大鹿村を観光ドライブしたら、思わず車を降りたくなる景色が広がっていた。

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花桃が里を彩る季節、長野県の南部に位置する大鹿村をドライブして来ました。日本で最も美しい村連合を設立した7町村のひとつでもあります。

明治時代に大河原村鹿塩村が合併、村名を併せて「大鹿村」となりました。「大鹿歌舞伎」は国の重要無形民俗文化財にも指定される伝統的な地芝居。

そんな大鹿村に初めて来た方向け。絶景ポイントから温泉、グルメまで満喫できるスポットをご紹介します。行けばきっと好きになる、そんな大鹿村の魅力を少しでも感じていただけたら嬉しいです。

大鹿村へのアクセスとマップ

大鹿村は伊那谷の東側に位置します。松川町から車で30分ほど、南アルプスと伊那山地に挟まれた不思議な地形をしています。

道中にある「桶谷の泉」で飲料確保

大鹿村と松川町をつなぐ桶谷トンネルのすぐ近くに「桶谷の泉」と書かれた湧き水があります。冷たい軟水、美味しかった!

まずは大河原地区へ

松川方面から北へ行くと鹿塩方面、南へ行くと大河原に続きます。まずは大鹿村のビューポイントを見に行きましょう。ちょうどこの地図で現在地となっている場所です。

小渋川と眼前に赤石岳まで一直線に望む絶景ポイント!

同じ場所から反対側を撮るとこんな感じ。右側奥に見えているのが桜で有名な大西公園。今回は少し時期を外していたのでスルーします。(今度は行くからね!待っててね!)

上蔵(わぞ)集落の景観と史跡を散策

上蔵と書いてわぞ、地名も気になります。上蔵集落には多くの史跡が残されており、ウォーキングコースとしても人気。

ドライブしていてもつい車を下りたくなってしまう景色が広がっていました。村のあちこちに花桃が植えられています。

福徳寺

医王山 福徳寺。大河原城址の少し下方にある重要文化財です。奥の丘とコントラストして、写真映えのする本堂。個人的におすすめな場所です。

近くには野野宮神社や信濃宮神社など、素晴らしい神社も鎮座しています。なぜか写真が消えてしまい、ここではご紹介できないのが残念。

この辺りは秋葉古道も続いています。浜松あたりから茅野へと続く秋葉古道は、縄文時代から続くと言われる歴史ある道。信州まで塩を運ぶ「塩の道」とも呼ばれます。

大鹿村を突っ切るように続いていました。大鹿村の秋葉古道を歩くウォーキングイベントなども開催されているようです。

赤石荘の日帰り温泉で絶景を見下ろす

大鹿村にはいくつか温泉がありますが、今回は信州小渋温泉 赤石荘にお邪魔しました。日帰り入浴も可能ですが、不定休なので予め電話などでお休みを確認しておくのが良いでしょう。

大鹿村を流れる小渋川と山々を見下ろしながら浸かります。秋には紅葉もきれいだろうなあ。

日帰りは露天風呂オンリー、4~11月までの期間限定開放です。泉質はナトリウムー塩化物・炭酸水素冷鉱泉、少し塩っぽい味がしました。

赤石荘

住所:長野県下伊那郡大鹿村大河原1972
電話:0265-39-2528
公式HP:http://www.akaishisou.com/content.htm

ランチは山の食堂 するぎ農園

赤石荘などがある大河原から鹿塩地区へ。山の食堂、するぎ農園で食事をとることにしました。

古民家を使用しているのか、天井まで随分ぜいたくな造りになっています。

手打ちそばと大鹿の味セット(1,300円)をいただく

手打ちそばに加えて自家製おからのサラダ、手作りこんにゃく、漬物、大鹿大豆「中尾早生(なかおわせ)」の甘辛煮が付いています。

天ぷらはよもぎ、すいば、のびる、花うど、こごみ。添えられているのはかきどおしと煮豆、それから大鹿村の山塩です。

大鹿村の味を堪能できるおすすめグルメ!味も見た目もバラエティも大満足でした。

山の食堂 するぎ農園

住所:大鹿村鹿塩1208-7
電話番号:0265-39-3008
公式HP:http://www.osk.janis.or.jp/~kindosan/

塩の里直売所で山塩アイス、お土産もこちらで

大河原地区から移動し、鹿塩地区にある塩の里直売所。

山塩アイスを食べに来ました!大鹿村といえば「山塩」。鹿塩温泉などに含まれる塩は、フィリピン海プレートから絞り出て、中央構造線を伝って地上に出て来ているそうです。

海のない信州の山奥で採れる不思議な山塩を使ったアイスも絶品!山塩自体高級品ですが、アイスはかなりお手頃価格で食べられますよ。

大鹿村の魅力は他にもたくさん!

今回簡単に大鹿村の観光プランをご紹介しました。秋葉古道についてはまだ掘り下げられそうですし、信州で1,2のディープさを誇る中央構造線博物館も取材したい!冬季閉鎖中で行けなかった夕立神パノラマ公園や、大鹿歌舞伎も見てみたい。

今度はしっかり観光に来ようと思います。ありがとうございました!

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この記事を書いた人

信州さーもん

スキマな観光ライター。長野県内外、国外を旅します。長野県観光WEBメディア「Skima信州(http://skima-shinshu.com )」代表。道祖神宿場街道滝ダムため池棚田神社仏閣好きな平成生まれの魚。浅い知識を浅いままに増やしています。企画・アイディアを出すのが得意。たぶん。