「しだれ桜の里」高山村の五大桜でお花見をしよう!

※当サイトのコンテンツにはプロモーション(広告)が含まれています

長野県の北部、高山村にある5箇所の一本桜。「しだれ桜の里」と呼ばれる高山村の五大桜をご紹介いたします。それぞれの桜の特徴やアクセス、駐車場などの情報も合わせてまとめました。

高山村の観光プランも合わせてご参照ください!

高山村の五大桜とは?

高山村には「五大桜」があります。

  • 黒部のエドヒガン桜
  • 赤和観音のしだれ桜
  • 水中のシダレザクラ
  • 中塩のしだれ桜
  • 坪井のしだれ桜

どれも山郷のあたたかさを感じる場所にある、名桜ばかり。名前はいずれも地名からとられています。

水中(みずなか)のしだれ桜はバランスがいい!

須坂市に近い方からまわります。はじめは「水中のしだれ桜」。

水中のしだれ桜はまさに「八方美人」。

どこから見てもバランスが取れて美しいのが特徴です。信州の山桜は山際に生えて太陽のある方に傾いていることが多いのですが、日当たりの良い「水中のしだれ桜」だからこそのバランス力!手前に小さく見える白い花はプラムの木だそうです。

樹齢や大きさも村内屈指。天気が良ければ黒姫山や妙高山などを臨むことができます。

住所上高井郡高山村高井水中
駐車場あり
撮影日4/27
見頃(2017年)4月下旬
拝観料なし

麓にせり立つ「赤和(あかわ)観音のしだれ桜」

赤和観音の麓でせり出すように咲いているのは、赤和観音のしだれ桜。

しだれ桜の隣には巨岩。岩から木が生えています。登っていくと赤和観音がありますが、今回は桜メインなのでスルー。けっこうな山道でした。

奥にあるのは駐車場。屋台にはお土産や野菜が売られていました。

住所高山村高井2526
駐車場あり
撮影日4/27
見頃(2017年)4月下旬
拝観料なし

高山村を見下ろす「黒部(くろべ)のエドヒガン桜」

さらに進むと黒部のエドヒガン桜が見えてきます。高山五大桜の中でいちばんメジャーなスポットだそう。

畑の真ん中で山郷を見下ろしながら咲く古木。なんでこんなところに植えたんだろうな?桜のあるところに歴史あり、黒部のエドヒガン桜に隠された物語に思いを馳せます。

善光寺大本願鷹司誓玉上人のご詠歌もありました。確かに爛漫という言葉がぴったりな花たちですね。

住所上高井郡高山村高井黒部
駐車場あり
撮影日4/27
見頃(2017年)4月下旬
拝観料なし

天から降りたる「中塩(なかしお)のしだれ桜」

さて、お次は中塩のしだれ桜。

小林一茶の石碑がありました。「天からも降りたるやうな桜哉」。

「すごい歌人でもこれだけ見事な桜を見ると、割と普通のこというんだね」と友人。

確かに天から降り注ぐような桜たち。

枝の中に入ると、桜の雨宿りをしているみたいで不思議な景色が見られます。

お地蔵さんon手作り帽子&マフラー。心があったかくなる絵。

住所上高井郡高山村中山4773
駐車場あり
撮影日4/27
見頃(2017年)4月下旬
拝観料なし

樹齢は600年以上!「坪井(つぼい)のしだれ桜」

高山の五大桜、ラストは坪井のしだれ桜です。今は坪井という地域が合併して名前が変わっていますが、全国の桜番付にも載るほど格式ある古桜。

手前には菜の花畑!

樹齢は600年以上!

木の根元から新たな若木が生えています。老いても品と色気と華やかさを失わない。きっと若い頃から歴史にもまれ、数々の伝説を残してきたに違いありません。

まさに「女帝」。600年経ってもここまで荘厳な咲きっぷりを見せてくれるなんて、あっぱれとしか言いようがありません。

住所上高井郡高山村中山4121
駐車場あり
撮影日4/27
見頃(2017年)4月下旬
拝観料なし

信州の春を感じたいなら、高山村の五大桜めぐりをしよう!

高山村の桜スポットをご紹介いたしました。夜はライトアップもされるそうです。観光プラン記事(高山村は女子旅にもおすすめ!温泉、滝、そばランチに足湯カフェを満喫しよう)とも合わせてお楽しみください!

スキマの桜特集

Skima信州で桜特集を始めました。編集長が移動距離1,000キロ以上をかけてめぐった桜スポットを、スポットごとにまとめています。

▷信州の桜特集はこちら

公式LINEの友達募集広告

この記事を書いた人

信州さーもん

スキマな観光ライター。長野県内外、国外を旅します。長野県観光WEBメディア「Skima信州(http://skima-shinshu.com )」代表。道祖神宿場街道滝ダムため池棚田神社仏閣好きな平成生まれの魚。浅い知識を浅いままに増やしています。企画・アイディアを出すのが得意。たぶん。