鬼無里「奥裾花渓谷」の紅葉を見に行こう!

※当サイトのコンテンツにはプロモーション(広告)が含まれています

長野市旧鬼無里村にある奥裾花渓谷をご紹介。個人的に鬼無里が大好きで多い時は週に1回訪れています。

数えてみたら、鬼無里だけで5記事書いていました。愛が重い。今回は鬼無里の中でも特に奥まった場所にある奥裾花渓谷で紅葉を見て来たレポートです。春の水芭蕉については、今後追記予定!

奥裾花渓谷とは?アクセスや通行止め情報など

奥裾花渓谷は長野県長野市旧鬼無里村の最北端に位置する景勝地。長野県の名勝にも指定されています。冬季閉鎖され、撮影スポットもたくさんあるので順番に説明。

奥裾花渓谷へのアクセス

長野駅方面から鬼無里へ向かい、県道406号線を西に進みます。さらに奥裾花渓谷方面へ北上しますが、通行止になりやすい道でもあるのでチェックしてから向かいましょう。

5月中旬〜下旬はミズバショウが見ごろ!

奥裾花渓谷の最奥地「奥裾花自然園」には、珍しいミズバショウの群生地があります。見ごろは例年5月中旬〜下旬ですが、2018年は5月初旬〜中旬前と早かったようです。

10月中旬〜下旬は紅葉が見ごろ

奥裾花渓谷は紅葉の景勝地でもあります。見ごろは10月中旬〜下旬頃。奥裾花自然園と奥裾花ダムでは見ごろに2週間ほど開きがあるように見えました。

奥裾花ダム

奥裾花渓谷の入り口にある奥裾花ダムへやってきました。奥裾花ダムから見上げる鮮やかな紅葉は、予想以上に美しかったです。

管理事務所でダムカードをもらおう!

裾花ダムと奥裾花ダムでは、ダムカードをもらえます。管理事務所の方に声をかけますが、私の時は駐車している間に外まで来てカードを渡してくださいました。なんと親切。

奥裾花ダム
所在地:長野市鬼無里 鬼無里16943
駐車場:管理事務所手前
備考:11月〜4月下旬まで冬季閉鎖

奥裾花大橋はポスターになる美しさ

奥裾花ダムのすぐ北、奥裾花渓谷の入り口にある奥裾花大橋。人気の撮影スポットです。手前に駐車スペースがあります。

鬼無里のポスターはどれも綺麗ですが、橋の映ったポスターもあったはず。奥裾花渓谷の象徴的な場所だと感じます。

橋の向こうに広がる渓谷と紅葉、裾花川。ぜひ車を降りてご覧ください。

奥裾花自然園までは一方通行!道路状況は案内板を見よう

奥裾花自然園へは橋を渡りますが、帰りは進入禁止になっている右の道から帰ってくることになります。

狭い道なのですれ違いがないように一方通行にしているようですね。頭がいい!

また道路や紅葉の状況は手前の案内板に書かれています。鬼無里周辺は土砂崩れなども多く、天候によっては注意する必要があります。

この日は「落石注意」になっていました。毎回思うけど落石ってどう注意すれば良いのだろうか。

奥裾花渓谷は珍しい地層がたくさん

奥裾花渓谷の魅力として、珍しい地層の豊富さが挙げられます。詳しくはありませんが、案内板が丁寧に解説してくれているので楽しくめぐることができました。

案内板の近くには必ず駐車スペースもあり、車をちょっと停めて観察・撮影も可能。カメラマンも多く、みなさんお気に入りの撮影スポットを探していました。渓谷はどこも絵になるため撮影スポットに起こりがちな「三脚だらけで撮れない!」なんてこともありません。

ケスタ地形

突然地面から飛び出したようなケスタ地形。硬い地層と軟らかい地層が交互に蓄積した地域が、そのあとの侵食を受けた際、硬い地層が取り残されてできた非対称な地形を呼びます。

ケスタ地形にはびこるように色づく紅葉が見られました。

奇岩千畳岩

奇岩千畳岩。名前の通り大きな一枚岩です。

ポットホール

地層系の撮影スポットとして一番気に入ったのがポットホール。滝と紅葉の相性は最高ですね。

日影向斜の向斜軸

自然園からの帰り道側で見つけた撮影スポット。右端に見える斜めに線の入った地層が向斜軸です。

雨の中奥裾花自然園へ

自然園に到着する前からだんだんと雲行きが怪しくなり、雨が降って来ました。体感温度は15度くらい。寒い。

ハイキングは諦めましたが、一応入園。

いつもはたくさんいる車も今日はほとんどなし。奥の紅葉は鮮やかでしたが、自然園への道にある紅葉はすでに終わりかけのようでした。

日本一のきびだんご?駐車場横に真砂食堂

ハイキングを諦めて、温かいものでも飲んで帰ろうということに。手前の旗には「日本一のきびだんご」と書かれています。

きびだんごとコーヒーセット(500円)をいただきます。

駐車場の紅葉を一枚。

奥裾花自然園
所在地:長野市鬼無里日影11130-11
入園料(4/29~5/31):中学生以上410円(団体20名以上300円)
入園料(6/1~10/31):中学生以上200円(団体20名以上150円)
営業期間:4/29~10/31
営業時間:8:30~17:00

帰りに奥裾花温泉「鬼無里の湯」で〆!

奥裾花自然園で歩いたら、奥裾花温泉で汗を流しましょう。2017年12月にリニューアルしたのでとても綺麗でした!

レストランも併設されています。旬の地元野菜を使った料理が魅力。

奥裾花温泉 鬼無里の湯
所在地:長野市鬼無里日影8855
営業時間:10:00~20:30
入湯料:中学生以上510円、3歳〜小学生300円

奥裾花渓谷 まとめ

紅葉真っ盛りの奥裾花渓谷をご紹介しました。鬼無里は伝説にちなんだ場所も多く、観光スポットやお食事処もたくさん。

下の記事もあわせてご覧いただき、楽しい鬼無里旅を!

公式LINEの友達募集広告

この記事を書いた人

信州さーもん

スキマな観光ライター。長野県内外、国外を旅します。長野県観光WEBメディア「Skima信州(http://skima-shinshu.com )」代表。道祖神宿場街道滝ダムため池棚田神社仏閣好きな平成生まれの魚。浅い知識を浅いままに増やしています。企画・アイディアを出すのが得意。たぶん。