国立信州高遠青少年自然の家で自然体験をしよう!|長野県伊那市

国立信州高遠青少年自然の家

長野県伊那市にある国立信州高遠青少年自然の家は、壮大な南アルプス・中央アルプス・八ヶ岳連峰を望む晴ヶ峰高原にある教育施設です。主に学校団体を受け入れており、年間を通して県内外の多くの児童・生徒が自然体験のために訪れています。

青少年自然の家と聞くと小中学校時代の行事を思い出して「学校しか使えないんじゃないの?」「一般のハードルは高そう」と思うかもしれませんが、実はそんなことはありません。予約をすれば一般利用も可能で、家族や友人とキャンプや自然体験を楽しむことができます。

では、高遠青少年自然の家とは一体どんな施設なのでしょうか?どんな体験ができる場所なのでしょうか?今回は職員さんに案内してもらいながらその魅力を探ってきました。

長野県内で自然体験ができる場所を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。

国立信州高遠青少年自然の家の基本情報・利用料金

国立信州高遠青少年自然の家
敷地内に立ち並ぶログハウス

高遠青少年自然の家は学校だけでなく一般利用も可能で、電話か公式HPの申し込みフォームから利用の可否を確認し予約をすることで利用できます。

GWや夏休み期間中など利用者が多い時期は2カ月前までの予約が必要ですが、それ以外であれば随時申し込み可能とのこと。6週間前までに提出する書類があるため、利用したい場合は早めに問い合わせてみるのがおすすめです。

利用までの流れを知りたい方は、こちらのページをご覧ください。

所在地〒396-0301 長野県伊那市高遠町藤沢6877-11
電話番号0265-96-2525 (受付時間 8:30~17:15)
公式サイトhttps://takato.niye.go.jp/
利用料金810円(一般利用の場合・1人1泊) その他体験ごとに費用がかかるものあり

高遠青少年自然の家の特徴は利用料金の安さです。教育施設のため一般利用でも1人1泊810円にシーツ代300円を加えた金額でロッジやログハウスに泊まることができます。

キャンプなどで行う野外炊飯の食材としては、ビーフカレー(510円)、焼き肉セット(1,300円)、石窯焼きピザA(4枚分, 1,520円)など様々な選択肢があります。

その他にも自然体験や創作活動、食文化体験なども比較的安価で体験することができます。各種体験の料金はこちらのページをご覧ください。

国立信州高遠青少年自然へのアクセス

車で行く場合は、中央道自動車道の諏訪I.Cもしくは伊那I.Cで降りて、車で40分~50分で着くことができます。

敷地内には食堂やプレイホールなど様々な施設がある

エリアマップ(国立信州高遠青少年自然の家公式HPから引用)

高遠青少年自然の家は広大な敷地の中にさまざまな施設があります。この記事では紹介できないくらい多くの施設があるのでこの記事では一部をご紹介。詳細はこちらのページをご覧ください。

国立信州高遠青少年自然の家
広々としたプレイホール

教育施設ということで本館にはプレイホール(室内運動場)があります。予約して空いていれば一般利用も可能なので、高校や大学の合宿で使ったり、友人家族と一緒に運動をしたりといった利用もできます。

国立信州高遠青少年自然の家
食堂内部の様子

本館には180名収容可能な食堂もあります。コロナ対策も万全で予約をすれば朝食・昼食・夕食を食べることができます。

例えば家族でキャンプと自然体験に来て、夜は焼肉セットで焼き肉を食べて、朝は食堂で食事をなんてことも可能。これは通常のキャンプ場ではできない高遠青少年自然の家の良さですね。

広いテントサイトはキャンプ初心者でも使えるサポート有り

信州国際高遠青年自然の家
シーズン常設のテントサイト

本館から約700m離れた場所には、広大なからまつ林に囲まれたテントサイトがあります。テントサイトには写真にも写っている木の台を活用した常設テントサイトと、ゼロから組み立てる移動テントサイトがあり5月1日~10月31日まで利用できます。

テント本体やフライシート、グラウンドシート、ペグ、ポール、ハンマー、すのこ、寝具類などは全て借りることができます。職員さんもいるので、テントを立てたことが無い人でもサポートしてもらいながらキャンプが楽しめます。

国立信州高遠青少年自然の家
野外炊飯棟にはかまどもありピザも焼けます!

同じく敷地内には野外炊飯棟が6棟と自炊棟が1棟あるので、予約しておいた食材を受付で受け取り野外炊飯体験ができます。野外炊飯のメニューはポークカレー、ビーフカレー、焼きそば、焼き肉、豚汁、石窯焼きピザ、スクランブルエッグ、ハムエッグ、その他トッピングなどバリエーション豊富!

食材を準備していく必要が無いのは楽で嬉しいですね。

ログハウスやロッジで宿泊もできる!

国立信州高遠青少年自然の家
紅葉がきれいな宿泊棟

高遠青少年自然の家には宿泊棟としてログハウスやロッジもあります。「自然体験したいけど、キャンプじゃなくてもいいかな」という方にはログハウスやロッジがおすすめ。森の中にあるので四季を感じながら宿泊ができます。

国立信州高遠青少年自然の家
ログハウスの中は教育施設とは思えないおしゃれさ

ログハウスのなかはこんな感じ!ふんだんに木々が使われており、教育施設とは思えないおしゃれな内装です棟によっても内装は異なりますが、ここは1階とロフトに分かれていました。

「子どもと旅館やホテルでの宿泊は難しいかな…」と思っている方も、高遠青少年自然の家は普段から数十人、数百人の子どもを受け入れている施設なので、子どもが大声出してはしゃいでも周りに迷惑がかかることが無く安心す。親族で集まって自然体験してログハウスで宿泊なんてプランもありですね。

楽しく身体を動かせる木のアスレチックもある

国立信州高遠青少年自然の家
ログちゃんの隠れ里

高遠青少年自然の家は教育施設ということで、敷地内には楽しみながら自然と触れ合い学べるアクティビティがたくさんあります。上の写真はログちゃんの隠れ里と呼ばれるアスレチックゾーン。遊びながら幼児期に必要な体の動きが身に着けられます。

国立信州高遠青少年自然の家
グリーンアドベンチャー

こちらはグリーンアドベンチャーと呼ばれるクイズ×ウォークラリーのアクティビティ。普段暮らしている中で意識しない草木の名前や豆知識が学べるので、家に帰った後も「あそこで見た木だ!名前は○○って言うんだよ!」なんてコミュニケーションがとれそうですね。

高遠青少年自然の家は自然体験が楽しめるイベントも多数実施

高遠青少年自然の家は、教育事業の一環として子ども向けの自然体験イベントをたくさん行っています。

2021年度は森の役割や大切さが学べる「たかとお森の楽校」、キャンプ形式の共同生活を通して自主性や協調性を育む「タイニーキャンプ」、家族で自然体験と自然学習ができる「信州高遠自然みつけ隊」、年長児が1泊2日で森の楽しさを体験する「幼児キャンプ~森の中へGo!!~」などを実施。

最新のイベント情報はこちらのページFacebookページから確認できるので、自然体験イベントに興味関心ある方は定期的にチェックしてみてはいかがでしょうか。

所長・次長に高遠青少年自然の家の魅力を聞きました

左:穴澤所長 右:酒井次長

施設見学後に、穴澤弘輝所長と酒井修一次長に高遠青少年自然の家の魅力や楽しみ方をお聞きしました。

ー高遠青少年自然の家ではどんな体験ができるのですか?

穴澤所長
穴澤所長

高遠青少年自然の家ではキャンプ体験や自然散策、自然観察、創作活動など様々な体験ができます。でも、遊びに来て何もしなくてもOKです。自然の空気を感じる、葉っぱの擦れる音を聞く、木や土のにおいを嗅いでみる、落ち葉の上を歩いている、それだけ心も身体がスッキリすると思いますよ。

ー高遠青少年自然の家にはキャンプサイトや野外炊飯棟があると聞きました。県内には他にもたくさんのキャンプサイトがありますが、高遠青少年自然の家でのキャンプ体験はどんな方におすすめですか?

穴澤所長
穴澤所長

近年はアウトドア・キャンプブームですが、家族でキャンプがしたくても両親に経験が無いとなかなか行けないですよね。そんなとき、高遠青少年自然の家ならキャンプ未経験でテントの張り方が分からなくても、道具は全て貸し出しでゼロからキャンプを学び楽しめる設備を整えています。

青少年自然の家でキャンプのいろはを知ったら、あとは自分で道具をそろえたりキャンプ場を開拓してみたらいいと思います。アウトドア・キャンプ初心者がデビューするのに最適な場所だといえますね。

ー高遠青少年自然の家での体験は、楽しいだけでなく新たな世界への一歩を踏み出す学びの要素もあるんですね。

穴澤所長
穴澤所長

そうですね。例えば青少年自然の家で体験できることは、防災スキルを高めることにもつながります。テントを張る、火を起こしてかまどでご飯をつくる、動植物について勉強する、これらの体験は日常ではなかなかできませんがきっと将来役に立つ体験だと思います。

ー高遠青少年自然の家には県内外の学校が来ると聞きました。学校の先生をしてきた酒井副所長は、高遠青少年自然の家での体験は子どもにとってどんな良いことがあると思いますか。

酒井次長
酒井次長

青少年自然の家には県内外の学校が来られますが、その理由は自然体験活動が子どもの成長にとって大切だからです。なぜ大切かというと、自然体験やキャンプ体験もとに、自分の価値観を築いたり、学校では気づかなかった自分や友達の良さを発見したりするきっかけになるからです。

友達や家族との共同作業はコミュニケーション力の発展にもつながるかもしれません。ぜひ家族で、気軽に自然体験しに来ていただければと思います。

最後に-高遠青少年自然の家の周辺は見どころがたくさん!-

千代田湖

国立信州高遠青少年自然の家は、さまざまな自然体験ができるアウトドア・キャンプデビューにおすすめの施設です。「長野県で自然体験したいな」と思ったら、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

高遠青少年自然の家の良い点として、観光スポットへのアクセスの良さがあげられます。車で10分ほど走った場所には、こちらもキャンプ場があることで知られる「千代田湖」があります。

伊那市高遠の桜
Photo by Shiokoh.

高速を降りて高遠青少年自然の家に向かう道中には、桜や紅葉の見どころとして知られる「高遠城址」があります。四季を通して美しい景色が見られるので、あわせて訪れたい観光スポットです。

もみじ湖 もみじのトンネル 箕輪町
もみじ湖のもみじのトンネル

車で50分ほど走ると伊那市の隣にある箕輪町の「もみじ湖」に行けます。もみじ湖は2020年2021年とじゃらんnetの紅葉スポットランキングで2年連続全国1位になった紅葉の名所です。秋は高遠青少年自然の家も紅葉がきれいなのであわせて訪れてみてはいかがでしょうか。




この記事を書いた人

Skima信州編集部

Skima信州は「信州のスキマを好きで埋める」をキャッチコピーに長野県のニッチな観光スポットや情報をお届けするローカルWEBメディアです。