「栞日」松本市の、本と温もりに包まれたカフェで、ほっと一息。

カフェ「栞日」松本市

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松本市深志のカフェ「栞日(しおりび)」。

一目見ただけでは、もしかしたらそこがカフェだとは気づかないかもしれない。

でも一度入ってしまったら、その雰囲気に惹かれてしまう。

本に囲まれた、静かな空間は、忙しくていっぱいいっぱいだった心の中を、優しく落ち着かせてくれました。

「栞日」へのアクセス

松本駅から徒歩12分。車が5台停められる駐車場があります。

店名(正式名称)栞日 sioribi
所在地長野県松本市深志3-7-8
公式HPhttps://sioribi.jp/
駐車場あり

「栞日」の目印

カフェ「栞日」松本市

「高橋ラジオ商会」。カフェとは何の関係もなさそうな看板ですが、実はこれこそが「栞日」の目印。カフェを遠目から探していたら、うっかりスルーしてしまいそうです。でも、「栞日」は、見逃してしまったら勿体無い、暖かくて素敵なカフェ。いつもより時間がゆっくりと流れていくようでした。

「栞日」店内の様子

カフェ「栞日」松本市

店内に入ると前にはコーヒーや軽食を注文出来るカウンター。木の温もりが感じられます。コーヒーをテイクアウトする方のために、貸し出し用のボトルもあるようです。

カフェ「栞日」松本市

お店の左手にはレトロな機械。歴史を感じさせる雰囲気を作り出しています。

席は1階と2階のどちらも利用できます。事前に席を確保して注文するスタイルです。

メニューはコーヒーの他、トーストやスコーン、アップルパイなどがあります。注文後は席まで店主さんが持ってきてくださいます。今回私はホットコーヒー(500円)とチーズトースト(450円)を注文しました。その間に、2階を見学。

2階にも席があるのですが、その前にあるのはギャラリー。定期的に展示内容は変わるそうで、店主さんと関係のある作家さんたちの作品が飾られています。気に入ったものがあれば、購入も可能です。

カフェ「栞日」松本市
カフェ「栞日」松本市

この日の展示はこれからの夏にピッタリな、扇子を中心とした雑貨。色とりどりの扇子に、思わず見惚れてしまいました。

本に囲まれカフェタイム

カフェ「栞日」松本市

ギャラリーを過ぎると、そこは壁一面に本が並ぶ夢のような空間。ここでは、並べられている本を実際に手に取り、購入することも可能です。

ここの本は、一般の本屋さんには並んでいないような、「独立出版本」を取り扱っています。なので、ここで出会った本は、次また会えるかどうか分かりません。

カフェ「栞日」松本市
カフェ「栞日」松本市
カフェ「栞日」松本市

本の他に、雑貨もたくさん並べられています。もちろん、全て購入できます。美術展のパンフレットなどもたくさん置いてあるので、気になるものを探してみてはいかがでしょうか。

カフェ「栞日」松本市

注文したホットコーヒーとチーズトーストです。ほろ苦いコーヒーは、朝の目覚ましにぴったり。少し厚めに切られたトーストを一口かじると、サクッという気持ちいい食感に追随して、小麦の風味が広がり、さらにチーズのしょっぱさと黒胡椒のピリッとした刺激が、朝の幸福度を上げてくれます。本でいっぱいの、温もりある店内でいただくトーストとコーヒーは、忙しくて緊張していた心を優しく溶かしてくれます。そういえば、家に読みかけの本があったな。忙しさに紛れて、開く機会を失っていました。家に帰ったら、また開いてみよう。

本が大好きだったのに、最近触れていなかった。それに気づかせてくれました。

「栞日」まとめ

カフェ「栞日」松本市

店主さんは、2013年8月、別の場所でカフェを経営していました。しかし、松本にカフェはたくさんある。何か新しいことはできないか。と思い、そうだ、本屋が増えたら嬉しいなと2016年の7月、今の場所へ移転して、自分の好みの本を集め、本屋兼カフェの「栞日」をオープンしました。現在はお店の向かいの銭湯「菊の湯」、宿泊施設の「栞日inn」も経営されています。

本が好きな人もそうでない人も、この空間に苦手意識を持つ人はいないのではないでしょうか。本との一期一会を求めて、また訪れたくなる。そんな「栞日」さんに、私はすっかり虜になってしまったのでした。

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この記事を書いた人

あんころもち

神奈川県出身長野県在住の大学生。
朝の空気と散歩が好きです。歩きながらお洒落なお店を探しています。
最近はいかに安く日々の買い物を済ませるか奮闘しております。浮いたお金でおいしいものを食べに行く時が幸せです。