松本城下町を浴衣でまち歩き!おすすめスポットご紹介

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松本の城下町×着物はとても相性が良く、普段から着物でうろうろしています。

そのせいでしょうか、最近では「着物を着てみたいんだけど」って相談もいただくようになりました。でも初めての方にとって着物を一から揃えるもの大変。着付けもハードル高いんですよね。いろいろ考えるうちに、億劫になってしまう方も多いはず。

夏の浴衣なら、気軽に着れるし慣れない方も楽しめるかもしれません。

「一緒に浴衣で松本の街を歩きしましょ。絶対楽しいから!」

お祭りの日だけじゃ、もったいない。

むしろ、普段のなにげない「日常」と「非日常」のスキマ=「微日常」がそこにはあるのです。

レンタル着物「花こみち」さんで浴衣をレンタルしよう

人にお勧めするには、実際やってみなくては。レンタル着物「花こみち」さんなら初心者の方でも、手ぶらで訪れて粋に浴衣を着こなせるはず。

今回は初心者目線でチェックするために、信州さーもん編集長にもお付き合いいただきました。

ずらーっと100着以上の貸衣装が並びます。好きな色柄を選ぶのも楽しい!

レンタルなら手ぶらでOK!

さーもん

下着とか、何を用意したらいいのか分からなくて。

松本市浴衣レンタル花こまち
さーもん

補正用タオルとか、汗取りとか、浴衣用の下着もお貸ししますよ。

さーもん

バッグや下駄も貸してもらえるし。ってことは本当に手ぶら!

松本市浴衣レンタル花こまち
さーもん

そうですね、ふらっと立ち寄るお客様も増えました。

レンタル浴衣一式+ヘアメイクもお願いしました

髪の毛までアップしてもらって30分で完成です。

外国人に人気のようですが、友達同士、彼氏彼女、夫婦でも、きっと新鮮な一面が見れるはず。

私は浴衣もいくつか持っていますが、レンタルは冒険ができます。思いのほか楽しかったので、お伝えしておきますね。

いつも選ばないタイプの帯や浴衣をスタイリストさんに選んでいただけるのも、いとをかし。

【着物カード】で松本城下町歩きをもっとお得に

お手軽に浴衣でまち歩きが楽しめるうえに、1-Dayパスポートでさらにお得に楽しむことができます!

『花こみち』でレンタルした浴衣と着物カードを見せると、お得な提携店もいっぱい。あらかじめ狙いをつけて行くことで時間を有効活用できます。

花こみち(HANAKOMICHI)
所在地:長野県松本市大手3-5-13 ビル2F
公式HP:http://hanakomichi-k.com/

いざ、着物でまち歩き!

浴衣で訪れる方に優しい松本城下町。

花こみちで着付けをしてくださった林さんにオススメのお店を聞いて、いざ浴衣でまち歩き!

「そばのこばやしさん」で早速おもてなし

表に出さないメニューや、ちょっとしたお土産を用意しているお店も多数あります。例えば、信州松本 手打ちそば こばやしさんでは韃靼そば茶のティーパックをプレゼント。

夜に訪れると、一品サービスが付くそうです。昼は混みやすいので要注意。

こんなふうに気軽に「浴衣だとお得なことありますか?」と声をかけて会話を楽しんでみてはいかがでしょうか。きっといい事ありますよ。

信州松本 手打ちそば こばやし
所在地:長野県松本市大手3丁目3-20 四柱神社境内
公式HP:http://www.kobayashi-soba.co.jp/

縄手通りには着物が似合う!食べ歩きをしよう

浴衣で街歩き。この日の気温は36度。やっぱり暑い・・。

なわて通り

公式HP:http://www.nawate.net/shop

若返りの水

さっそく涼をとり「若返りの水」をいただきます。井戸水で飲料可能。

あとで気づいたのですが、浴衣で写真を撮ってもらう際には、日陰の方が情感が出る気がします。浴衣を着ていつもの2割増し、プロのコーディネート+着付け+ヘアアレンジでさらに2割増しに美人に撮れていますように(切実)。

ここは癒し&お写真映えする情景スポットとしてもお勧めです。

なわて通り

公式HP:http://www.nawate.net/shop

雷神堂(らいじんどう)で焼立て煎餅おすそ分け

ここの名物は、わざと割れてるお煎餅。中までしっかりお醤油がしみついて香ばしいのです。浴衣なら誰でも500円以上お買いものをすると、焼立て煎餅をおすそ分けしてくれますよ。

雷神堂のおじさん。一番の自慢はジュビロ磐田のユニフォームで有名選手のサイン入り。

松本+サッカー好き=山雅ファン。これテストに出ます(笑)。

松本文化に触れたいなら山雅ファンの熱い語りは必見です。浴衣で散策すると、行き交う人のまなざしが柔らかいことに気づくはず。長屋風のお店の家主は、みんな気の良い方ばかりです。

なんと浴衣美人に遭遇。若い子の浴衣っていうのは独特の艶やかさがあります。県内在住社会人3年目で、さっきお友達と松本城へ行ったら外国の方から何度も「写真を一緒にとって」って声を掛けられたことを教えてくれました。

やっぱり浴衣はお得です。

雷神堂(らいじんどう)

所在地:長野県松本市大手3丁目3

公式HP:http://www.nawate.net/shop/raijindo

我逢人(がほうじん)でパワーストーンを見つけよう

他にもアクセサリーの我逢人(がほうじん)さんでは、浴衣でお買い物のお客様ならどなたでも「さざれ石」をプレゼント!

彼女に似合う石を一緒に選んで、その場でオリジナルアクセサリーが作れますよ。

我逢人(がほうじん)

所在地:松本市大手3丁目3

公式HP:https://gahoujin-stone.com/

ベーカリーカフェSWEET(スイート)で歴史を感じる

かき氷の神道庵を東に進むと、地元では『スヰト』で名が知れていた老舗のパン屋さんがベーカリーカフェに。浴衣客に優しいと聞いてやってきました。

揺らいでブレた画像は、私の心の動揺を表現しております。声掛けしてくれたエズラスの笑顔が眩しいだけでなく、ここで働く矜持がすごい。負けたくない、と一瞬ひるみましたよ。

1913年にシアトルで創業した初代は、10年後の1924年に松本に開業。そこから100年の歴史を物語る写真が壁にパネルで貼られていることや、シアトルのお店から持ち帰って創業当時から使っているランプやレジを店内に展示していることを、熱心に説明。

歴史ある老舗ベーカリーで働く自信と誇りを感じさせてくれました。3階には居心地良いコワーキングスペースもあります。

オシャレなベーカリーカフェ。浴衣と親和性が高いのは、歴史あるものへの愛を感じさせる内装や調度品と接客にあることを、お伝えしておきます。

浴衣でオーダーされた方に、キャラメルかりんとうをプレゼント。おすすめの抹茶ラテと一緒にいただきました。

スイート 縄手 本店

所在地:松本市大手4丁目1-13
公式HP:https://www.sweet-bakery.co.jp/nawate/

20分で石堀り体験!ハンコ&骨董品の鈴木印刻店(すずきいんこくてん)


民藝のまち松本でハンコ作り体験、いとをかし。素材にこだわるハンコ屋さん。マニアックな心をくすぐります。


世界でたった一つのハンコができます。銀行印にもできるんですって。おしゃべりばかりしていたら、下書きなど工程の半分はプロが掘ってくださいました。

失敗いらずで、ありがたし。

鈴木印刻店(すずきいんこくてん)

所在地:松本市大手4丁目3-18

かつてのメインストリート、中町通りへ!

昔のメインストリート、善光寺街道の一部が中町通。電柱を埋設し、なまこ壁を生かした景観となっています。

独特の趣ある雰囲気を楽しめ「浴衣で歩いても違和感ない」と浴衣初心者のスキマ編集長。

酒造業や呉服などの問屋街でしたが、江戸末期や明治に南深志一帯が大火に見舞われ主要な施設や町家が1500棟失われたと伝えたえられています。火災から守るため、商人たちの知恵でなまこ壁の土蔵が造られたようです。

いくつかオススメのお店をご紹介します。

中町通り

公式HP:http://nakamachi-street.com/

エルミタージュ

グランドピアノのあるダイニングバー「エルミタージュ」。生パスタのランチも人気で、優雅な時間が過ごせそう。

エルミタージュ

所在地:松本市中央3丁目3-1
公式HP:http://nakamachi-street.com/shop/hermitage/

中町・蔵シック館

「中町・蔵シック館」は、蔵の町・中町の文化発信の拠点となっています。中町近くにあった「大禮酒造」の母屋、蔵、離れの3棟を移築、改修したもので造り酒屋の佇まい。

一歩土間に踏み入れると、ひんやりとした空気。撮影スポットとしてもおすすめです。

蔵シック館の手前には中町 蔵の井戸

松本松本城下町周辺は、周りの山々から集まってきた地下水が豊富で、井戸や湧水が数多くみられます。平成20年、「平成の名水百選」に「まつもと城下町湧水群」が選定されました。

地元では、ペットボトルを持って生活飲料水にしている方もたくさん。冷たくて気持ちいい。硬水と軟水があるのでテイスティングしてまわるのも、おもしろし。

 まつもと城下町湧水群水巡り

蔵シック館 茶房の牛筋カレーは絶品

中町 蔵シック館のすぐお隣、土蔵部分にある茶房でランチをいただくことに。

松本民芸家具が贅沢に置かれた落ち着きある店内。眺めるお庭も素敵です。お店の方が撮影を買ってでて下さる心遣い。

明治時代に建てられた蔵のゆったりとした雰囲気を味わえます。

茶房のメインはケーキセットなど軽食メニューが人気です。ここは、あえて空気読まずに浴衣情緒ぬきでお勧めしたい、とっておきの特製牛筋カレー

中町・蔵シック館

公式HP:http://nakamachi-street.com/kurassickan/

ちきりやは民藝のまちの礎

ちきりやでは、それぞれの土地の文化や風土に根ざした手仕事に出会えます。無名の職人の手仕事へのリスペクト。みにしば亭で愛用してる器もあります。

オープンは第2次大戦直後の1947(昭和22)年。創始者は、故・丸山太郎氏。

『美しいものが美しい・・(略)無言で語りかけてくる物の美を感じることの方が大切です・・これはほとんど無名の職人たちの手仕事で日常です』

丸山太郎筆・松本民芸館所蔵

柳宗悦の日本民芸運動に共鳴して松本民芸館を設立した丸山氏。どこそこのブランドだとか、そういうことでなく直感で美を感じる力。

情報過多の現代では相当意識して身につけないといけません。そんな思いに立ち戻らせてくれる、私にとって特別な場所のひとつです。

ちきりや

所在地:松本市中央3-4-18

cafe SENRI(カフェセンリ)

軽井沢ミノリヤのロイヤルスウィートバニラソフトで有名なcafe SENRI(カフェセンリ)

花こまちレンタル浴衣と提携店です。信州産のドリンクサービスをしていただきました(本来は甘酒ですが、売り切れのため急遽ジュースで対応していいただきました)。

浴衣で街歩き。楽しい。着物が好きでよかった。「好き」を発信してよかった。人生100歳。今日が一番若いんですもの。

cafe SENRI(カフェセンリ)

公式HP:https://www.minoriya-ice.com/

浴衣で行くとやっぱり楽しい理由5つ

浴衣で松本城下町を歩いたら、やっぱり楽しすぎました。今回歩いてみて感じた”浴衣でまち歩き”が楽しい理由を5つまとめるとこんな感じ。

  1. 夏の風情をたのしめる
  2. 2割増しで美人になれる
  3. お写真映えする町並み
  4. 得するお店がいっぱい
  5. 会話をたのしめる

皆さんもぜひ浴衣で日常をもっと楽しくしてくださいね。

おまけ:願いが叶ったので四柱神社(よはしらじんじゃ)にお礼に行く

大好きな松本の街を浴衣で歩く紹介記事を書きたい!そんな願いが叶ったので、地元で“神道(しんとう)さん”と呼ばれる四柱神社へお礼参り。

松本は町全体に湧水がめぐり、心の浄化と潤いが取り戻せるパワースポットなのです。

四柱神社は4つの神様=四柱を祀っています

天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ) は“ 神様”の神様

高皇産霊神(たかみむすびのかみ) は “物事”を結ぶ神様

神皇産霊神 は(かみむすびのかみ) “人”を結ぶ神様

天照大神 は(あまてらすおおみかみ) “縁”を結ぶ神様

すべての願いごとが叶う“願いごとむすびの神”として知られています。

大したこともできないのに不思議ですが、今まで運とご縁に恵まれて生きてきました。みにしばにとって、神社はお願いをするところではありません。感謝して余りある時や、願いが叶ったとき「ありがとう」をお伝えするお礼参りをいたします。

平日でも“縁結び・復縁・恋愛成就”などを願って全国から訪れる参拝客がちらほら。

お蔭様でたくさんの出逢いを授かりました。これからもご縁に恵まれますように。私につながる出逢った方々が、幸せでありますように。「縁むすび」のお守り購入いたしました。

四柱神社(よはしらじんじゃ)

所在地:松本市大手3丁目3-20

カフェで涼みながら、気ままに一人歩き。お洋服は動きやすくて合理的ですけれど、着物の粋は、DNA。

いにしえからの民族衣装は、無意識に私たちに、なにかしら作用してくれるはず。

あなたも。今年の夏は、もっと気軽に浴衣で街を歩きませんか?

一緒に街歩きする仲間が、浴衣初心者や、浴衣を持っていなくても大丈夫。

着物好きの方にも付加価値を。

「いつも」からほんの一歩踏み出す緊張感があるからこそ、普段とは違う「城下町松本」を味わうことができます。

一緒に過ごす人とも、ちょっとだけ新鮮だったりして。夏休みに、お盆に、いつもと違う趣向でお客様をおもてなしするも、良き。

案内する側も、きっといとうれし。

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この記事を書いた人

みにしば

オンライン人生哲学居酒屋『みにしば亭』の女将。「話は聞くよ♡共感しないけど」が基本スタンス。
【信州×旧暦72候】で季節を感じるよしなしごとを語ります。

森羅万象をこよなく愛し、独自の視点で、寄り添います。普遍的で丁寧に時間が積み重なったものを、尊びます。物言わぬ生きとし生けるものの味方です。
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