地元民おすすめ「木曽」エリアの観光スポット15選!

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長野県中心部から愛知県に向けてのびる木曽路は、中山道の一部。道中には名勝や有名観光スポット、木曽七福神などさまざまな見どころがあります。

「木曽」へ行ったことがない方、木曽七福神めぐりのついでに観光もしてみたい方にはぜひおすすめしたいスポットなどをまとめました。木曽を丸1日から1泊2日くらいで満喫できるプランになっています!春の桜に夏は避暑、秋の紅葉に雪化粧、春夏秋冬楽しめる木曽へお越しください。

「木曽」とは、険しい崖の多い土地を意味します。またその名の通り「木曽(木曾)義仲」の出身地でもあり、歴史ファンも多く訪れるスポット。だいたい一本道を進むと道中に見所がたくさんあり、初めての方でも観光しやすいかと思います。木曽と一口に言っても、市町村・県さえまたいだ広域を指すことも。今回は中山道(国道19号)を中心とした塩尻市〜南木曽町をご紹介します。

馬籠宿(まごめじゅく)|岐阜県中津川市

岐阜県馬籠宿島崎藤村
馬籠宿

木曽路の入り口にあたる馬籠宿。現在は岐阜県中津川市ですが、2005年に合併するまでは長野県の山口村でした。「木曽路は全て山の中である」でお馴染み、島崎藤村の出身地としても有名です。

宿場町としては妻籠宿、奈良井宿と同じく綺麗に整備されており、観光スポットとして賑わっています。

男滝女滝|南木曽町

中山道「男滝女滝」南木曽町
男滝
中山道「男滝女滝」南木曽町
女滝

中山道の中でも特に人気の高い馬籠峠の近くに、男滝女滝があります。小説「宮本武蔵」にも登場したことで知られ、訪日客にも人気の観光ルートです。

男滝女滝は馬籠宿から約5キロメートル、妻籠宿から約3キロメートル。道中は山道ですが、訪日客には「Samurai Trail(サムライの道)」として人気のスポットでした(現在は穴場かも)。

妻籠宿(つまごじゅく)|南木曽町

南木曽町の妻籠宿

妻籠宿(つまごじゅく)は中山道2番目の長さを誇る宿場町です。木曽エリアの長野県南端、南木曽町に位置しています。

妻籠宿

福沢桃介記念館|南木曽町

南木曽町福沢桃介記念館
福沢桃介記念館|南木曽町

電力王と呼ばれた福澤桃介の別荘が記念館として残されています。福沢諭吉の婿養子であり、多数の電力会社を経営していた桃介。木曽川の開発にも尽力し、事業の拡大に成功しました。洋風な別荘は当時の趣をそのままに残しています。

山の歴史館とは渡り廊下で繋がっており、あわせて見学が可能。

南木曽町福沢桃介記念館
南木曽町福沢桃介記念館
山の歴史館併設

柿其渓谷(かきぞれけいこく)|南木曽町

木曽路の長野県最南端にある南木曽町の柿其(かきぞれ)渓谷。読書(よみかき)という難読地名の柿其集落にあります。エメラルドブルーの柿其川が花崗岩を侵食してできた渓谷。木曽谷の隠れ里とも呼ばれます。

車1台通るのがやっとなほどの狭い道を進み、車20台ほど停まれる駐車場まで。運転に慣れていない方、大きな車でお越しの方はご注意ください。駐車場からは徒歩で進みます。お手洗いはこちらで済ませておきましょう。

阿寺渓谷(あてらけいこく)|大桑村

大桑村の阿寺渓谷(あてらけいこく)阿寺ブルーと呼ばれる透明感のあるブルーは、加工なしでこの鮮やかさ!川は入って泳ぐこともできますし、周りの石に座って川のせせらぎに耳をすませるのも良いでしょう。

他にも雨が降った時にしか姿を現さない雨現の滝や、森林鉄道跡などはかなりおすすめ。廃墟とはまた違いますが、こういう歴史の遺産ってなんだかワクワクしますよね!

阿寺渓谷のアクセスや詳しい紹介などはこちらをご覧ください。

定勝寺(じょうしょうじ)|大桑村

定勝寺|大桑村

大桑村の須原宿にある定勝寺は木曽七福神の一寺。木曽路の中でも最古刹であり、木曽三大寺にも数えられています。本堂、庫裡、山門は国指定の重要文化財です。

定勝寺|大桑村
定勝寺|大桑村

寝覚めの床(ねざめのとこ)|上松町

国指定の名勝、寝覚の床。奇岩と美しい木曽川には、浦島太郎伝説が残っています。岩を上ったり下ったりしながら寝覚の床を楽しみましょう。

寝覚めの床は、臨川寺から入場するようになっています。入場料は200円。ちなみにすぐ手前に1回500円の有料駐車場があります。

寝覚めの床の臨川寺|上松町
臨川寺の入り口
寝覚めの床の臨川寺|上松町
浦島堂

御岳湖/牧尾ダム|王滝村

牧尾ダム|王滝村

木曽福島のあたりから西に進むと、王滝村へ。入り口には御岳湖があり、春夏秋冬美しい景色が広がっています。御岳湖は牧尾ダムの水源として1961年に誕生しました。夏にはカヌーツーリングも楽しめます。

牧尾ダム|王滝村
牧尾ダム|王滝村

自然湖|王滝村

王滝村自然湖

富士山に次いで2番目に高い独立峰「御嶽山(おんたけさん)」の麓にある小さな湖は、1984年に起きた地震によってできた自然湖です。夏にはネイチャーカヌーツアー、冬には結氷した湖面でワカサギ釣りが楽しめるアウトドアスポットでもあります。

御嶽山「おんたけロープウェイ」|木曽町

御嶽山「おんたけロープウェイ」に乗って7合目までプチハイキング|木曽町

木曽エリアのシンボル、御嶽山を7号目近くまで一気にのぼれる「おんたけロープウェイ」。登山はハードルが高くて無理!という人でも散策気分で訪れることができますよ。

山頂駅にはカフェレストランもあり、1日楽しめるスポット。10分ほど歩いたところにある7合目の山小屋では、力餅やお茶もいただけます。

グリーンシーズンは朝早く〜午前中にいくのがおすすめ!

御嶽山「おんたけロープウェイ」に乗って7合目までプチハイキング|木曽町
御嶽山「おんたけロープウェイ」に乗って7合目までプチハイキング|木曽町

開田高原(かいだこうげん)|木曽町

開田高原は、木曽の自然や紅葉を楽しめる人気観光スポットです。アイスクリーム工房でソフトクリームを食べたり、二本木の湯で温泉にも入れます。秋には新そば祭りも行われ、そば畑の名所としてもおすすめ!

奥木曽湖・味噌川ダム|木祖村

奥木曽湖は木曽川の源流にあり、味噌川ダムは日本で2番目に標高の高いダムです。夜には星も美しく、秋には穴場な紅葉スポットとしてもおすすめ。

木曽福島(きそふくしま)|木曽町

木曽福島

木曽福島は木曽エリアの真ん中あたり、木曽町の旧市町村です。木曽福島駅から徒歩圏内でいろいろとめぐれるので公共交通機関で観光される方にもおすすめ。

木曽福島

奈良井宿(ならいじゅく)|塩尻市

木曽の観光地といえば、奈良井宿を思い浮かべる方も多いでしょう。古い日本の宿場町を彷彿させる街並みがなんともフォトジェニック。女子旅にもおすすめのスポットです。

木曽の温泉「二本木の湯」

人がいたため写真がありませんが、しゅわしゅわの微炭酸が特長の含二酸化炭素・カルシウム-炭酸水素塩冷鉱泉(低張性弱酸性冷鉱泉)です。

時期と目的別!木曽の観光スポット

GW〜夏にオススメな観光スポット

夏におすすめしたいのは、阿寺渓谷をはじめとする水スポットです。

夏の木曽観光におすすめなスポット

阿寺渓谷
寝覚の床と臨川寺
御嶽神社〜新滝・清滝

秋の紅葉期にオススメな観光スポット

秋の木曽観光

木曽の人気観光モデルコース

ねざめ亭で寝覚の床を上から見下ろそう

木曽の名勝「寝覚の床」すぐ近くに2017年オープンした「ねざめ亭」で名勝を上から眺めましょう!

こちらは【ガラス張りトイレ⁈】木曽の名勝・寝覚めの床を見下ろせる「ねざめ亭」の絶景パウダールームがやばい!でもご紹介しました。

木曽 寝覚めの床

店内では観光パンフレットの案内や、お土産・民芸品なども販売されています。木曽にはお土産を買える場所が多くありません。ねざめ亭に寄っておきましょう。

ねざめ亭の詳しい情報は木曽の名勝「寝覚めの床」と臨川寺・ねざめ亭へをご覧ください!

臨川寺から名勝「寝覚の床」へ

ねざめ亭から徒歩3分で臨川寺の入り口に到着します。名勝・寝覚の床へはここを通って行きます。

ちなみに寝覚の床は、やや険しい岩肌をぬって行きます。間違ってもヒールなんかではこないようにしましょうね。

寝覚の床の注意点や体験談などはこちらの記事をご覧ください!

夏〜秋は柿其(かきぞれ)渓谷も美しい

エメラルドブルーといえば阿寺渓谷が有名ですが、柿其渓谷も見逃せません。夏にちょっとした川遊びも楽しめますが、個人的には紅葉とのコントラストが美しい秋がおすすめ。

「木曽七福神めぐり」をしよう

木曽七福神

長野県の御朱印・社寺紹介サイト「ごしゅメモ」の管理人としてはやはり木曽七福神は紹介しておきたいところ。私は木曽七福神を中心にめぐりました。

木曽七福神の御朱印まとめ

もう少し詳しく知りたい方は木曽七福神の御朱印まとめをご覧いただければと思います。県内の御朱印にしては珍しく、色とりどりで目立つ和紙を使っています。

木曽路でスキマ旅!

木曽満喫プランをざっくりご紹介しました。

▼木曽エリアのスキマ記事

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この記事を書いた人

Skima信州編集部

Skima信州は「信州のスキマを好きで埋める」をキャッチコピーに長野県のニッチな観光スポットや情報をお届けするローカルWEBメディアです。