岐阜県から木曽路を通って長野県に入る時、最初に着くのが「南木曽町(なぎそまち)」です。
中山道「妻籠宿」や日本の滝100選の田立の滝、柿其渓谷など実は見どころの多い南木曽町。市町村名でくくって旅をしてみるのも良いかもしれません。
- 男滝・女滝
- 妻籠宿
- 田立の滝
- 福沢桃介記念館
- 柿其渓谷
今回は木曽路の入り口「南木曽町」の観光スポットを岐阜県側から順番にご紹介いたします。
男滝・女滝(おだき・めだき)
木曽路の名所として古くから旅人に親しまれてきた男滝・女滝。
木曽路の中でもっとも険しいとされる馬籠峠を超え、馬籠宿から妻籠宿へ向かう途中にあります。駐車スペースからは徒歩3分ほど、向かって左側が男滝、右側が女滝です。小説『宮本武蔵』の舞台としても知られています。
岐阜県側から来られる方は道沿いなので休憩がてら寄り道してみてくださいね。
中山道「妻籠宿(つまごじゅく)」
南木曽町でもっとも名の知られた観光地「妻籠宿(つまごじゅく)」。
中山道の長野県最南端にあり、江戸時代の街並みが復元・修景された風情ある町です。お土産屋さんやグルメスポットも多く、食べ歩きやショッピングにも適しています。
田立の滝
日本の滝100選にも選ばれている田立の滝。
10以上ある滝の総称です。駐車場や駅からは徒歩で往復2時間以上かかるため、ちょっとした観光や寄り道には向きません。ハイキングや滝めぐりを楽しみたい方におすすめ!
福沢桃介記念館
木曽川沿いに街並みを眺めると、発電所が多いことに気がつく方もあるでしょう。南木曽町は「時の電力王」と謳われた福沢桃介ゆかりの地としても知られています。
町の中でもひときわ異彩を放つ明治の洋風建築が福沢桃介記念館として現存しています。福沢諭吉の娘婿・桃介が別荘として使用していた洋館。現在は記念館として当時の様子を再現しつつ貴重な資料が展示されています。
となりには御料局名古屋支庁妻籠出張所庁舎として建てられた山の歴史館があり木曽谷の山の歴史と林政資料が展示されています。洋館好きにはたまらないスポット!
近くには福沢桃介ゆかりの「桃介橋」がありますが、現在は工事中で通ることができません。
柿其渓谷(かきぞれけいこく)
柿其(かきそれ)渓谷はエメラルドグリーンの川と滝が美しい南木曽町きっての景勝地です。
同じく木曽の大桑村には「阿寺ブルー」と称されるほど美しい阿寺渓谷がありますが、柿其渓谷は負けず劣らず美しい割に混雑は少ないスキマスポット!30分ほど歩きながら恋路のつり橋や牛ヶ滝などの絶景スポットを見て回ります。
【木曽路の入口】南木曽町の観光スポットまとめ
木曽観光の際におすすめしたい南木曽町の観光スポットをご紹介しました!
スルーしてしまいがちな長野県最南端の南木曽町ですが、じっくりめぐってみると木曽路の魅力がより際立つかもしれません。
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