『シャボン玉』『兎のダンス』の作詞家「中山晋平」とは?生い立ちと代表曲をご紹介

中山晋平記念館|中野市

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『シャボン玉』や『兎のダンス』など、日本人なら誰もが耳にしたことのある名曲を生み出した作曲家・中山晋平(なかやま しんぺい)。

大正から昭和にかけて数々の童謡や歌謡曲を世に送り出し、日本の音楽文化の礎を築いた人物です。

この記事では、中山晋平の生い立ちや代表曲、そして長野県中野市にある「中山晋平記念館」についてご紹介します。

中山晋平とは?

中山晋平は、1887年(明治20年)に長野県中野市で生まれた作曲家です。

童謡や新民謡、流行歌まで幅広く手がけ、その数は1,500曲以上とも言われています。特に詩人・野口雨情や島村抱月らとの協力で生まれた数々の名曲は、今もなお人々に歌い継がれています。

中山晋平の生い立ち

幼い頃から音楽に親しんでいた中山晋平は、東京音楽学校(現在の東京藝術大学音楽学部)で学び、作曲家としての道を歩み始めました。

卒業後は童謡や演劇音楽を手がけ、日本の近代音楽の発展に大きく貢献しました。特に「庶民に親しまれる音楽」を目指した彼の作品は、時代を超えて愛されています。

中山晋平の代表曲

  • 『シャボン玉』(作詞:野口雨情)
    儚く消えるシャボン玉を子どもの命に重ね合わせた、切なくも美しい童謡。
  • 『兎のダンス』(作詞:野口雨情)
    軽快なリズムで子どもたちに人気の一曲。今も学校や保育園で親しまれています。
  • 『てるてる坊主』(作詞:浅原六朗)
    雨の日に晴れを願う素朴な歌。誰もが口ずさんだ経験のある名曲です。
  • 『カチューシャの唄』(作詞:島村抱月、相馬御風)
    1914年の劇「復活」で歌われ、大正時代の大ヒット曲に。日本の流行歌の原点とされています。
  • 『ゴンドラの唄』(作詞:吉井勇)
    「いのち短し 恋せよ乙女」で有名な歌。今も映画やドラマに引用されるロマンチックな名曲です。

中山晋平記念館(長野県中野市)

中山晋平記念館|中野市

長野県中野市には、中山晋平の生家を改装した「中山晋平記念館」があります。

館内では楽譜や愛用品、資料などを通して彼の音楽人生を学ぶことができます。中野市を訪れる際は、晋平の世界に触れてみるのもおすすめです。音楽と歴史の両方を楽しめる観光スポットとして人気があります。

まとめ|『シャボン玉』『兎のダンス』の作詞家「中山晋平」とは?生い立ちと代表曲をご紹介

中山晋平記念館|中野市

中山晋平は、日本の童謡や歌謡曲に大きな足跡を残した作曲家です。

『シャボン玉』『兎のダンス』をはじめとする数々の名曲は、今もなお世代を超えて愛されています。長野県中野市にある記念館では、彼の功績を間近に感じることができるので、信州観光の際にはぜひ立ち寄ってみてください。

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この記事を書いた人

信州さーもん

スキマな観光ライター。長野県内外、国外を旅します。長野県観光WEBメディア「Skima信州(http://skima-shinshu.com )」代表。道祖神宿場街道滝ダムため池棚田神社仏閣好きな平成生まれの魚。浅い知識を浅いままに増やしています。企画・アイディアを出すのが得意。たぶん。