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木曽の名勝「寝覚めの床」と臨川寺・ねざめ亭へ。

長野県上松町にある国の名勝・寝覚めの床についてご紹介します!

愛知県など東海圏からのアクセスも良い木曽エリアのおすすめ観光スポット。

長野県に5つある国指定の名勝のひとつでもあります。

名勝「寝覚めの床」の由来は?浦島太郎伝説の残る絶景スポット!

亀を助けた浦島太郎が竜宮城で夢のようなひとときを過ごすお話は皆さんも馴染みが深いと思います。

浦島太郎は「決して開けてはいけない」と言われた玉手箱を開け、おじいさんになってしまうというオチ。

浦島太郎伝説のその後
伝説によると竜宮城から帰った浦島太郎は近くに知り合いも見当たらずたびに出ることにします。旅の途中、長野県木曽の景色がまるで竜宮城の景色のように美しかったことで懐かしくなり、乙姫にもらった玉手箱を開けてしまうのです。すると浦島太郎はすっかり老いぼれたヨボヨボのおじいさんになってしまいました。まるで今までのことが「夢」のようであったように思われたことから、その「夢」から覚めたこの場所を「寝覚めの床」と呼ぶようになったということです。

▼漫画で解説しているよ!

「寝覚めの床」へは臨川寺を通る

寝覚めの床は、臨川寺から入場するようになっています。入場料は200円。ちなみにすぐ手前に1回500円の有料駐車場があります。

まずはコインロッカーに荷物を預けよう

臨川寺で入場料を払うと、すぐそばに古びたコインロッカーを見ることができます。手荷物がある方はぜひここに預けていきましょう。両手がふさがっているような状態ではとてもたどり着くことができません。できれば手ぶら・荷物なしの状態が望ましいです。ちなみに私は片手に御朱印帳とカメラを入れたバッグを持っていましたが、邪魔すぎて放り投げて帰ろうかと思ったほどです。

臨川寺ってどんなところ?

臨川寺の記事はまた別で書きたいと思っているので、とりあえず基本情報のみ載せておきます!

ご本尊 弁財天
山号 寝覚山
宗派 臨済宗妙心寺派
札所・霊場 木曽七福神(弁財天)
所在地木曽郡上松町上松1704
電話番号0264-52-2072
駐車場あり(隣に1回500円のPあり)
拝観料大人200円小人100円
公式ページ 

亀さんがいたり、浦島太郎がおじいさんになった姿を確認したという「姿見の池」があったりかなり浦島推し。創建時は方丈や本堂など境内にあったようですが、1863年の火災により弁天堂だけが当時のまま残った形になっています。

いざ、寝覚めの床へ!

臨川寺から寝覚めの床までは、まず長くて細い階段を線路沿いに下りていきます。ここって結構電車撮るのに良いロケーションだと思うんですけど、撮り鉄っぽい方は見当たりませんでした。電車が来ると結構楽しい!

さらに下ると寝覚めの床が見えてきます!面白い石や巨岩ばかりでテンションが上がる!

落石・足元に注意の文字。道は雨水でぬかるみ、ぐちょぐちょの道を飛び越えながら進みます。

寝覚めの床は天然のアスレチック!

いや、これ何のアトラクションですか!ってくらい自然そのままの道を進みます。

岩のひとつひとつが大きいので、登るのも一苦労。

しかも落ちたら水!決まった道もないので、みんなあーだこーだ言いながら進んでいました。

この石めっちゃ四角い!!面白い!!ちなみに手前の斜めの道を進むコースと、奥を進むコースがあります。

登っていくと、一番大きな岩の上に浦島堂を発見!アトラクションのゴールを見た気分です。

振り返ると、みんな苦戦しながら向かっている様子を見下ろすことができます。

そしてゴールの向こう側には断崖絶壁と絶景。

遠くにねざめ亭も見えます。

阿寺渓谷すぐ近く!「ねざめ亭」でランチとガラス張りトイレ観光へ。もあわせてご覧ください!

疲れたら隣の「ねざめ亭」で休憩&ランチ

木曽の新たな観光スポット、その名も「ねざめ亭」。

透明なトイレの体験談などは関連記事からどうぞ!ちなみにこんな感じ・・・。

木曽「寝覚めの床」まとめ

木曽の名勝「寝覚めの床」をご紹介しました。

川のほとり(というか真ん中)なので天候をうかがいつつ、安全な旅を心がけましょう。

木曽は広く、どこに立ち寄れば良いか分からないと考えている方も多いかと思いますが、季節や天気、やりたいことに合わせてお気に入りのスポットを見つけてみてくださいね。

▼木曽のスキマ記事はこちら

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