高野辰之ゆかりの地めぐり|中野市旧豊田村

こんにちは、Skima信州編集長の信州さーもん(@goshumemo)です。

兎追いし かの山 小鮒釣りし かの川

子どもの頃に誰もが一度は目にし、口にしたことのあるであろう唱歌。

他にも朧月夜、紅葉、春が来た、春の小川など、さまざまな名曲の作詞を手がけた高野辰之(たかのたつゆき)。

生まれは長野県の北部・中野市、”故郷”のモデルといわれる信州の原風景を探しに行ってきました。

 

 

高野辰之とは?その生い立ちと経歴

高野辰之を”作詞者”として覚えている方も多いかと思います。

彼は東京帝国大学(現在の東京大学)で博士の学位を有するほどの”国文学者”だったのです。

高野辰之記念館。
さーもん
なぜ国文学者があんなに郷愁あふれる歌詞を書けたのだろう。

氏は東京音楽学校(現在の東京芸術大学)の教授を勤めつつ、数多くの文部省唱歌や校歌を手がけてきました。他にも「日本歌謡史」「日本演劇史」「浄瑠璃史」などさまざまな名著を残しています。

農家に生まれ、厳しかった父の目を盗んで土蔵に隠れては、本を読み漁る子供時代を送ったそうです。

出身は長野県中野市旧豊田村(当時の永江村)

現在の中野市は平成の大合併により旧豊田村と中野市が合併してできました。

高野辰之の出身は、現在中野市の一部となっている当時の永江村。永江村と穴田村が合併して永田村、さらに豊井村と合併して豊田村となりました。

永江村の名から想像できる通り、村には斑尾山から千曲川へと続く班川(はんがわ)が流れます。

班川は「春の小川」や「故郷」にも唄われる「かの川」や「小川」のモデル。

さーもん
信州の豊かな自然と情緒を感じる氏の感性が数々の名曲を生み出したのかもしれませんね。

高野辰之記念館

まずは旧永田小学校跡にある高野辰之記念館へ。展示物は撮影禁止ですが、生前を振り返るビデオや作品の解説など記念館らしい展示が並んでいました。

2階からは「故郷」の「かの山」が見える

2階の窓からは高野辰之が「故郷」で読んだ「かの山」が見えます。

 

高野辰之記念館

所在地:中野市大字永江1809
開館時間:9:00~17:00(3~11月)、9:30~16:00(12~2月)※最終入館時間は閉館30分前
観覧料:一般300円、高校生150円
休館日:祝日以外の月曜日(4~11月は無休)

高野辰之の生家をちらっと見学

記念館から歩いて5分ほど、「高野辰之博士の生家」があります。入って良いのか分からず、看板だけの撮影になりました。今もどなたかが住んでいらっしゃるようです。

 

天正寺は高野家の菩提寺

高野家の菩提寺「天正寺」。辰之直筆の掛け軸が残ります。

 

『朧月夜』に出てくる「鐘の音」は真宝寺に

高野辰之が少年時代、遊び場として使っていた真宝寺。謡曲『朧月夜』に出てくる「かねの音」はこのお寺のものだといわれています。

伺った時、ちょうど正午の鐘を鳴らしていました。村中に響き渡るであろう、荘厳な音を辰之も聞いたことでしょう。

 

ふるさと橋で「故郷」を奏でる

真宝寺を通り過ぎてすぐ、ふるさと橋を見つけました。鉄琴で『故郷』を奏でることができますよ。

下手くそだけど鳴らしてみました。

 

高野辰之と旧豊田村めぐり

中野市街地とは離れますが、旧豊田市で地元の名士・高野辰之ゆかりの地をめぐりました。ちなみに野沢温泉村にも高野辰之の没地や「おぼろ月夜の館」などがありますよ。

参考記事:歩いて楽しむ「野沢温泉村」の観光プラン。

 


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