長野県千曲市 戸倉上山田温泉には数多くの温泉宿がありますが、今回泊まったのは老舗温泉旅館「遊子 千曲館」です。
2つの源泉と6つの湯殿で堪能できる美肌の湯が売りの千曲館は、特にその湯殿の豪華さに驚かされます。それでは、早速、館内の様子をみてみましょう!
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遊子 千曲館について
遊子 千曲館は大正期に創業した老舗温泉旅館です。旧戸倉村の村長などを歴任した吉池賢三という地域の名士が初代社長でした。
その歴史の中で多くの偉人が泊っていますが、特に足しげく通い吉池家との付き合いも深かったのが歌人で美術史家の会津八一です。吉池賢三の長男 進との親交は深く、2人のやり取りを記した書簡が170通以上も残されています。
所在地 | 千曲市上山田温泉1-33-4 |
駐車場 | あり |
アクセス | しなの鉄道戸倉駅からタクシーで約6分。 上信越道坂城ICから国道18号経由で約15分。 |
館内設備 | 和室34室・その他2室、和室は10畳以上、全室バストイレ・全室シャワー・全室冷暖房・テレビ・冷蔵庫(有料飲料あり)・Wi-Fiあり |
千曲館の最新情報は、こちらの公式サイトとFacebookページからご確認ください。
まず入って目に飛び込んできたのが、こちらの温泉へと続く橋です。館内に橋があるとは驚きですが、温泉とそこへ続く道中は壁画も含め装飾が凝っており、千曲館が特に温泉に力を入れていることが伝わってきます。
ロビーには、お土産コーナーもありました。千曲の特産品あんず製品や川魚の甘露煮、長野県の蕎麦など押さえておきたいお土産品は一通りそろっていました。
美肌の湯として名高い遊子 千曲館の温泉
遊子 千曲館では、戸倉上山田温泉の旅館が使用している上山田温泉会社保有の源泉と、千曲温泉株式会社の二本の源泉を使用しています。
泉質は、単純硫黄泉。温泉に入るとほのかな硫黄の香りが漂よっていました。肌触りはなめらかで入ると肌がつるつるヌルヌルに。「美肌の湯」として名高い理由がよく分かりました。
こちらの露天風呂は、象山の湯の外にある聴瀧の湯。池に浮かんでいるかのような感覚になる露天風呂で、滝と池の錦鯉を眺めながら入浴できました。
内湯は象山の湯と呼ばれる大きなガラスで解放感があり庭園が望める湯殿。上山田源泉と千曲源泉の混合泉でした。
この日は入れませんでしたが、他にも大正ロマンの湯と呼ばれるステンドグラスと小丸タイルの大正ロマンの雰囲気漂う湯殿もあります。
浴槽を二つに区切り、向かって左側には千曲源泉を、右側には上山田源泉を掛け流しているとここと。時に白濁色、時に緑色透明と日々刻々色を変える二色の湯が隣り合った光景は、全国的にも珍しいものです。
遊子 千曲館のお料理
千曲館の食事は、半個室食でした。信州の特産品や旬の素材を贅沢につかった夕食は絶品!季節によってプランは変わるので、四季さまざまな時期に泊まってみたいなと思いました。
長野県は美味しいお酒が多い!ということで、今回は地元のお酒を飲み比べられるセットも注文。地元 姨捨の棚田でつくられた米でできた日本酒など、美味しくいただけました。
遊子 千曲館のお部屋
今回、泊まったお部屋はこんな感じでした。10畳タイプの標準客室で、奥には掘りごたつ式のテーブルがありました。コロナ禍ということで、お布団は最初から敷いてくださっていました。
千曲館は全館Wi-Fi完備。戸倉上山田温泉の宿はいくつか泊ったことがありますが、部屋ではWi-Fiが弱いこともしばしば。ただ、千曲館はWi-Fi速度にストレスを感じることなく使えました。
部屋からの景色はこんな感じ。奥には、ライトアップされた千曲川にかかる橋がみえました。
最後に-戸倉上山田温泉 遊子 千曲館に泊まったら千曲市観光を楽しもう!-
今回は、長野県千曲市 戸倉上山田温泉の千曲館をご紹介しました。個人的には、お部屋・温泉・お食事・館内施設どれも満足度は高く、いろんな方におすすめできるなと思いました。戸倉上山田温泉で泊まる宿選びで悩んでいる方は、ぜひ千曲館も選択肢のひとつに入れてみてはいかがでしょうか?
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