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紅葉がおすすめ!志賀高原と松川渓谷を走る絶景ドライブ

国内外からスキーリゾートとしてその名を知られる志賀高原は、グリーンシーズンになると多くの車好き・バイク好きが集まります。お目当ては絶景を眺めながら走れるドライブウェイ!

志賀高原とその周辺は日本屈指の山岳ドライブウェイとして知られており、特に紅葉シーズンは標高によって異なる景色を一度で楽しめる、長野県特有の”縦に走るドライブ”が楽しめます。

そこで今回は、首都圏側から草津温泉や万座温泉を通って行ける国道日本最高地点の「渋峠」をスタート地点に、良質な温泉と旅館、そして美味しいワインで知られる高山村に抜けるドライブウェイをご紹介します。

国道日本最高地点の「渋峠」へ

旅の始まりは、国道292号・志賀草津高原ルートの標高2,172m日本国道最高地点 渋峠からスタートです。渋峠は群馬県中之条町と長野県山ノ内町のちょうど間にある峠。群馬県側から来ると、渋峠から長野県に入ることになります。

群馬県側では草津温泉街、殺生河原など変化に富んだ光景を楽しめます。長野県側では北アルプスを遠方に臨みながら、志賀高原、渋・湯田中温泉などリゾート地と温泉の光景が楽しめます。

渋峠からの景色

国道ということからわかる通り、志賀高原は道幅が広く走りやすいのが特徴。これだけ高い標高を快適に走れるところは、全国探してもなかなかありません。

なお例年11月初頭から4月下旬までは冬季閉鎖となります。紅葉が楽しめるのは9月下旬~11月初頭の約1か月間、機を逃さず訪れましょう。

志賀高原にはたくさんの観光スポットがあります。ドライブとあわせて訪れたい観光スポット情報は、こちらの記事をご覧ください↓

志賀高原の絶景ロードを走る-満点ビューテラスで寄り道-

笠ヶ岳と北アルプスと市内

渋峠から志賀高原を下り、高山村へと抜けるルートはまさに天空の道!道中では紅葉が広がる美しい志賀高原と、北信五岳(妙高山、斑尾山、黒姫山、飯縄山、戸隠山)、その奥にある北アルプスが見えます。

満点ビューテラス

2021年に横手山に新しく誕生した絶景スポット満点ビューテラスは、横手山ドライブインとあわせてドライブ途中のランチにおすすめ。志賀高原の中でも最高地点にある横手山にあり、標高は2,307m、天空のオールシーズンリゾートです。

テラスまでは日本最古のエスカレーター 横手山スカイレーターと、横手山第3スカイリフトを乗り継いでいくので、ちょっとしたアトラクション感。ドライブだけだとちょっと飽きちゃう子どもも楽しめるスポットです。

満点ビューテラスの詳細は、こちらの記事をご覧ください↓

県道66号豊野南志賀公園線で高山村方面へ

県道66号豊野南志賀公園線

今回の目的地 高山村に行くには、志賀高原を下りきらずに途中で県道66号豊野南志賀公園線へと入ります。先ほどまで走っていた国道292号線は観光客も多くバスや乗用車の通りが比較的多いですが、県道66号は車も少なくゆったり走れるのが特徴。

夏は笠岳の登山者が、秋は松川渓谷の紅葉を目指す車が通るドライブウェイです。道中からは、このあと訪れる山田牧場や中倉山、北アルプス、北信五岳が望めます。

奥山田温泉の紅葉

山田牧場の牛さんたち

県道66号を走り景色がひらけると、高山村 奥山田温泉・山田牧場に到着です。山田牧場は標高1500m〜1700mに広がる公共育成牧場。159haという広大な牧場には、5月中旬~10月中旬にかけて、数十頭の牛が放牧されています。

山田牧場には数件のロッチやペンション、カフェ、茶屋があります。ヤマボク グリーンサイトというキャンプ場もあるのでドライブ+キャンプを楽しみたい方はおすすめです。

松川渓谷で滝と紅葉を

うっすらと奥にみえるのが八滝

奥山田温泉・山田牧場をあとにして、さらに下ると松川渓谷・信州高山温泉郷に到着です。

松川渓谷の見どころは、滝の裏側を歩ける雷滝や八段になって水が落ちる八滝、豪快に落下する雷滝のすぐ近くの渓谷の自然大岩を利用して造られた大野天風呂などです。

松川渓谷・信州高山温泉郷には、他にも観光スポット、紅葉の絶景スポットがたくさん!詳細はこちらの記事をご覧ください↓

高井橋

信州高山温泉郷を抜けて最後に通るのが、四季を通じて松川渓谷に映える赤い橋 高井橋です。松川渓谷の玄関口にあるシンボル的存在のこの橋は映えスポット。

普通に通っていると橋の上を通過することになるので、橋の手前で右側の道へと入りましょう。数百メートル進むと小さな駐車場があるので、そこから上のような写真が撮影できます。

最後に-冬は通行止めなので、春~秋に訪れよう!-

今回は、日本で最も高い国道がある渋峠から信州高山温泉郷までのドライブウェイをご紹介してきました。夏は涼しい風を感じられ、秋になると紅葉が美しいこの道は冬になると走れなくなるので、行けるときに行くのがおすすめ!ぜひ訪れてみてください。

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