2018年に小諸市南部、標高800mに位置する御牧ヶ原台地にオープンした「ジオヒルズワイナリー」。
「Gio」はベトナム語で「風」の意味で「御牧ケ原の台地で育ったぶどうがワインとなり、風にのって多くの人に届くように」との想いを込めて丁寧なワイン醸造が行われています。
2002年から小諸の老舗旅館「中棚荘」のご主人がワイン用葡萄の栽培を始め、現在畑にはシャルドネ、メルロー、ピノ・ノワール、ソーヴィ二ヨン・ブラン、シラーなどの品種が植えられています。土壌は粘土質のため、ここで栽培されるブドウは通常よりもゆっくりと時間を掛けて根を張っていき、年数が経てば経つほど力強いブドウの樹へと成長していくとのこと。
御牧ケ原は降雨量が年間985mmと非常に少なく、冷涼な気候で昼夜の寒暖差がはっきりしているので、酸がしっかりと残った上質なワインになるそうです。
2022年4月フランスで開催された「フェミナリーズ世界ワインコンクール」において、ジオヒルズワイナリーの「MIMAKI Merlot 2020」が金賞を受賞。ワインのほかにも、長野県上田産のリンゴ100%を使い、伝統的なシャンパーニュの製法と同じく瓶内で二次発酵させた希少なシードルもおすすめです。
名称
ジオヒルズワイナリー
所在地
長野県小諸市山浦富士見平5656
公式HP
マップ