こんにちは。おびちゃんと申します。
今回は長野県の中信地域にある塩尻市をご紹介いたします。
塩尻市は人口約6万7000人の都市。東には鉢伏山や高ボッチ、西には雄大な北アルプスを望む風光明媚な街。塩尻は古くから交通の要衝として栄えた街でもあり、現在でもたいへんアクセスの良い街として知られています。
そして私が青春時代を送った街、個人的にはとても思い入れの強い街のひとつでもあります。
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まちの巨大リビング?塩尻「えんぱーく」
そんな塩尻市のまちなかにまるで「リビング」のような施設があるんです。
それがこちら..!
「なんだこれ!」と思った方も多いでしょう。そう、これこそが塩尻が誇る「巨大リビング」こと「えんぱーく」です!
静かな市街地にこの存在感!どんな施設か気になるでしょ?順序立てて説明していきますね。
そもそも「えんぱーく」とは?
塩尻市街地に突然現れる「えんぱーく」は、簡単に言うと市民の交流施設。もちろん市民だけでなく、誰でも気軽に入ることができます。
この施設の基本コンセプトとしては、誰でも気軽に立ち寄れる施設であり、来てくれる人へ役立つ情報を提供し、それぞれの意欲と活動を応援する施設であること。
また、知恵と意欲を持つ人が集い、活動したり交流したりすることで、新たな「価値」が創造され、さらに多くの人を引きつける施設である。ということを掲げています。
つまり、誰でも気軽に立ち寄れる場所、いつでも安心して人が集まれる場所、人との交流や活動を通して情報交換をし、新たな価値を生み出せる、まるで「リビング」のように自由に使える交流施設。
それが「えんぱーく」なのです。
そんな「えんぱーく」が数年前に塩尻のまちなかに完成。総工費はなんと62億円。オープンからたった5年で来館者数は驚きの300万人。
えんぱーくを探検してみよう
それではまず、正面玄関から入ってみましょう。
まず入るとそこはこんな空間。吹き抜けになっています。大きな時計がオシャレですよね。
そんな「えんぱーく」の1階と2階には塩尻市立図書館が入っています。
こちらが塩尻市立図書館。
どう?オシャレでしょ?
この図書館が他と根本的に異なる点は、「敷居」がとても低いこと。一般的な市立図書館というと、堅く「私語厳禁」という雰囲気がありませんか?
えんぱーくの図書館にはそんな堅い雰囲気はありません。
ちゃんと本を片手におしゃべりできるスペースがあったり、飲食可能なスペースがあったり、子供とふれあいながら読書できるスペースなんかもあります!
本を片手に会議したり…
ゆっくり塩尻の街を眺めながら本を読んだり…
お友達としゃべったり、飲食しながら借りた本を読んだり、テスト勉強することができたり…
(※図書館内では飲食は禁止です!飲食はえんぱーく内の図書館以外のスペースで!)
そしてそして、信州好きのみなさま必見!
信州に関する書籍がここの図書館にはありえないほど大量にあります。
そして本棚には本だけではなく地元塩尻市の観光パンフレットや姉妹都市のパンフレットなんかも置いてあります。
また、この図書館をはじめ、えんぱーく内の壁にはこんなことが書かれています。
塩尻に関する豆知識が書かれているんです!これは信州好きにはたまらない!私もこの壁のおかげでかなり塩尻について詳しくなったような気がします。
皆さんも、学生の頃にトイレやお風呂の壁に日本地図や英単語表などを貼ってひたすら覚えたなんてことありませんでしたか?
そんな感覚でえんぱーくの壁を使って塩尻についてちょっと勉強してみてはいかがでしょうか。
さらに図書館内には勉強スペース(コンセント付き!)もあるので、本を見て知ったことや、壁を見て知った塩尻の豆知識などをこのスペースでノートにまとめられます。
また、この他にもえんぱーく内には色んな施設が充実しています!
塩尻の街を望むテラスだったり、
小さな会議ができるスペースがあったり、
屋上には芝生のお庭があったり、
他にも楽器演奏ができるスタジオだったり、美味しいパン屋さんやカフェなども入っています!
えんぱーくで「まち」のカタチを知ろう!
えんぱーくは塩尻の「まちの核」であり「まちのリビング」にもなっています。
「市民交流センターとは何か」「図書館とは本来どういうものか」そんなことを私たちに教えてくれる施設、それがえんぱーくなのだと私は行くたびに強く感じます。これからもえんぱーくを中心にして塩尻市がしあわせいっぱいのまちに発展していくことを願っています!
皆さんも、少しでも興味を持っていただけたらぜひえんぱーく、そして塩尻のまちに足を運んでみてください!
新しい”まち”のカタチが見えてくるはずです。
塩尻えんぱーく
所在地:塩尻市大門一番町12-2
営業時間:9:00~22:00
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