紅葉と温泉を楽しむ「志賀高原」おすすめスポットをご紹介!

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長野県山ノ内町の志賀高原(しがこうげん)

志賀高原は長野県山ノ内町にあります。山ノ内町には他にも湯田中・渋温泉やスノーモンキーで有名な地獄谷温泉などが知られています。有名な観光地に名前を取られがちですが、山ノ内町としての魅力も今後紹介していきたいところ。

そんな山ノ内町の志賀高原までは、長野市街地から車で約1時間半ほどかかります。志賀高原への道はまっすぐなので、一番手前あたりにある定番スポット「蓮池」に目的地を設定してみました。Googleマップで見ると、長野駅から車で1時間弱で着く計算になっています。

今回はドライブにもぴったりな志賀高原のおすすめ紅葉スポットをご紹介します!

志賀高原 山の駅からの絶景を見よう

山ノ内町志賀高原

志賀高原 山の駅はカフェや休憩スペース、コワーキングスペースなどが併設された複合施設。反対側には志賀高原中央エリアが広がり、絶景を独り占めできるスペースもあります。元はロープウェイの発着場所だったようで、当時のロープウェイがそのまま残されていますよ。

山ノ内町志賀高原山の駅

まずは押さえたい!「蓮池(はすいけ)」

志賀高原蓮池

山の駅志賀高原の駐車場からも見える、蓮池(はすいけ)

志賀高原にはこのように池や湿地がたくさんあり、水面に映った紅葉を楽しむことができます。一周サクッと歩ける遊歩道もあるので、紅葉狩りもおすすめ。

標高1,600mの高層湿原「田ノ原湿原」を歩く

山ノ内町志賀高原田ノ原湿原

県道292号線(浅間・白根・志賀さわやか街道)沿いに田ノ原湿原から木戸池まで歩ける遊歩道があります。標高1,610m〜1,620mに広がる高層湿原です。太古の昔に志賀山(しがやま)の噴火によって流れた溶岩が堰き止められて湖になりました。この湖に生えたミズゴケが腐らずに数メートルの厚さに積み重なっています。ビーナスライン沿いにある標高1,630メートルの八島湿原も同じく高層湿原でしたね。

駐車場もあり、歩いて木戸池で折り返して1周すると良いハイキングになります。徒歩の方は木戸池側から一周するのが良いでしょう。

山ノ内町志賀高原田ノ原湿原

紅葉の絶景!「木戸池」木戸池温泉ホテルもおすすめ

山ノ内町志賀高原木戸池

錦秋とよぶにふさわしい紅葉の絶景が美しい木戸池。目の前の木戸池温泉ホテルは日帰り入浴も可能です。ちなみに小さなキャンプ場も運営しており、近くの空き地でキャンプもできますよ!

志賀高原キャンプ場

ほたる温泉の「平床大噴泉」で硫黄臭にまみれる

勢いよく白い煙が噴出している平床大噴泉へ。

煙をかぶるとたまらない硫黄臭に包まれます。ポンプで少し上のホテルなどへ運ばれているようでした。服や髪にバッチリ硫黄臭がついたよ!たまらん!

ニューオープン!横手山 2307満天ビューテラス

山ノ内町志賀高原横手山山頂

横手山ドライブインの近く、横手山スカイレーターに乗って横手山第3リフトを乗り継ぎ、横手山山頂の横手山 2307満天ビューテラスへ!360度遮るものがない、まさに絶景が待っています。リフトの乗降場の上にはクランペットカフェがあり、軽食やランチもいただけますよ。

山ノ内町志賀高原横手山山頂

群馬と長野の県境、渋峠ホテルでランチ

志賀高原にはいくつかランチスポットがありますが、今回は空いていた渋峠ホテルへ。ちょうど群馬県と長野県の境あたりにあります。ちなみにお手洗いのご使用は募金制。ホテルなのでもちろん宿泊も可能!オンラインでの予約もOKだそうです。

中に入ると美味しそうなパンが並んでいました。私たちは横にあった券売機でお昼ご飯を注文。

キーマカレー。

高原そば。

ちょっと群馬県にヨリミチ。日本国道最高地点

渋峠ホテルから車で5分弱、日本国道最高地点(2,172m)へ。ここは群馬県ですが、併せておすすめしたい場所なのでご紹介します。

奥に見えるのは草津白根山。煙が上がっています。警戒レベルが上がると群馬県側からは通行止になるのでご注意ください。

山ノ内町志賀高原

同じ場所から見下ろした景色。空想を描いたような、不思議な魅力。なんとなくですが、モナリザの微笑みを思い出しました。後ろの背景、似ていませんか?

見えているのは、群馬県の芳ヶ平湿地群。火山活動の影響を受けて形成された湿地帯です。遊歩道があり、散策も可能。

前山サマーリフトに乗って池めぐりハイキングへ

お次は長野県側の湿地帯をみにいきましょう。長野県側に少し下って前山サマーリフトへ。

四十八池をはじめとするたくさんの池をめぐれるコースです。リフトの麓に駐車場があり、気軽にトレッキングができる人気スポット!

前山サマーリフト
利用料金:大人(往復)600円
営業時間:8:45~16:10
期間:6/9~10/21(7/14~8/26以外は火・水定休)

渋池越しに見る横手山

リフトを下りて、5分ほど歩くと早速渋池が見えてきました。奥に望むのは横手山、麓から徐々に色づき始めているのが分かります。その後はこんな感じで熊笹の道を3~40分ほど歩きます。歩道は次々に景色が変わり、飽きることなく進めました。

四十八池

四十八池は志賀火山と鉢火山の形成によってできた盆地状の湖。土砂の流入によってだんだんと浅くなり、ヨシーズケ湿原が発達しました。水は酸性のため黒く、現在のようなミズコケ湿原になりました。

遊歩道を歩くとたくさんの池塘が見えます。この辺りは紅葉を感じられるスポットではないからか、ほとんど人がいませんでした。目の前に見えるのはおそらく裏志賀山?登山しながら一周するコースもありますが、そんな体力はないので大人しく引き返しました。

志賀高原は温泉もおすすめ!熊の湯温泉「熊の湯ホテル」

歩いて冷えて疲れたので温泉へ!志賀高原でオススメなのはこちら、熊の湯ホテルさん。

先ほど硫黄を浴びたほたる温泉とは別の源泉だそうです。強烈な硫黄臭と翡翠色のお湯は極上。露天は少しぬるめのお湯でじんわり温まれます。子熊が負傷した足を浸けて癒していたという逸話から「熊の湯」と呼ばれるようになったそうです。ホテル自体はそこまで古くありませんが、源泉は古来より湧き出ていたもの。

詳細はこちらの温泉記事をどうぞ!

志賀高原 まとめ

志賀高原をサクッと1日観光してきた様子をご紹介しました。紅葉の季節だけでなく、春や夏でも楽しめるコースになっていたと思います。

見ごろはまだまだこれからですので、お出かけの際はぜひご参考にしてください。

長野県の紅葉情報はこちら!

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この記事を書いた人

信州さーもん

スキマな観光ライター。長野県内外、国外を旅します。長野県観光WEBメディア「Skima信州(http://skima-shinshu.com )」代表。道祖神宿場街道滝ダムため池棚田神社仏閣好きな平成生まれの魚。浅い知識を浅いままに増やしています。企画・アイディアを出すのが得意。たぶん。