてみました。遊歩道は登山道にも続いており、登山装備が必要な道を避けて周遊します。

遊歩道とは行っても勾配もあり道自体登山道と変わりません。トレッキングシューズ以外で歩くのはやめておきましょう。

また10月中旬の時点ですでに雪道もありました。場合によっては防水の靴をオススメします。

公式ページより引用

オススメは剣ヶ池に近い方から進む道

1周する場合、ホテル側から進む道と、駒ヶ岳神社から進む道があります。急な登り道はきついと思う方は、最初に下り道のあるホテル側の道をオススメします。

最初に下りきって、あと30分かけてゆっくり上る方が楽にまわれるはず。

歩いている道からの景色はこんな感じ。早回しをしたように駆け抜ける雲が大好きです。特に苦労もせず登山をしているような気分になれました。

天候によってはこのように足元がぐちゃぐちゃの場合もあります。注意して歩きましょう。

さらに進むと本格的な登山道へ。要登山装備

写真で見にくいかもしれませんが、真ん中あたりに登山道があります。ポツポツ人の姿もありますね。この先は登山計画書を提出し、しっかりとした装備のある方だけ進みます。

帰り道はほぼフラットな遊歩道

登山道との分かれ道まで進めば、あとはフラットな遊歩道。千畳敷カールの麓を平行に帰ります。

駒ヶ岳神社へ

ゴールは駒ヶ岳神社。山岳信仰の霊験あらかたな神社です。

千畳敷ホテルにはレストランとカフェが1つずつ

お次に千畳敷ホテルにあるレストランとカフェをご紹介します。ちなみに私たちは周遊前にレストランでお昼を食べ、周遊後にカフェに寄って帰りました。

2612Cafe

カフェでは信州産の果物を使ったジュースやコーヒー、信州サーモンのクロワッサンなどがありました。2612は千畳敷ホテルの標高です。

ホテル千畳敷レストラン

広めのスペースを使ったレストラン。信州牛、信州豚を使っていたり、ソースカツ丼があったりとこだわりも感じました。

のり氏が頼んでいたのは「星空ビーフカレー」。千畳敷カールは星空スポットとしても有名です。

私が頼んだのは秋風鍋焼きうどん。きのこなどの天ぷらがたっぷり乗っていました。美味。

ロープウェイに乗ってサクッと市街地へ!

周遊、ランチ、カフェと千畳敷カールをサクッと満喫した後は、往復チケットを使ってサクッと市街地まで。

雲の中を進むのは少し怖かったですが、紅葉真っ盛りの景色を満喫することができました!大満足〜

チケットには露天 こぶしの湯の割引券が

そんなこんなで千畳敷カールを満喫したあと、少し時間が余った私は駒ヶ根市「露天 こぶしの湯」さんへ。

千畳敷カールのチケット裏に割引券が付いていたのです。

内湯が1つ、露天が2つ、低音サウナが1つありました。

露天からは、晴れていればアルプス山脈が望めるようです。

山の上で冷え切った身体が温まりました。

千畳敷カールの紅葉 まとめ

サクッと行けて気軽に絶景が見られる千畳敷カール。ロープウェイは通年運行しているのでまた季節を変えて訪れたいと思います!

長野県の人気紅葉スポットはこちらもどうぞ。

菅の台バスセンター近くの観光スポットは、下記の記事でもご紹介しているのでご参照ください。

ありがとうございました!

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