松本と長野をつなぐ善光寺街道にあった麻績(おみ)という里は面白いところで、何を目的とすることもなくよく通るのですが、その途中で見つけたのが今回ご紹介する「古民家カフェ 精晴堂(せいせいどう)」さんです。
長野県麻績村の県道55号線沿いにあり、真後ろには篠ノ井線が走っていました。駐車場はお店の斜め道向かいにあります。
古民家でゆったりとした時間を過ごしたい方や、ちょっと珍しくて美味しい珈琲を味わって飲みたい方におすすめ!
店主がおひとりで運営しているので大勢の対応は大変!ということで、珈琲好きさんに向けてこっそり(?)とご紹介します。
古民家カフェ「精晴堂」へ
古民家カフェ 精晴堂さんの建物は築100〜150年ほど。店主の宮川さんの母方のご実家(青木家)だったそうです。
「精晴堂」というお名前は、150年以上前に青木家が生業としていた薬商売をしていた時の屋号をそのまま使っているのだとか。
店内は古民家らしく大きな玄関や土間、いくつかのお部屋が連なっています。それぞれが障子や仕切りで区切られているので、ほかのお客さんを気にせず過ごすことができました。
私たちは早めに入店したため、ひととおり案内していただき、いちばん手前のレトロソファ部屋を選びました。障子に囲まれた和室の中に、洋風のソファと照明がとってもおしゃれ。
ランチとコーヒーセットをいただきます
カフェ利用もできますが、せっかくなのでランチもいただきました。
「揚げ春巻きはファンになるお客さんが多くて、リピート率の高いメニューです」と宮川さん。ニンニクの効いたパリッパリの揚げ春巻きにスイートチリ(甘さ控えめ)をつけていただきます。1つひとつが大きくて食べ応えがあり、箸が止まりません!ヤミツキになる味、リピートする理由が分かります。
フォーはパクチーか水菜をチョイス可能。こちらはライムを絞ってさっぱりといただけるので、揚げ春巻きとの相性もバツグンでした。いや〜美味しかった!
食後にはおまちかねのコーヒー。
「実は揚げ春巻きと同じくらい好評なのが、コーヒーについてくるナッツなんです」と前置きがあったのでどういうことかと思っていたら、手作りのカラメルミックスナッツが登場しました。
甘しょっぱくてコーヒーと交互に食べると無限に食べられます。おいしすぎて2パック購入して帰りました。
コーヒーもたくさん種類があって心惹かれましたが、今回はランチセットの「いりたてやブレンドコーヒー」をいただきました。さっぱり飲みやすくて食後にピッタリなお味です。
ちなみに珈琲豆を注文する際は事前予約がおすすめ。ランチ利用の方は、注文のタイミングで頼めば(混んでいなければ)購入が可能だそうです。
古民家カフェ「精晴堂」まとめ
麻績村で見つけた「古民家カフェ 精晴堂」さんをご紹介しました。
メニューをひとつとっても店主のこだわりや想いを感じるお店です。店主の宮川さんとのお話も弾んで、とても楽しい時間を過ごせました!
気になった方はぜひ足を運んでみてくださいね。