木曽路の長野県最南端にある南木曽町の柿其(かきぞれ)渓谷。
読書(よみかき)という難読地名の柿其集落にあります。エメラルドブルーの柿其川が花崗岩を侵食してできた渓谷。木曽谷の隠れ里とも呼ばれます。
がっつりハイキングもできますが、今回は観光がてら片道30分ほど歩いて景勝地をいくつかめぐるプランをご紹介します。
柿其渓谷のマップとアクセス、駐車場は?
柿其渓谷の景勝地へは、手前の駐車場から徒歩で向かいます。牛ヶ滝までは駐車場から徒歩30分ほどかかりました。今回は南木曽町観光協会さんの制作された散策MAPを片手に歩いてきました。観光協会や木曽の観光スポットなどに置かれています。
木曽路随一の秘境 柿其渓谷
車1台通るのがやっとなほどの狭い道を進み、車20台ほど停まれる駐車場まで。運転に慣れていない方、大きな車でお越しの方はご注意ください。駐車場からは徒歩で進みます。お手洗いはこちらで済ませておきましょう。
恋路のつり橋
下り道を歩いて15分ほどすると「恋路のつり橋」が見えてきました。秋は紅葉に彩られています。予想以上に揺れる吊り橋の上で撮った渾身の1枚。ブレブレ。
吊り橋を渡ると分かれ道。黒渕・牛ヶ滝方面へ向かいます。
エメラルドブルーに輝く黒渕
独特の色合いはすぐ近くの「阿寺渓谷」が有名ですが、こちらも負けてはおりません。川底がくっきり見えるほどの透明度。
ちなみに水がブルーに見える理由は、光のうち波長の長い赤は水に吸収されやすい性質があり、青や緑のみ反射されるから。透明な水は青や緑を川底で反射し、私たちの目に独特な色合いを見せているのです。
牛ヶ滝はさらに奥!崖沿いの階段を進みます。
木曽有数の景勝地!牛ヶ滝が今回のゴール
まずは少し遠目の東屋から1枚。花崗岩がウォータースライダーのように水を滑らせています。周りに紅葉は少なく秋は感じられませんが、撮影スポットとしては充分すぎるほど!
東屋からはこんな感じの階段を降下。悪天候の場合、この先は通行止になるそうです。足元に注意しながら降りましょう。
下の展望台からの牛ヶ滝。お昼頃に撮影しましたが、日が当たって難しかったです。さらに登ると霧ヶ滝もありますが、今回はサクッとプランでお届け。
柿其渓谷 まとめ
エメラルドブルーに輝く川と滝が美しい柿其渓谷をサクッとご紹介しました。近くの阿寺渓谷についても書いているのでご一緒にお楽しみください。
木曽広域の観光スポットはこちらにまとめてあります。