【渋温泉】憧れの宿「金具屋」を120%満喫する1泊2日プランをご紹介!

山ノ内町渋温泉金具屋

長野県山ノ内町の渋温泉にある歴史の宿 金具屋さん。

映画『千と千尋の神隠し』のモデルになったともいわれ、国指定重要文化財を2つも所有する由緒あるお宿です。一度は泊まってみたかった憧れの金具屋さんに宿泊してきたので、体験とともにおすすめ1泊2日プランをご紹介します。

▼今回ご紹介する1泊2日プランはこんな感じ

  1. 金具屋を満喫するなら15時チェックインがマスト!
  2. お部屋についたら即館内風呂めぐり!5種類の貸切風呂に入り放題
  3. 宿泊者限定「九湯めぐり」もあり
  4. 夕方からは館内見学ツアーに参加しよう
  5. 夕食は「牛鍋で楽しむ”りんごで育った信州牛”プラン
  6. 夜はライトアップされた金具屋を撮影!
  7. 朝食は「麦とろごはん」で健康に
  8. 朝から金具屋限定「源泉ツアー」に参加

宿泊をご検討中の方や宿泊予定の方の参考になれば幸いです!

湯田中・渋温泉郷や山ノ内町を楽しむ観光プランや2日目スポットの紹介は「湯田中・渋温泉郷周辺を満喫する1泊2日観光モデルプラン【山ノ内町】」をご覧ください!

「歴史の宿 金具屋」の憧れポイント3つ

創業260余年!国の登録有形文化財を2つ所有

金具屋が温泉宿として開業したのは江戸時代、今から260年以上前のことです。それまでは鍛冶職を営んでいましたが、土砂崩れにより敷地が崩落した際に温泉が湧いたことで湯屋に転職をしたのだそう。一風変わった「金具屋」の名前はそんな前職に由来しています。

また湯田中駅が開通し観光や旅が活発化した昭和時代初期に、今までの質素な造りから大規模リニューアルを果たしました。当時のお金で10万円、現在のお金に換算すると10億円ほどかかったそうです。現在でも宿泊、立ち入り可能な「木造四階建 斉月楼」と「金具屋大広間」は、平成15年(2003年)に国の登録有形文化財の認定を受けています。

  • 昭和時代初期当時の最新建築法と日本の伝統的な建築法を融合させた造り
  • 現在でも宿泊可能な宿として営業していること

などから、金具屋は歴史的にも価値のあるたいへん貴重なお宿であることが分かります。プランの中には「厳選木造9室!建築にこだわるプラン」があるため、国の有形文化財に泊まってみたい方はぜひチョイスしてみてくださいね。

あとでご紹介するお部屋(204 高砂の宿)も木造のお部屋です!

8つの温泉うち5つの貸切風呂にいつでも入浴可能!

3つの大浴場と5つの貸切風呂、計8つのお風呂にいつでも入ることができます。金具屋には4つの専用源泉があり、これらは周辺のお宿では入ることのできない温泉なのです。

なんとお部屋の洗面台でホットの蛇口をひねると、金具屋専用の源泉かけ流し温泉が出てきます!わたしのお部屋からはちょっと塩味を含んだおいしい飲泉が・・!これには本当にテンションが上がりました。豊富な源泉を持つ金具屋だからできるおもてなしですね。

もっと金具屋を好きになる!2つのツアーが無料体験OK

金具屋でしか体験できない2つのツアーにぜひ参加しましょう!宿泊者限定無料で参加できます。あとで詳しくご紹介しますが、2つとも参加すれば金具屋をもっと好きになること間違いなし!おすすめです。

▼金具屋文化財巡り

金具屋にある2つの有形文化財を見学するツアーです。言われないと気づかない細かい工夫や美しさを、館主自ら紹介してくださいます。

  • 毎夕17:30〜(35分程度)
  • チェックインの際に申込み

▼金具屋源泉見学ツアー

金具屋が占有する4つの源泉を見に行く源泉見学ツアーです。普段は見られない温泉の裏側や、貴重な間欠泉も見ることができます。

  • 毎朝8:30〜(50分程度)
  • 前日までに申込み

金具屋を満喫するなら15時チェックインがマスト!

山ノ内町渋温泉金具屋

ここからは1泊2日のプランをご紹介。

せっかく金具屋を満喫するなら、時間いっぱい楽しむために15時チェックインがおすすめ!車の方は歩いて5分ほどのところに駐車場があります。14時40分以降の電車なら駅までお迎えも可能だそうです(詳細は公式ページにて)。

お部屋はまるで「家」!

山ノ内町渋温泉金具屋

お部屋をご紹介します。今回宿泊したのは204 高砂の宿。

昭和時代初期に建てられた木造4階建にあります。「まるで宿の中に家があるような」造りにこだわっており、お部屋に入ると土間スペースが広々と取られていました。ちなみに左側の洗面台、ホットの蛇口からは温泉が出ます

山ノ内町渋温泉金具屋
山ノ内町渋温泉金具屋

障子の形、置いてある家具、間取りなどすべて80年以上前に考えられたもの。遊び心とこだわりが感じられます。ちょうど夜はライトアップされる側にあるため、お部屋の雰囲気も変わって楽しめました。

お部屋についたら即館内風呂めぐり!

お部屋で一息ついたらさっそく温泉めぐりへ行きましょう!8つの温泉をそれぞれご紹介します。

大浴場①「浪漫風呂」

山ノ内町渋温泉金具屋

金具屋の温泉としていちばんよく登場するのがこちら、浪漫風呂。260年前に敷地内から湧き出でた温泉を100%源泉かけ流しでぜいたくに使用しています。鉄分があり赤く染まるものの、お湯自体は緑がかった乳白色。

浴場は昭和25年に建てられ、ローマの噴水を模した造りから当時は「ローマ風呂」と呼ばれていました。周りを囲むステンドグラスも鮮やかで、外側からはいつでもライトアップされ美しく光っています。ちなみに出入り口の扉には少女とりゅうが描かれており、近くの民話『黒姫伝説』をモチーフにしているのかな?と思いました(答えを聞くの忘れてた)。そうだといいな。

山ノ内町渋温泉金具屋

大浴場②「鎌倉風呂」

山ノ内町渋温泉金具屋

浪漫風呂と同じく大浴場のひとつ、鎌倉風呂

昭和11年に斉月楼、大広間と共に建てられましたが、昭和52年に老朽化の為再建したそうです。黒みがかった透明色に白い湯の花が浮いています。お湯は温泉寺の裏に湧く寺湯と、スノーモンキー近くにある地獄谷荒井河原の湯の混合。

鎌倉風呂の由来は渋温泉に残る「源頼朝伝説」より。ちなみに寺湯は武田信玄が川中島合戦のあと、療養のために滞在して湯治をした記録が残っています。

野天風呂「龍瑞露天風呂」

山ノ内町渋温泉金具屋

神明の館屋上にある野天風呂龍瑞露天風呂

広々とした野天風呂は男女別。ほぼ無色無臭ですが、硫黄泉です。

貸切風呂①「斎月の湯」

山ノ内町渋温泉金具屋

5つある貸切風呂の中でいちばん大きな斎月の湯。大きな富士山のタイル絵と舟形の浴槽が特徴です。2018年に全面リニューアルしたのだとか。ぬるめのお湯にゆったり半身浴できました。

貸切風呂②「美妙の湯」

山ノ内町渋温泉金具屋

斉月楼の4階にある美妙の湯

サワラなど木曽の銘木を使ってつくられています。ちなみに貸切風呂の源泉はすべて同じ。

貸切風呂③「恵和の湯」

山ノ内町渋温泉金具屋

斉月楼の3階にある恵和の湯

赤と黒の石は浅間山の溶岩を切り出したものなのだそうです。そのため滑りにくく、手触りの良い浴槽になっています。温泉の成分によって今ではだいぶ白く見えますね。

貸切風呂④「子安の湯」

山ノ内町渋温泉金具屋

斉月楼の2階にある子安の湯

壁面と床面は恵和の湯と同じく浅間山の溶岩。湯縁は木製です。貸切風呂の中では、斎月の湯の次に広い浴槽だと思います。

貸切風呂⑤「岩窟の湯」

山ノ内町渋温泉金具屋

最後にご紹介するのは岩窟の湯

浪漫風呂の斜め上面にあり、その名の通り岩窟におおわれています。所々に穴が空いているので蒸気がこもらず快適に入浴できました。ただし湯温はいちばん熱め。

宿泊者限定「九湯めぐり」もあり!

山ノ内町渋温泉金具屋

渋温泉に宿泊した方には、地元民が入れる9つの外湯に無料で入れる鍵が配られます。500円で手拭いを購入すれば、上の写真のようにスタンプを押して九湯めぐりの記念にすることも。実際9つすべて入るとかなり疲れますが、試しにいくつかめぐってみると良いかも。ちなみに大湯は宿泊者以外も入ることができるので比較的混んでいます。

山ノ内町渋温泉金具屋

夕方からは館内見学ツアーに参加しよう!

山ノ内町渋温泉金具屋

夕方17時半からは金具屋文化財巡りが始まるので8階の木造大宴会場「金具屋大広間」に集合します。200畳を超える広間の間には梁がなく、天井の格子も普通は見ない形をしていました。それぞれていねいに説明してくださいますよ。

また館内各所には、昭和時代初期の改装時に取り壊した水車の廃材が各所で再利用されていたり、窓の形がひとつひとつ違ったりと工夫がたくさん!案内されて初めて気づくこだわりも多く、金具屋の凄さが改めてわかるツアーでした。

山ノ内町渋温泉金具屋
山ノ内町渋温泉金具屋

中でも斉月楼1階は軒先をイメージしたこだわりのデザイン。天井は青く塗られて空を模しており、当時は砂利道だったそうです。提灯の灯る窓にはお土産が売られていたこともあるのだそう。まるでお祭りに出かけたような、幻想的な空間でした。

夕食は「牛鍋で楽しむ”りんごで育った信州牛”プラン

山ノ内町渋温泉金具屋

温泉や見学ツアーでお腹をすかせたら、夕食ははちきれんばかりの豪華な牛鍋プラン!スタンダートプランを牛鍋に変更しています。信州牛の中でも最高ランクの「りんごで育った信州牛」をレトロなすき焼き鍋でいただきます。

さらに志賀高原の清流で育った岩魚の塩焼きや味噌ダレであえた国産牛和風ステーキ、信州とろろそばに信州サーモンなど、大食いさんも大満足のラインナップ!夕食のためにかなりお腹を空かせましたが、それでも食べ切れないほど。2日分くらいに分けて食べたい……!

山ノ内町渋温泉金具屋

夜はライトアップされた金具屋を撮影!

山ノ内町渋温泉金具屋

夕食を食べてまた何度か温泉に入ったら、ライトアップされた金具屋を見に行きましょう。19時〜22時に点灯されているようです。お立ち台があり、そこで記念撮影をすることもできました。昼間とは違った雰囲気があります。

朝食は「麦とろごはん」で健康に

山ノ内町渋温泉金具屋

朝食も期待を裏切らない豪華さ!

メインは麦とろごはんです。生卵を混ぜて卵かけとろろご飯にすると、なお幸福感が増します。朝は焼鮭かベーコンかな、と思ったらみゆきポークが添えられていました。お腹いっぱいです。

朝から金具屋限定「源泉ツアー」に参加!

山ノ内町渋温泉金具屋
浪漫風呂の外側から源泉を見学

朝食でお腹を満たしたら、2つ目の金具屋限定ツアー源泉ツアーに参加しましょう。普段は絶対に見られない源泉に案内されると、まるで異世界に迷い込んだような不思議な気持ちに。普通のお宿は源泉を共同所有しているため、他人に見せることはできないのだそう。4つもの源泉を占有している金具屋さんだからこそできるツアーなんですね。

山ノ内町渋温泉金具屋

ラストに貴重な間欠泉が見られました!

100度以上の源泉が豊富に湧出しないと起こらないという間欠泉。こんな間近で、しかも2,3分ごとに吹き出る驚きの湧出量は日本でもトップクラス。ちなみにこの湧き立てホヤホヤのお湯を手に塗り乾かすと、驚くほどすべすべになりました。5つの貸切風呂で入浴することができます。ガイドの方がしきりに「本物の温泉」とおっしゃっていた意味がよく分かりました!

【渋温泉】憧れの宿「金具屋」を120%満喫する1泊2日プランをご紹介!

山ノ内町渋温泉金具屋

正直「1泊2日じゃ足りない!」と思うほど温泉も見どころもたくさん!

憧れの宿「金具屋」に宿泊した体験とともに1泊2日を満喫するおすすめプランをご紹介しました。どこに宿泊しようか悩んでいる方にはぜひ検討していただきたい、自信を持っておすすめできるお宿です。

湯田中・渋温泉郷や山ノ内町を楽しむ観光プランや2日目スポットの紹介は「湯田中・渋温泉郷周辺を満喫する1泊2日観光モデルプラン【山ノ内町】」をご覧ください!

▼今回ご紹介した1泊2日プラン

  1. 金具屋を満喫するなら15時チェックインがマスト!
  2. お部屋についたら即館内風呂めぐり!5種類の貸切風呂に入り放題
  3. 宿泊者限定「九湯めぐり」もあり
  4. 夕方からは館内見学ツアーに参加しよう
  5. 夕食は「牛鍋で楽しむ”りんごで育った信州牛”プラン
  6. 夜はライトアップされた金具屋を撮影!
  7. 朝食は「麦とろごはん」で健康に
  8. 朝から金具屋限定「源泉ツアー」に参加

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信州さーもん

スキマな観光ライター。長野県内外、国外を旅します。長野県観光WEBメディア「Skima信州(http://skima-shinshu.com )」代表。道祖神宿場街道滝ダムため池棚田神社仏閣好きな平成生まれの魚。浅い知識を浅いままに増やしています。企画・アイディアを出すのが得意。たぶん。

高山村

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