松本の守り神「岡宮神社」の歴史と散策

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長野県松本市旭に所在する、岡宮神社(おかのみやじんじゃ)。

江戸時代からこの地域の守り神として崇敬されていた神社です。鳥居をくぐると緑に包まれ、神聖な雰囲気とともに、なんだか少し落ち着くような空気を感じます。

地元の方に厚く信仰されるこの場所には、どんな歴史があるのでしょうか。

岡宮神社へのアクセス

松本駅から車で8分。松本インターから車で20分 。境内に車が停められます。

正式名称岡宮神社(おかのみやじんじゃ)
所在地長野県松本市旭1-4-8
公式HPhttp://okamiyajinja.sakura.ne.jp/
駐車場あり

岡宮神社の落ち着く雰囲気

岡宮神社|松本市

日々暮らしていく中で、ちょっと疲れたな。と感じたら、自然がいっぱいで静かな場所に行くことをおススメします。私が訪れた時の岡宮神社は、誰もいない、一人で落ち着くにはうってつけの静けさに包まれておりました。

岡宮神社とは?歴史をご紹介

岡宮神社|松本市

岡宮神社は、松本城建築以前からこの地を守ってきた由緒ある神社。

御祭神は健御名方命(タテミナカタノミコト)。五穀豊穣、狩猟、風、武勇、治水龍神信仰など広大な御神徳もあらたかに、信濃の国を今の肥沃の地へと切り開いた国づくりの神様です。

その信仰は江戸時代になっても厚く、1663(寛文)3年、松本藩主水野忠職公による御社殿の再建造営や1700(元禄)13年、水野忠直公による御神輿の寄進がありました。

また、例年慣例として祭礼費用の籾や祭具の奉納、町奉行並びに目付役の派遣警固など格別の待遇を賜りました。

岡宮神社|松本市
境内に入ってすぐの手水舎

石の鳥居をくぐると左手に手水舎、右手には社務所が見えます。

岡宮神社|松本市

正面には山門。奥に社殿、本殿と続きます。本殿は松本において数少ない江戸初期の建造物。市指定の重要文化財です。

余計な建物が無いため、敷地内はより一層広々として見えます。周りには人もおらず、木々が風によってざわざわと立てる音のみが聞こえます。それだけで、日常から切り離されたような気持ちです。

岡宮神社|松本市
岡宮神社|松本市

社殿の前の狛犬。ちょっと特徴的ですね。

岡宮神社|松本市

社殿です。こちらで参拝を済ませます。

二礼二拍手一礼を終えたら、すこし周囲を散策してみます。

岡宮神社|松本市

社殿の左側には熊野神社。ここには誉田別命(ホンダワケノミコト)が祀られています。

奥に入っていくにつれて、目の前が緑でいっぱいになり、リラックスしてしまいます。緑色には人を落ち着かせる効果があるので、疲れたと思ったら緑がいっぱいの場所に行くといいですよ。

岡宮神社|松本市
右側には伊弉冉尊(イザナミノミコト)が祀られています。

岡宮神社まとめ

岡宮神社|松本市

静かで涼しくて、安心する。

ちょっと寄り道して、一息つくだけでも十分回復効果がありますが、歴史的な建造物は、その背景についての知識を得てから訪れるとより一層楽しめると思います。歴史に思いを馳せながら、ぼんやり休憩するのもいいのではないでしょうか。

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この記事を書いた人

あんころもち

神奈川県出身長野県在住の大学生。
朝の空気と散歩が好きです。歩きながらお洒落なお店を探しています。
最近はいかに安く日々の買い物を済ませるか奮闘しております。浮いたお金でおいしいものを食べに行く時が幸せです。