北沢の大石棒(きたざわのだいせきぼう)とは、佐久穂町にある縄文時代の石棒です。男根を模したものを石棒と呼び、呪術や儀式などに使われたと考えられています。
巨大な凝灰岩からできています。佐久エリアにはこのような石棒が多く発見されています。
北沢川のほとりを進むと、乱雑に区切られた田園の真ん中にドーンと佇む大石棒。全長2.23メートルあり、石棒としては日本一の高さだそうです。制作されたのは縄文時代中期後半。田んぼの真ん中に立っているのは、北沢川改修工事の際に出土したものを立て直したからなのだそう。
長野県でウロウロしているとこの手の石棒はよく転がっているのです(は言い過ぎです)が、大きさのインパクトはピカイチでした。
名称 | 北沢の大石棒(きたざわのだいせきぼう) |
所在地 | 長野県南佐久郡佐久穂町高野町1421 |