1月の風物詩のひとつに「どんど焼き」と呼ばれる行事があります。
火によって1年間の災いをはらい、無病息災や五穀豊穣、家内安全や子孫繁栄などを願うのです。
そんな「どんど焼き」ですが、皆さんの地域ではなんと呼ばれていますか?
長野県内だけでも「三九郎」や「道祖神祭り」など地域によって呼ばれ方が異なります。
そこで今回は1月の風物詩「どんど焼き」の呼び方についてご紹介します!
どんど焼きとは?
どんど焼きとは、「お正月の間飾っていた松飾りや注連(しめなわ)飾り・書初めなどを、神社の境内や広場、畑に持ち寄ってお焚き上げする(燃やす)行事のこと」。
1月になると長野県のあちこちで竹や木を組んだ大きなヤグラのようなものを見かけると思います。
場所は田んぼや空き地、河原などさまざま。
昔は細かい地域ごとに行われていましたが、今は高齢化の影響でいくつかの地域が集まって行うことも多いみたいですね。
せっかく火があるので、とお餅を焼いて食べる風習もあります。子どもたちにとっては、これがまた楽しみだったり。
▼どんど焼きの由来や意味はこちらもチェック!
「どんど焼き」以外の呼び方まとめ
「どんど焼き」は形式も地域によって少しずつ異なりますが、何より違うのが呼び方です。
松本周辺では「三九郎(さんくろう)」の方が馴染み深いのではないでしょうか?
また野沢温泉村では「道祖神祭り」と呼ばれ、国の重要無形民俗文化財にも登録される大きなお祭りとなっています。
- 近畿北陸周辺:「左義長」
- 東北:「どんと焼き」
- 関西:「とんど焼き」
- 長野県(北部)・山梨県:「道祖神祭」
- 長野県松本市周辺:「三九郎」
- 九州:「鬼火たき」
- 静岡県:「さいと焼き」
- 沖縄」「ドンド焼き」
「どんど焼き」呼び方まとめ
「どんど焼き」には「三九郎」や「道祖神祭り」など地域によってさまざまな呼び方があります。
子どもの頃から毎年参加している方も、初めてみた不思議な光景にびっくりしている方も、その意味や由来を知るともっと地域の歴史への知見が深まるかもしれません。
詳しい意味や歴史、どんど焼きのやり方などは下の記事をご覧ください!