小谷村の北端、新潟県とのすぐ境にひっそりとたたずむ姫川温泉「朝日荘」。
大きな岩風呂と屋上露天風呂があり、露天風呂からは大糸線が見えることで鉄道ファンにも認知が高い温泉です。外からパッとみると「営業しているのかな?」とやや不安になる佇まいですが、ぜひ安心してお入りください。
宿泊もできますが、今回は日帰り入浴の体験レポートです!
【小谷村】姫川温泉「朝日荘」へのアクセスとマップ
- 所在地:小谷村北小谷9922-3
- 営業時間:8:00~20:00(日帰り入浴)
姫川温泉は国道148号線を糸魚川市へ向かって北上し、平岩駅を過ぎたあたりを入った旧道沿いにあります。大糸線平岩駅からは徒歩5分ほど。
【小谷村】姫川温泉「朝日荘」クラシックな外観と内観
ホテル「朝日荘」の外観はこんな感じ。以前人におすすめしたら「あそこやっていたんですか!」と驚かれましたが、驚くほどの廃墟感はないはず。中も清潔感があり、きれいです。
フロント真正面の休憩所には、大糸線の写真が展示してありました。いつも冬に来てしまいますが、春は桜、秋には紅葉もきれいそう。
大浴場はフロントから姫川の河川敷沿いまで階段を下っていきますが、上から見るとこんな感じ。増設に増設を重ねている様子が分かります。
【小谷村】姫川温泉「朝日荘」の岩風呂(大浴場)
階段を下までおりきると、大浴場と女性専用の洞窟風呂があります。大浴場は混浴ですが、20時〜21時は女性専用になります。入り口は男性側からも見えますが、大きな岩がゴロゴロしており浴槽も広いので端っこにいれば恥ずかしさはあまりないかもしれません。ちなみにわたしは、今のところほかの利用客に会ったことがありません。
【小谷村】姫川温泉「朝日荘」女性専用風呂はこんな感じ
湯けむりが凄過ぎてピントが定まりませんが、女性専用風呂はこんな感じ。洞窟感がすごい!ちなみにすぐお隣のお手洗いにも岩が入り込んでいました。面白いつくりです。
【小谷村】姫川温泉「朝日荘」露天風呂へ行こう!
大浴場からフロントまで戻り、外の天望露天風呂へ。「展望」ではなく「天望」なところがミソ。この日は豪雪でしたが、温かい温泉を絶えず流しているようで、床は雪かきいらず。最初に訪れたときは清掃時間だったため入れず、悔しい思いをしました。お昼(12〜13時くらい)に清掃を行うようですが、その日の状況にもよるかと。
屋上でこんなふうに男女分かれています。
こんもりとした雪の中にホカホカと湯けむりをあげる露天風呂!これぞ信州の冬!と感じさせる美しい景色にテンションが上がります。小谷村は豪雪地帯ではありますが、今年(2020年)は暖冬の影響で雪が少なかったと聞いています。わたしは大雪を見計って、雪景色の小谷村を撮影しに来ていました。
ああ、最高!
時間が合えば露天風呂から大糸線の電車が見られることも!
朝日荘の特長は、対岸に大糸線の線路が走っていること。1,2時間に1本ではありますが、運が良ければ電車が走っているところを温泉から見る、なんてぜいたくなことができます!ちなみにわたしはバッチリ時間を見計っていったにもかかわらず、大雪による運休でおさえることができませんでした。無念。
姫川温泉の源泉が流れる姫岩薬師堂も押さえておきたい!
姫川温泉を少し上がると、姫川温泉の源泉が滝のように流れ出す場所を発見(写真は2018年12月)!滝の湯口あたりには、姫岩薬師堂のお堂もありました。お堂でぼうっとしていると、電車が通ったので意図せず温泉×電車の写真を収めることに成功。
【小谷村】姫川温泉「朝日荘」まとめ
姫川温泉「朝日荘」の日帰り温泉についてご紹介しました。温泉の質はもちろん、景観や秘湯感など、どこをとってもSkima信州らしい場所です。おすすめは雪景色の小谷村を満喫できる大雪の日ですが、電車が止まることもあるのでご注意ください!