こんにちは、たっきーです。
今回ご紹介するのは、小諸市に2023年7月15日にオープンしたばかりのアウトドア(アクティビティ)施設、「KOMOROBI Athletic & Camp(コモロビ アスレチック アンド キャンプ)」です!
キャンプやアスレチックなど、体をフルに使って自然を満喫することができ、アウトドア初心者やお子さんのいる家族連れでも安心な設備・サービスが満載です!
そうは言っても子供向けでしょ?と侮るなかれ。むしろ大人の皆さんにこそ、KOMOROBIで自然に飛び込むことをおすすめします!
KOMOROBIが放つ自然の魅力、とくとご覧あれ。
「KOMOROBI」までのアクセスと基本情報
KOMOROBI Athletic & Camp(コモロビ アスレチック & キャンプ)
長野県小諸市甲4717
パーク 全日10:00〜17:00
キャンプサイト IN 12:00 〜 OUT 10:00
※ テント持ち込みの場合は IN 12:00 〜 OUT 11:00
通年営業(1月中旬頃から3月中旬頃はキャンプ場素泊まり営業のみ)
<車でお越しの場合>
小諸IC 約10分 佐久北IC 約15分 軽井沢エリア 約20分
●東京からのルート
練馬IC(関越自動車道)〜藤岡JCT(上信越自動車道)〜小諸IC 約2時間30分
●群馬からのルート
高崎IC(関越自動車道)〜藤岡JCT(上信越自動車道)〜小諸IC 約1時間30分
<新幹線でお越しの場合>
東京駅(北陸新幹線)〜佐久平駅 約1時間20分
その後、佐久平駅からタクシー約20分
在来線で小諸駅まで向かう場合は、タクシー約10分
約100台(キャンプサイト内駐車スペース含む)
自然をとにかくおもいっきり!「KOMOROBI」とは
魅力をお伝えする前に、まずKOMOROBIとはいったいどんな所なのかをご説明します。
KOMOROBIは、「生きるチカラを育むおもいっきり自然体験」をコンセプトに、大人も子供もさまざまな学びや発見が得られる大自然の遊び場です!
日帰り、宿泊を問わず、四季やコンテンツによって変わる自然の味わいを存分に楽しむことができます。
そして、自然に120%入り込めるための細かな気づかいが満載の場所でもあります。
後ほどポイントごとの紹介で詳しくお伝えするのでお楽しみに!
いきなり絶景!「フィンガーキャノピー」
センターハウスで受付を済ませ、さあ遊ぶぞ!と思った矢先、吊り橋が真っ先に目に入ります。
吊り橋を支える二本の木の隙間をのぞいてみると、そこには開けた展望台が。
さらに奥まで歩を進めると、目に飛び込んでくる絶景!
実はここ、「フィンガーキャノピー」という小諸市の景色が一望できるとっておきスポットなのです。
夜には足元がライトアップされ、昼間とは違う幻想的な風景が浮かび上がります。
ここにテントを立てられたら寝ずに景色を眺めてしまいそう。
ただし!夜の景色は日帰りプランでは見ることができないのでご注意を。
大人も汗だく!?「山のアスレチックフィールド」
次にご紹介するのは、「山のアスレチックフィールド」です!
デザートは最後派の方、すみません。早くもメインです。
先ほどのフィンガーキャノピーの横から斜面を下っていくと、13個の個性豊かなアスレチックがお出迎えしてくれます。
子供だけでなく、大人もしっかりと楽しめるような難易度調整をしたとのことで、障害物レースの練習に最適!という声もあるんだとか。
どれも楽しいアスレチックでしたが、個人的に特に楽しめたのはこの2つ!
1つ目は「ジップライン」。
アスレチックの中でも1番下の開けた場所に位置しており、フィンガーキャノピーから見えた小諸市の景色を見ながら楽しめます!
大人も楽しめるサイズ感のものは久しぶりで、小さい頃を思い出すスピード感とすぐそこの絶景を前に、21歳男性、はしゃいでしまいました。
2つ目はこちらの木が網目状に組まれた「アスレチック」。
先程下ってきた斜面に設置されており、全身を使って登ることで障害を乗り越える楽しさを味わえます。登り切ると見えるセンターハウス横の場所も、さっきとは違って見えるはず。
下から見上げるとなかなかの迫力で、登り始めたらもう後戻りはできません。
少しの怖さとそれ以上の楽しさを全身で感じる経験は子供はもちろん大人も貴重なはず。
私も久々に全身で遊んだのが楽しすぎて、取材ということを忘れてしまいそうでした。
大人も子供も夢中でアスレチックを駆け、気づけば汗だく。そんな風景が浮かぶアスレチックでした。
BBQから木工まで!「コモロビの森」は自然のアソート
次に向かったのは、「コモロビの森」です!施設の北側にあり、さまざまな角度から自然を満喫できるエリアとなっています。特に夏は、一歩足を踏み入れただけで別世界かと思うような涼しさを感じられます。
まずご紹介するのは森の遊び場です!
スラックラインや吊り輪などさまざまな遊具があり、アスレチックとはまた別の遊びを楽しめます。
スラックラインには挑戦してみましたが、体幹ゼロの私では3秒もとどまることができず…
吊り輪に捕まりながらようやく渡ることができました。
我こそはバランス王という自信がある方、ぜひチャレンジしてみてください。
木の上には登って入れるボックスがあり、さながら秘密基地のよう。
登った人がひょっこり顔を出して楽しむかわいい瞬間を写真に収められるかも?
森の遊び場のすぐ横にはバーベキューエリアがあります!
森の中でバーベキュー、林間学校みたいでワクワクしちゃいますね。
ここでうれしいポイント!なんとバーベキューの機材は全てレンタルできます!
しかもセッティングまでしてくれるという…なんというサービス。
食材もオプションで購入できるので、本当に手ぶらで来てもOKなのです。
機材のない初心者でも、フラッと遊びに来た人でも楽しめる、これが「KOMOROBI」です。
子供達が森を満喫する横で、大人たちはバーベキューをしながら見守ることもでき、家族連れの皆さんでも安心です。
森の中には炊事場もあるので、飯盒炊爨(はんごうすいさん)にチャレンジしてみるのも楽しそうです。意外と難しかった記憶がありますが、今やることで新しい発見があるかも?
バーベキューエリアを少し登ると広場のようなスペースがあり、森の声、空気をゆったりと感じられます。自然の音楽が心地よく、まさに森のコンサートです。
ひと休みするのに最適な場所で、鳥の鳴き声を聞きながら読書したくなるような場所です。
そして炊事場の少し下にあるのが、森のアトリエ。
その名の通り、木工によるクラフトで自分の作品を作れる場所で、どんぐりや松ぼっくり、ビーズなどの材料が揃っています。グルーガンを使って自由に材料を組み合わせて楽しめるので、思い出の作品を作るには最高の場所です!
童心に帰るからか、子供よりも大人の方が夢中になることも少なくないんだとか。
森のかけらから、自分だけの思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
そして、森を出ても自然が待ち構えているのがコモロビの森のすごいところ。
バーベキューエリアの横の階段を下ると見えるのが、森の泉というエリアです。
浅い水深でゴツゴツした石も少なく、小さいお子さんでも安心して水遊びができます。水鉄砲なども用意されており、子供どうしだけでなく大人も混じって楽しめます。
ここではオニヤンマやさまざまな水生生物が生き生きと動く姿を見ることができ、多くの生き物を観察できるビオトープとしても楽しめます。
川遊びとプールのいいとこどりのような、自然の水を存分に楽しめる場所でした。あと10年早く来ていれば、間違いなく全身びしょ濡れになって遊んでいました。
自然に直に飛び込み、さまざまな角度から楽しむことができるコモロビの森。まるで自然のアソートのようなエリアでした。
雨でも遊んで学べ!「コモロビスタジアム」
森を下ると見える大きな建物。これが次にご紹介する「コモロビスタジアム」です!
スタジアムクエストという13個のミッションのクリアを目指す形式で、雨天でも自然について学びながら遊ぶことができます。
小さいお子さんにはキッズスペースも完備されているので、子供の年齢に合わせた遊び方ができるのがうれしいポイント。
「長さドンピシャ」や「マメつかみ」など身近なものを使うミッションばかりで、簡単なようで意外と大人でも難しいようなものもあるので、スタジアムだけでも十分に楽しむことができます。
数あるミッションの中でも、今回私は「もやい結び」が気になって挑戦してみました。
結んだ後、ひもを引っ張っても輪っかが縮まらないことから、人命救助の際にも用いられている結び方だそうです。
バケツの取手に結び、水を入れて持ち上げても輪が縮まらなければクリアというミッションでした。
説明通りに結んでみるのですが、これが意外と難しい。結び目やひもを通す位置や順番が普段と違う特殊な結び方なのもあって、少し時間がかかってしまいました。
水を入れる時間がなく参考記録ですが、無事に輪っかが縮まらずにバケツを持ち上げることができました!
他にも、大人でも学びになるような楽しいミッションばかりで、晴れていても、大人でもぜひ訪れてみてほしいエリアでした。
「炎のキャンプフィールド」で宵の団らんを
一日かけてKOMOROBIを楽しみ尽くしたら、戻って来る所はひとつ。
「炎のキャンプフィールド」です。
広く開けたフィールドに用意されたキャンプサイトは16面。
通常のキャンプ場よりも区画はかなり広く設定されており、車の乗り入れも可能なので、隣を気にせず快適に過ごせます。
このエリアの目玉は、なんといってもキャンプファイヤー。
キャンプサイトの中心に設置されており、毎日18時から火が灯されます。
テントにいながら炎を眺めることができるので、夜が更けていき星空が見えてくる、そんな光景とともにゆったりとキャンプファイヤーを楽しめます。
近くにそびえる浅間山から火山の火がイメージされており、火柱を眺めるといういつもと違う体験を通して、新しい何かを感じるきっかけになってほしいという想いが込められています。
一人でもの思いにふけったり、大切な人達とともに団らんの時間を過ごしたり、炎を中心に色々な過ごし方が浮かんできますね。
そんな炎のキャンプフィールドですが、テントはレンタル可能なうえ、設営はスタッフの方々のサポート付きです!バーベキューと同様に、初心者や手ぶらの人でも気兼ねなく楽しむことができます。
また、スタッフの方が常駐してくれるのもうれしいポイント。
治安の問題も話題になりがちなキャンプですが、女性や子連れの方でもストレスフリーに楽しめる配慮が満載です。
火を通して、夜までゆったりと自然に浸れるすてきなエリアです。
腹ごしらえは「コモロビカフェ」で!
やはり腹が減っては遊べません。バーベキューの合間に小腹が空いたりすることもあるでしょう。そんな時にはこの「コモロビカフェ」です。
おすすめのメニューはKOMOSET(コモセット)とROBISET(ロビセット)の2つのセットです!
KOMOSETではホットドッグ、ROBISETではピザがメインで入っており、シュリンプとサラダがついています。
私はKOMOSETをいただきました!
KOMOドッグと名のついたホットドッグがかなりボリューミーで、分け合って食べるのにも良さそうでした。
挟んであるソーセージも歯応えがあり、とても美味しかったです。
他にもドリンクや単品のフード、アイスなどさまざまなメニューがあり、気分に合ったメニューを楽しむことができます。
KOMOROBIの中心に位置し、どのエリアからも行きやすいコモロビカフェ。
遊んで学んで疲れたら、一息ついて腹ごしらえ。
「KOMOROBI」でみんなで楽しく自然体験!
KOMOROBI、いかがだったでしょうか。
魅力的なアクティビティに、優しさの詰まったサービス。
ご紹介した他にも、授乳室や更衣室、トイレ、水洗い場が各所に設置されており、誰がどのエリアで遊んでいてもストレスのないよう配慮されているところがとても良いと感じました。
そして、一見子供向けに見えても、アスレチックでの運動やコモロビスタジアムでのクエストなど、実は大人にこそ学びがあり、楽しむことのできる場所でした。
お子さんのいる家族はもちろんですが、自然と触れ合うことが無くなった大人の皆さん、ぜひKOMOROBIに来てください。
KOMOROBIの自然が、あなたの何かを変えるかも。
▼スキマのキャンプ記事はこちら
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