日本遺産認定!上田市で社寺とワイナリーをめぐる大人の女子旅プラン

※当サイトのコンテンツにはプロモーション(広告)が含まれています

東京駅から新幹線で約90分、都市圏からアクセス抜群の上田市。

上田市は長野県内で第3位の人口を誇り、古・大和時代には科野国(長野県の古名)の政治や文化の中心地であったとされています。戦国時代には真田氏が上田城を築き、城下町として今もその面影を残しています。

今回はそんな上田市をバスでめぐり、神社仏閣やワイナリーを観光してきました!上田市に来たことがある方も、知らないという方にも楽しめるプランになっています。

\Skima信州×長野県タイアップ記事/

スキマ信州な女子旅プラン特集

長野地域の女子旅プランをまとめました!

信州上田・塩田平が「日本遺産」に認定!

上田市信濃国分寺
信濃国分寺本堂
上田市中禅寺
中禅寺薬師堂

令和2(2020)年に、レイラインがつなぐ「太陽と大地の聖地」~龍と生きるまち 信州上田・塩田平~が日本遺産の認定を受けました。天平13(741)年の「国分寺建立の詔」により建立された信濃国分寺や、中部日本最古の木造建築物である中禅寺薬師堂など、35の構成文化財からなります。

日本遺産とは、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」に認定するとともに、ストーリーを語る上で不可欠な魅力ある有形・無形の文化財群を地域が主体となって総合的に整備・活用し、国内外に戦略的に発信することにより、地域の活性化を図るものです。

上田市公式HPより引用
上田市レイライン号バス

そんな上田市の日本遺産をレトロなボンネットバスめぐる、信州観光バスのレイラインツアーが令和3(2021)年からスタートしました。この地域を拠点とするバス会社のツアーだからこそ、スキマな魅力を余すことなく案内してもらえますよ。電車ではまわりづらい、車では慣れない道で時間がかかってしまう、そんなプランをバスで効率よくめぐります。

運行ルート
別所温泉駅10:00発→上田駅温泉口10:30発→信濃国分寺(拝観約20分)→シャトー・メルシャン椀子ワイナリー(見学・試飲約40分)→生島足島神社(拝観約20分)→前山寺(拝観約40分)→中禅寺(拝観約20分)→下之郷駅14:00着→別所温泉駅14:20着

シャトー・メルシャン椀子ワイナリー

上田市毬子ワイナリー

上田市初のワイナリー「シャトー・メルシャン椀子(まりこ)ワイナリー」。

国内最大手のワインメーカーであるメルシャン株式会社から、2019年9月に誕生しました。目の前には2003年に開場された椀子ヴィンヤード(ぶどう畑)が広がっています。ちなみに「椀子」という名前は6世紀後半、この場所が欽明天皇の皇子「椀子皇子」の領地であったことに由来しており、ワイナリーのある丸子町(現上田市)の古代名ともいわれているのだそうですよ。

ワイナリー内にはテラスやテイスティングカウンター、ワインショップなどがあります。2階のテラスからは浅間山をはじめ上田市周辺の遠景を望むことができました。バスツアーは試飲付き!3種類のワインを飲み比べしてみました。おつまみの注文もできるので、購入するワインをじっくり選べますね。

上田市毬子ワイナリー
テラスからは浅間山麓を見渡す
上田市毬子ワイナリー
3種類のワインをテイスティング
シャトー・メルシャン椀子ワイナリー

所在地:長野県上田市長瀬146-2
営業時間:10:00〜16:30(テイスティングカウンター L.O.16:00)
公式HP:https://www.chateaumercian.com/winery/mariko/

生島足島神社で鯉みくじ

上田市生島足島神社

生島足島(いくしまたるしま)神社は、生島大神と足島大神の2柱を御祭神とする長野県内屈指の古社で、日本遺産の構成文化財のひとつです。夏至に東鳥居の真ん中より太陽が昇り冬至には西鳥居の真ん中に沈む光景は、撮影ポイントとしても人気!真っ赤な社殿や鳥居が目を惹きます。

上田市さまご提供(令和元年12月撮影)
上田市生島足島神社
上田市生島足島神社

生島足島神社でおすすめしたいのは、鯉のおみくじ。竿で釣り上げた鯉の中におみくじが入っています。縁結びのご利益もある生島足島神社で自分だけの“コイ”を釣り上げましょう!

生島足島神社

所在地:長野県上田市下之郷中池西701
公式HP:https://www.ikushimatarushima.com/

古刹・前山寺で名物のくるみおはぎを食べよう

上田市の千曲川左岸には「信州の鎌倉」とも呼ばれる塩田平(しおだだいら)というエリアがあります。かつては塩田北条氏三代の居城「塩田城」があり、周辺には神社仏閣が点在。中禅寺や龍光院など、中世の趣を残す社寺めぐりが楽しめます。

上田市前山寺

塩田平でピックアップしたいのは、弘仁3(812)年に弘法大師空海の開創とされる前山寺(ぜんさんじ)。境内にある高さ約20メートルの三重塔は「未完成の完成の塔」とも呼ばれ、窓や扉、廻廊や勾欄がありません。作ろうとした形跡はあるため「未完成」ですが、かえってスッキリしていて美しいことから「未完成の完成の塔」と呼ばれています。秋には大イチョウの紅葉と重なってより美しく観ることができました。

庫裡ではお接待のくるみおはぎをいただくことができます。境内で採れた鬼胡桃のたれに塩田産の餅米で作ったおはぎと向付(梅のしそ巻き)、お茶のセット(750円)。中庭を眺めながら食べるくるみおはぎは格別ですよ。

上田市前山寺
上田市前山寺

前山寺
所在地:上田市前山300
入山料:大人200円(20名様以上150円)、高校生 100円、小中学生 50円
参拝時間:9:00~16:00
公式HP:https://www.zensanji.info/

別所温泉をまち歩き

塩田平をめぐった後は、お隣にある別所温泉(べっしょおんせん)へ。長野県屈指の温泉地として知られ、塩田北条氏ゆかりの社寺が点在していることから「信州の鎌倉」とも呼ばれています。魅力的な温泉旅館・ホテルが並んでいるため、泊まりもおすすめ!小さな外湯(共同浴場)も3つあり、どこでも本格的な硫黄泉が楽しめますよ。

上田市別所温泉安楽寺
安楽寺の参道
上田市別所温泉安楽寺
安楽寺の国宝・八角三重塔

まずは国宝・八角三重塔のある安楽寺(あんらくじ)を訪ねてみましょう。高さは約20メートル、日本に現存する唯一の八角三重塔です。雰囲気のある参道を通り、本堂から階段を上って約5分ほどでたどり着きます。

下から見上げると木組みがぎっしりと並んだ屋根の裏側に圧倒されます。少し遠くから見ることでやっと全体像を把握できました。先程参拝した前山寺の三重塔とはまた異なる趣がありますね。

上田市別所温泉ハレテラス
ハレTERRACEのジェラート
上田市別所温泉北向観音
北向観音

安楽寺から歩いて6,7分ほどで北向観音(きたむきかんのん)へたどり着きます。北向観音はかつて安楽寺、常楽寺とともに別所温泉の三楽寺と呼ばれた長楽寺(すでに廃寺済み)の観音堂です。善光寺が来世の利益、北向観音が現世の利益をもたらすことから「善光寺だけでは片参り」ともいわれているんですよ。長野県を代表する善光寺へお参りされた方は、ぜひ北向観音にも足を運んでみてください。

北向観音参拝の際に寄って頂きたいのは、参道横に店を構えるハレTERRACE。毎日手作りしたジェラートには、地産地消のバラエティ豊かな素材が使用されています。おすすめメニューは濃厚なピスタチオや甘酸っぱい中にラズベリーのほのかな果肉を感じるラズベリーソルベ

▼別所温泉の女子旅プランはこちらもどうぞ!

別所温泉駅から別所線に乗って上田駅まで

上田市別所温泉駅

バスツアーは別所温泉駅(または下之郷駅)で終了となりますが、別所線に乗って上田駅へ帰ることも可能です。別所線は上田電鉄株式会社が運営するローカル線、上田駅と別所温泉駅を結びます。もちろんそのまま別所温泉に泊まるのもおすすめですよ。

▼上田市のローカル線「別所線」がまもなく復活!〜別所線に恋をする〜

上田市別所温泉駅
上田市別所温泉駅

別所温泉駅はミントグリーンで統一されたレトロでかわいい駅舎!思わず写真を撮ってまわりたくなりますね。別所線にはユニークでかわいい駅舎がたくさんありますよ。全部まわってみたいという方は、1日まるまるフリー切符(大人1,180円、小児600円)を利用して1日まるまる“鉄旅”してみるのもアリ。

上田市別所温泉ローカル線
朱色と白で統一された下之郷駅
上田市別所温泉ローカル線
ミントグリーンの八木沢駅

日本遺産に認定された上田市で大人な女子旅プランまとめ

上田市毬子ワイナリー

日本遺産に認定されたスポットを中心に、上田市の観光プランをご紹介しました。ワインに舌鼓をうち、神社仏閣で歴史の深さを学び、別所線やレイラインツアーで車窓の美しさを感じたことでしょう。今回は上田駅周辺の観光スポットを飛ばしていますし、上田市の見どころは1日や2日ではまわりきれません!

Skima信州では上田市のスキマな魅力をご紹介しています。参考にしながら、ぜひこの機会に上田市へ足を運んでみてくださいね。

▼スキマ信州な女子旅プランはこちら

スキマ信州な女子旅プラン特集

長野地域の女子旅プランをまとめました!

公式LINEの友達募集広告

この記事を書いた人

Skima信州編集部

Skima信州は「信州のスキマを好きで埋める」をキャッチコピーに長野県のニッチな観光スポットや情報をお届けするローカルWEBメディアです。