熊の湯温泉 熊の湯ホテル|鮮やかな翡翠色に輝く志賀高原最古の秘湯

こんにちは、温泉マニア大学生の力路郎(@OfAdriatic10)です。

 

全国的にも有名な大リゾート地である志賀高原。春から秋にかけては大自然を満喫しにハイカーなどが、冬は上質なパウダースノーを求めて多くのスキーヤーがやって来ます。

長野市からも一時間ちょっとで行けてしまうアクセスの良さ。長野オリンピックの開催地でもあることから道も良く、気軽に絶景ドライブを楽しむことができます。

 

そんな観光地である志賀高原ですが、火山地帯というだけあって温泉も豊富です。スキーやトレッキングで疲れた体を癒しに、またドライブの途中でも気軽に立ち寄れます。

今回は10月中旬の紅葉シーズンに秋の志賀高原をドライブ観光。黄金色に色付いた木々の絶景が見事でした。少しずつ肌寒くなってくるこの季節は、あたたかい温泉が無性に恋しくなりますね。

 

志賀高原の名所の一つ「平床大噴泉」

たくさんの温泉がある中で、今回は熊の湯温泉「熊の湯ホテル」をご紹介。一般的なリゾート地の観光ホテルかと思いきや・・・ここには全国の温泉マニアからも絶賛される、驚愕の素晴らしい極上湯がありました。

 

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志賀高原の大自然に囲まれた歴史ある高原ホテル

昭和の高原ホテルを思わせる懐かしい雰囲気の外観。冬はスキー客で一層賑わいを見せる熊の湯ホテルですが、その歴史は古く、湯治場として賑わっていた時代もあるそうです。

 

なんとも味のある昭和レトロな看板に胸が高鳴ります。

 

日帰り入浴の受付時間は、午後の12時半から3時までの間となっています。午前に行っても入れないので要注意です。

 

ロビーの受付でお金を払い、浴室の方へ。どこか懐かしい雰囲気のおしゃれなバーなどもあります。“洋”を取り入れた志賀高原らしさ溢れる空間です。

 

浴室の入り口。木造の脱衣所に入った途端、強い硫黄の香りが漂ってきました。先ほどまでとは別世界。こちらは湯治場の風情を感じる“和”の空間です。

 

鮮やかすぎる!翡翠色に輝く濃厚な硫黄泉を楽しむ

見てください!この色!

なんとも鮮やかなエメラルドグリーンのお湯です。“翡翠色”といえば良いのでしょうか。まるで宝石のように美しく輝いています。

もちろん入浴剤などの色ではありません。正真正銘の100%天然温泉のお湯です。全国のさまざまな温泉を巡ってきましたが、ここまで美しいと感じる色の温泉にはなかなか出会えていません。

言葉を失うくらいです・・・

 

泉質は「硫黄泉」「炭酸水素塩泉」「硫酸塩泉」とてんこ盛り。強い硫化水素臭が香り、白い湯の花が大量に舞っています。ゴージャスな見た目とは裏腹に、けっこう強烈で野性的なお湯なのです。

舐めてみると少々苦味も感じました。とにかく濃厚!

 

男性の露天風呂は岩に囲まれており、横の滝の音を聞きながらのんびりと浸かれます。アルカリ性のなめらかなお湯が肌をやさしく包んでくれます。

 

泉温もちょうど良くて、一度入ってしまうとなかなか出られません。紅葉した白樺の木々を眺めながらの露天風呂、ぜいたくな時間でした。

 

ヒノキ造りの内湯もとても素晴らしいです。木造の湯小屋は年月を経て、秘湯の素朴な趣が出ています。硫黄の香りに包まれて、翡翠色の極上湯にのんびりと浸かる。ゴージャスな気分になれる温泉です。

 

志賀高原観光の〆に熊の湯で疲れを癒そう

湯上がりはロビーで休憩。温泉に入って志賀高原ドライブの疲れもすっきり。ホテルから眺める紅葉もまたきれいです。

 

ロビーにはスキー関連の展示が多くありました。ホテルの裏には熊の湯スキー場があり、上質なパウダースノーを求めて多くのスキー客が訪れています。

 

嘉永元年(1848年)に、松代藩の佐久間象山が志賀高原を調査していたところ、この温泉を発見したと伝えられています。「熊の湯」という名は、傷ついた熊が傷口を湯で癒したという伝承から名付けられたそう。

以後、歌人・与謝野晶子をはじめとする多くの文人墨客に愛され、作品の中からも当時の熊の湯の様子を知ることができます。

 

立派な観光ホテルの大きな建物ですが、隅にある湯小屋だけは湯治場の風情を十分に残しています。この鄙びた風情がたまらないですね。

 

周辺にも温泉付き大型ホテルが建ち並びますが、熊の湯の翡翠色のお湯は自家源泉なので、熊の湯ホテルでしか味わうことができません。

周辺のホテルはほたる温泉の源泉を使用しており、こちらも熊の湯に負けず劣らず魅力的なお湯です。

 

手前の山から見下ろした熊の湯一帯の全景。最も右側にある建物が熊の湯ホテルです。こうして見ても、志賀高原の大自然に囲まれた温泉地なんだなあと分かります。周辺の山々の紅葉もお見事でした。

 

《温泉データ》

【熊の湯温泉 熊の湯ホテル(くまのゆほてる)】

泉質:含硫黄-Ca・Na-炭酸水素塩・硫酸塩泉

泉温:63℃

加水:あり

加温:なし

還流:掛け流し

 

住所:下高井郡山ノ内町平穏7148

電話:0269-34-2311

料金:大人1000円(タオル付)/小人600円/幼児無料

営業時間:12:30~15:30(平日)、12:30~15:00(土・休日)

定休日:要問い合わせ

公式ページ:http://www.kumanoyu.co.jp/hotel/

 

今回は紅葉シーズンのドライブ観光で立ち寄った熊の湯温泉。トレッキングやスキーの後、疲れを癒しに翡翠色の極上湯に浸かりに行ってみては。

 

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【連載】教えたいけど知られたくない!信州のスキマ温泉めぐり

長野県の温泉地数は224ヶ所、245ヶ所の北海道に次いで日本第2位!ちなみに温泉利用の公衆浴場数は、654ヶ所と日本一を誇っています。

信州の温泉地といえば野沢温泉や渋温泉、別所温泉や白骨温泉などが有名ですね。

この特集ではスキマメンバーの力路郎さんが、少し変わった温泉地をさまざまな視点からご紹介します。

 

 


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