信州で「海辺の景色」を歩く【編集長コラム3】

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信濃町のランドマークであり、長野県で2番目に大きな湖である野尻湖。

その昔は「信濃尻湖(しなのじりこ)」と呼ばれていたものが、略されて「野尻湖」になったのだそうです。また沿岸線が芙蓉(ふよう)の花びらのように見えることから、芙蓉湖とも呼ばれていました。

そんな野尻湖の北西部にまわると見えてくるのが「菅川の棚田」です。長野県の棚田めぐりで出会い、以来わたしの「推し棚田」になりました。野尻湖畔に向かってゆるやかに流れる棚田の景色は、まるで海辺の集落を見ているよう。

信濃町 菅川の棚田

棚田を縫うように登ると、正面には野尻湖越しに黒姫山がドーンと構えています。火山地帯だったことがうかがえる、湖に向かってこんもりと侵食した山々が印象的。

野尻湖と菅川の棚田|信濃町
海に続く桟橋のよう。

湖畔では釣りをはじめウォーターアクティビティが楽しめますが、遊覧船が発着する反対側とは対照的に、静かで穏やかな時間が流れています。ザザーンと絶え間なく打ち付ける波の音。堪えきれず裸足になって海に足を放り出し、水着を持ってくればよかったなと後悔した夏の思い出です。

野尻湖と菅川の棚田|信濃町
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この記事を書いた人

信州さーもん

スキマな観光ライター。長野県内外、国外を旅します。長野県観光WEBメディア「Skima信州(http://skima-shinshu.com )」代表。道祖神宿場街道滝ダムため池棚田神社仏閣好きな平成生まれの魚。浅い知識を浅いままに増やしています。企画・アイディアを出すのが得意。たぶん。