武田信玄ゆかり「春山城跡」トレッキング体験談【長野市の山城】

【長野市の山城】春山城跡トレッキング体験談

※当サイトのコンテンツにはプロモーション(広告)が含まれています

春山城跡は、長野市若穂綿内にあった標高635mの山城です。

標高996.9mの太郎山の尾根上にあり、城ノ峰とも呼ばれています。

今回はそんな春山城跡に登ってきた様子をご紹介します。

ちなみに若穂太郎山まで登ることもできますが、私の体力では春山城跡が限界でした。

▼最近山城に登っています

春山城跡トレッキングのコース

今回のコースはこんな感じ。同じ道を行って戻ってきています。

詳しくは下の投稿をご覧ください。

天王山口の登山者駐車場からスタート

【長野市の山城】春山城跡トレッキング体験談

春山城跡の登山口はいくつかありますが、今回は天王山口登山口からスタートしました。

看板には「天王山遊歩道案内図」とありますが、春山城跡の途中にあるのでこちらから入ります。

【長野市の山城】春山城跡トレッキング体験談

クマ出没注意の柵を開閉して入りましょう。熊よけの鈴などもあると心強いですね。

飯綱さま経由で尾根道を進む

【長野市の山城】春山城跡トレッキング体験談

5分ほど登ると「飯綱さん」の看板を発見。

無病息災や五穀豊穣を願って飯綱社を勧請してきたようです。

【長野市の山城】春山城跡トレッキング体験談

さらに階段を登ると、「アルプス展望台」と書かれていました。

拝殿への階段を登ると右側からさらに登山道が続いています。

分岐を太郎山山頂へ進む

【長野市の山城】春山城跡トレッキング体験談

少し進むと登山口のひとつである「春山口」との分岐点があります。

「太郎山山頂」へ向かいます。

【長野市の山城】春山城跡トレッキング体験談
【長野市の山城】春山城跡トレッキング体験談

THE・尾根道といった登山道を進みます。

写真で見るより急登で落石にも注意が必要な道です。

【長野市の山城】春山城跡トレッキング体験談

登山道から少しだけ外れると、眺望の良い岩場で休憩することができました。特に名前はついていないようです。

田子峰から善光寺平を見下ろす

【長野市の山城】春山城跡トレッキング体験談

さらに進んでいくと、岩場(縄場)が現れます。ここからは上級者向けとの記載もありますので、ある程度の登山装備を整えて訪れることをおすすめめします。

ちなみに道中は蜘蛛の巣とメマトイ(目に入ってくるコバエ)が大量発生しています。サングラスや長袖などでガードしていくと良いかも。

【長野市の山城】春山城跡トレッキング体験談

この岩場を越えれば絶景ポイントである「田子峰」に辿り着きます。

石もゴロゴロしているので落石には十分注意してください。

【長野市の山城】春山城跡トレッキング体験談

眺めの良い「田子峰」に到着しました。

遮る木々もないため、善光寺平を180度見下ろすことができます。

尾根上にある山城は、こうした絶景が見られるのも私のお気に入りポイント。

【長野市の山城】春山城跡トレッキング体験談

千曲川の向こうには北信五岳も顔を出しています。

春山城跡(城ノ峰)でゴール!

【長野市の山城】春山城跡トレッキング体験談

さらに進むと蓮台寺への分岐点に到着。

どうやらこの辺りは堀切になっているようです。

最後の力を振り絞ってもうひと登りすると、春山城跡に到着!

【長野市の山城】春山城跡トレッキング体験談

春山城跡は平安後期(1030年頃)に信濃源氏の祖といわれる源頼季(みなもとよりすえ)が須坂市井上地区に土着した後、綿内地域周辺を統治するために築いた山城のひとつだといわれています。

戦国時代には武田信玄が川中島の戦いの際に築城し直しており、その頃の堀切や土塁が残っています。

春山城跡(城ノ峰)まとめ

【長野市の山城】春山城跡トレッキング体験談

長野市若穂にある春山城跡トレッキングの様子をご紹介しました。

往復1時間半程度ですが、上級者コースを含むため十分な体力と装備で向かっていただけると良いと思います。

私は足がプルプルになりながらなんとか辿り着きましたが、田子峰からの絶景が見られて大満足です!

▼山城のスキマ記事はこちら!

公式LINEの友達募集広告

この記事を書いた人

信州さーもん

スキマな観光ライター。長野県内外、国外を旅します。長野県観光WEBメディア「Skima信州(http://skima-shinshu.com )」代表。道祖神宿場街道滝ダムため池棚田神社仏閣好きな平成生まれの魚。浅い知識を浅いままに増やしています。企画・アイディアを出すのが得意。たぶん。