米子大瀑布で紅葉狩りとハイキング。真田丸のロケ地にも

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今回は須坂市にある名勝・米子大瀑布(よなこだいばくふ)についてまとめます!米子大瀑布は不動滝権現滝からなり、それぞれ根子岳と四阿山を源流としています。

ナビに別の場所を案内されたり意外と歩いて大変だったりと苦労しました。初めての方でも悩まずたどり着けるようにご案内できればと思います。合計2時間ほどのハイキングコースにはなりますが、紅葉に彩られたふたつの滝は「来た甲斐があった!」と感動しました。

米子大瀑布へのアクセスは?駐車場のご案内

車のナビで「米子大瀑布」とうつと、別の場所へ案内されるので注意しましょう。米子大瀑布手前の駐車場を探して手動で目的地を選択すると安心ですね。紅葉シーズンの平日は登山道手前の駐車場に停め、1日500円。休日は「湯っ蔵んど」に停めて送迎バスで向かいます。

紅葉シーズンの土日はマイカー規制されるので注意!

紅葉シーズン以外はマップが指す駐車場へ、紅葉シーズンの土日は須坂市の湯っ蔵んどに車を停めてバスに乗ります。

駐車場から米子大瀑布へは約30分の登山。歩ける格好で行こう

入り口には飲料水が売られていました。なんの準備もしてこなかった私は、ここでお水を調達。できれば事前にドリンクを用意しておきましょう。また折り返し地点までの道中にお手洗いもありません。済ませてから出発することをオススメします。

さっそく駐車場を出発します!入り口には杖がたくさん置かれていましたが、私は使いませんでした。雨上がりは非常に滑りやすく、下りも急なポイントがあるので不安な方は借りて行くのもアリ。

駐車場近くには不動寺総鎮守 熊野権現社が鎮座

熊野権現社は、熊野大社のご分身。米子不動滝を那智の滝になぞらえてこちらに鎮座しているのだそう。不動寺奥の院へ参拝される方はこちらにも手を合わせておきましょう。

道中には休憩スペースと熊よけのベルが

米子大瀑布を見るためにちょっとした山道を30分ほど進みます。

休憩所(という名の小さなスペース)は3つあり、約200mごとに設けられています。

道脇には時々、熊よけのベルが設置されています。

リュックに熊よけをつけながら歩いている方もいました。いざという時のために、そういう備えも大切かもしれませんね。怖いので逐一鳴らしながら登ります。と、体力のない私が肩で息をし始めた頃、ようやく滝が姿を表しました!

紅葉の中に入っていくかのような滝の姿。こちらは不動滝です。

さーもん
ああ、もう疲れた。多分15分くらいしか経ってないけど・・・。

まずは不動寺 奥の院へ

Photo by Shiokoh

須坂市米子町に里堂を構える「米子瀧山 不動寺」奥の院。4月に里堂を参拝して御朱印を頂いた時にはまだ開山していませんでした。米子大瀑布へ来た目的のひとつでもあります。不動寺についてはごしゅメモの記事もぜひみてくださいね。

不動滝が見えてきた!

さあ、奥の院を脇に入ってさらに5分ほど登ると、先ほど遠くから見た不動滝を間近で見ることができます。

振り返ってみるとこんな感じ。前日までの雨で多少雲が見えますが、駐車場の方に「昨日までは滝が見えなかった。お客さんいい時に来たよ!」と言われるくらいには良いコンディションだったみたいです。

不動滝から権現滝へは唯一の鎖ゾーンを通る

不動滝から奥の院の裏手を通って権現滝を目指します。ここで唯一の鎖ゾーンを通りますが、鎖を掴まなければならないほどの坂ではありません。ただ落ち葉がいっぱいで滑りやすいのが怖いところ。私は大人しくつかまりながら抜けました。

権現滝は紅葉の奥から優美な姿を見せていた

不動滝よりは遠くからひょっこり見るだけになりますが、手前の紅葉が彩りを加えて非常に優美な姿を拝むことができました。

さーもん
このエリアの紅葉がいちばんきれいに見えたかも!

紅葉は足元にも

私の心をゆさぶったのは、権現滝から対岸への道。

真っ赤に染まった紅葉や、周りに生えた苔とのコントラストが芸術的でした。

さーもん
思わず写真を撮りまくり。滝よりも落ち葉写真の方が多い(笑)

そのまま折り返すも良し 対岸へ渡ってふたつの滝を眺めるも良し

奥の院で折り返し!

ぐるっと一周するように別ルートから戻るか、同じ道を引き返すかを選ぶことができます。

折り返す場合は合計1時間半、引き返す場合は2時間の道になるそう。私はせっかくなので別ルートを進むことにしました。

対岸から見ると、ちょうどふたつの滝が綺麗に収まります。

みなさんここでピクニックシートを敷いて休憩したり、写真を撮ったりしていました。

さらに進むと一段上がったところからみられます。この平たい土地は昔鉱山を採掘するときに使われていた場所だそう。

おすすめビュースポットはあずまや!

さて私のおすすめビューポイントは、先ほどのビューポイントからさらに5分ほど進んだ場所にある休憩所「あずまや」。

休憩所と書いてあったので何か売っていたり人がいたりするのかな?と思っていましたが、

こんな屋根付きベンチがあるだけでした。そして、そこから見渡した景色がこちら。

人もいない中でゆっくり遠くから眺める米子大瀑布。

帰り道は太陽に当たって少し暑い

対岸の道は昼過ぎになると太陽に当たって少し暑かったです。

道もすっかり乾いている道もありましたが、日陰はやはりぬかるむので注意が必要。

2時間弱で一周!米子大瀑布最高でした

そんなこんなで無事米子大瀑布のハイキングコースを一周してきました!

万年体力不足の私には少々きついコースでしたが、おそらく普通の方なら余裕を持って歩けると思います。お子さん連れや中高年の方も多くみられました。

気になる方はぜひ遊びにいらしてくださいね。

こちらもどうぞ!→長野県の人気紅葉スポット14選。

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この記事を書いた人

信州さーもん

スキマな観光ライター。長野県内外、国外を旅します。長野県観光WEBメディア「Skima信州(http://skima-shinshu.com )」代表。道祖神宿場街道滝ダムため池棚田神社仏閣好きな平成生まれの魚。浅い知識を浅いままに増やしています。企画・アイディアを出すのが得意。たぶん。