NAGANO WINEの魅力と4つのワインバレーをご紹介!

※当サイトのコンテンツにはプロモーション(広告)が含まれています

長野県はぶどう栽培に適した自然条件を備え、ワイン用ぶどう生産量日本一を誇ります。

2013年に県が「信州ワインバレー構想」を策定後、日本アルプスワインバレー・千曲川ワインバレー・桔梗ヶ原ワインバレー・天竜川ワインバレーの4つの広域ワイン生産地が誕生。

新しいワイナリーも続々と誕生しており、良質なぶどうが持つ力を引き出した魅力的なワイン造りを行うワイナリーが、なんと60以上もあります。

本記事では、そんな長野県産ワイン通称NAGANO WINEがなぜ注目を集めているのか?長野県はなぜワイン用ブドウ産地に適しているか?4つのワインバレーの特徴は?といった疑問に答えていきたいと思います。

NAGANO WINEとは?-長野県産ワインの総称-

NAGANO WINE 長野県 ワイン
NAGANO WINEオフィシャルサイト

長野県で生産されるワインは「NAGANO WINE」の総称でPRが行われています。NAGANO WINEの特徴として独自の品質向上の取り組みがあります。

NAGANO WINE全体の品質向上のために、2002年から「長野県原産地呼称管理制度(Nagano Appellation Control)」が始まりました。これはワインのほか、日本酒やシードルも対象に、消費者の目線を取り入れながら「栽培方法」「生産方法」「味覚」の観点から厳しく審査する取り組みです。

ワインは「色調」「香り」「味」「バランス」の4項目について官能審査を実施。厳しい審査を通過したワインだけが「NACワイン」として認められます。これが「長野県産ワインは美味しい!」「NAGANO WINEは質が高い」と言われるひとつの理由です。

ワイン用ぶどう栽培に適した長野県

NAGANO WINE 長野県 ワイン
日本アルプスワインバレーの眺め 奥には北アルプスが見える

長野県がワイン用ブドウの産地として高く評価される理由は、急峻な山に囲まれ、水はけがよく、ミネラル分を豊富に含んだ土壌だからです。

また年間を通して降雨量が少なく、日照時間が長く、昼夜の寒暖差が大きい気候であることも特徴です。

NAGANO WINEは国内外で高く評価されている

NAGANO WINE
Japan Wine Competition(日本ワインコンクール)オフィシャルWebサイト

長野県産のワインは出荷量・生産章だけでなく、その質も高く評価されています。

NAGANO WINEが広く知られるようになった理由として、国産ワインコンクール(現日本ワインコンクール)での実績があります。国内外のワインジャーナリストや専門家が審査員を務めるこのコンクールで、NAGANO WINEやワイン用ぶどうを使用したワインの数々は、厳しい審査の末、毎年上位に入賞しているのです。

NAGANO WINEを生み出す4つのワインバレーをご紹介!

長野県では主要な4つのワイン用ブドウ生産地域を信州ワインバレーに位置づけ、それぞれの環境の特徴を生かしたブランディングと展開を行っています。ここでは、4つのワインバレーの概要をご紹介します。

千曲川ワインバレー

NAGANO WINE 長野県 ワイン
信州たかやまワイナリー|高山村

千曲川沿いに広がるのが千曲川ワインバレーです。近年、個人のワイナリーが増えていて、これから開業を予定しているところも多数。欧州系品種の栽培に適していて、メルロー、シャルドネのほか、カベルネ・ソーヴィニヨン、ピノ・ノワールなどが栽培されています。

サンクゼールや信州たかやまワイナリー、楠わいなりー、たかやしろファームなどが千曲川ワインバレーのワイナリーにあたります。

日本アルプスワインバレー

松本地域・安曇野地域に広がるのが日本アルプスワインバレーです。北アルプスが一望できる場所にある日本アルプスワインバレーでは、ワイン醸造はナイアガラ、コンコード、デラウェア、巨峰など、生食用のぶどう中心に始まり、現在では欧州系の品種にも取り組んでいます。

移住人気地域でもあるため、新規就農して始める方も多いのが特徴的。新型コロナウイルスが落ち着いたのちには、積極的に観光と絡めた展開が期待されています。

桔梗ヶ原ワインバレー

塩尻道の駅小坂田公園
塩尻市 小坂田公園の看板

日本のワイン産地の先進地として全国的に知られるのが桔梗ヶ原ワインバレーです。老舗のワイナリーを中心に、最近でも小さなワイナリーが増えています。

ワイナリーが共同でイベント出店・開催するほか、東京に独自のアンテナショップも開いているのが特徴。中でも循環バスでワイナリーを巡る「塩尻ワイナリーフェスタ」には、多くの観光客が訪れています。

天竜川ワインバレー

ワイナリーは少数ながら少しずつ規模を拡大し近年注目を集めているのが、天竜川ワインバレーです。ヤマブドウ系のヤマ・ソービニオンやヤマブドウなど、日本の固有品種を用いたワインがつくられているのが特徴です。

最後に-NAGANO WINEを楽しむおすすめの方法-

ながでんワイントレイン
ながでんワイントレインでの1枚

最後に、長野県でNAGANO WINEを楽しむ方法をご紹介!ちょっと変わったワインの楽しみ方としておすすめなのが、電車に乗りながらワインが楽しめるイベント ながでんワイントレインや、観光列車ろくもんなどです。流れる景色を見ながら飲むワインは最高ですよ。

NAGANO WINE 長野県 ワイン
東御WINE FESTAの一幕、多くの人が集まっている

野外で開催されるワインフェスティバルもおすすめ!ワイナリーが主催するものや自治体が主催するものがあり、地場産の食材をつかった美味しい料理と一緒に周辺地域のワインが一度に楽しめます。長野県ならではの絶景を眺めながら飲むワインは格別です。

NAGANO WINE 長野県 ワイン
長野市内のレストランにて

イベントだけでなく、地元飲食店でワインと合う食事を楽しむのおすすめ。ワインは料理と一緒に味わってこそ、その魅力を発揮する飲み物。この地ならではのマリアージュが楽しめます。

NAGANO WINE公式サイトの「食材を彩るNAGANO WINE」のページでは、ワインの品種ごとに合わせたい長野県の特産品も紹介していますよ。

▼地酒のスキマ記事はこちら!

公式LINEの友達募集広告

この記事を書いた人

Skima信州編集部

Skima信州は「信州のスキマを好きで埋める」をキャッチコピーに長野県のニッチな観光スポットや情報をお届けするローカルWEBメディアです。