諏訪湖で冬の風物詩「ワカサギ」を釣る

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諏訪湖で冬の風物詩である「ワカサギ釣り」をしてきた様子をご紹介します。

長野県の冬レジャーといえば・・・スキー・スノーボード・スケートなど、色々なレジャーがありますね。当然それらも楽しいのですが、「釣り」を忘れてはいけません。

アングラー(釣り人)達は季節を問わずお魚を追い求めるものですが、渓流釣りが禁漁になる冬はOFFシーズンという釣り人も多いでしょう。

そんな中、冬の長野県では犀川殖産の冬季釣り場をはじめとして、多くの管理釣り場や冬季釣り場で釣りを楽しめます。釣り場に合わせて、レインボートラウト(ニジマス)やブラックバスなど様々な対象魚がいますが、忘れてはいけないのが「公魚(ワカサギ)」です。

乗合い船に乗ったり、氷上に穴を開けたり、何かとハードルが高いと思われがちなワカサギ釣りですが、案外気軽に楽しめてしまう釣りなんです!

今回は、釣り初心者の方でも楽しめるワカサギ釣りの魅力を紹介していきます。

まずは準備から「遊漁券」を購入しよう

普段、釣りを嗜んでいらっしゃる皆様はご存知かと思いますが、釣りをするには遊漁券と呼ばれる券を買う必要がある場合があります。

これから紹介する諏訪湖での釣りにも、諏訪湖漁業協同組合さんの遊漁券が必要です。遊漁券は一日券で1,000円と、少しお高く感じる方もいらっしゃるかもしれません。これらの収益は魚の放流や環境保護などに使用されますので喜んで支払いましょう。

遊漁券は諏訪湖周辺の様々な場所で購入できますが、近くのコンビニで購入するのが良いでしょう。

僕は、セブンイレブン岡谷天竜町店さんで購入しました。

遊漁券が準備できたら、早速釣り場に!といきたいところなのですが・・・その前に、今回僕が用意した釣具の簡単な紹介をしておきたいと思います。

釣りなんかしたことない!という方は参考にしてみてくださいね。

スピニングロッド(リール用の竿)
今回は渓流釣り用のロッドを使用しました
スピニングリール(一般的なリール)
リールにはスピニングとベイトという2種類が存在しますが、どちらでも構いません
初心者の方はスピニングリールがオススメです
ナイロンライン(リールに巻く糸)
ラインにもナイロン・フロロカーボン・PEなど色々な種類があります。
全くの初心者の方はナイロンで始めるのが良いでしょう
ワカサギ仕掛け
釣具屋さんで出来合いのものが販売されています、人数×3セットあると安心です
針は狐針の2号、7本針(初心者の方は付いている針が少ないものを選ぶと、トラブルが減ります)
オモリ
5gのものをいくつか用意しました
ワカサギ釣り専用のものがオススメです
紅サシ
いわゆるウジ虫を赤く着色したものですが、虫が苦手な方は人工の餌も販売されています
どんな餌があるのか、釣具屋さんに聞いてみると良いでしょう

以上が、僕が用意したものです。

ロッド・リール・ラインは正直なんでも構いませんので、全部新品で揃えるとしても安いものを探せば一万円以内で揃えられると思います。ほかの釣りを楽しんでいらっしゃる方は、わざわざ新しく揃えなくても大丈夫です。

諏訪湖ではワカサギ釣りと鯉釣り以外でのリール使用が禁止されていますので、気を付けてください。

ほかにも禁漁期間や釣り禁止の場所などいくつか遊漁規則が定められているので、釣具屋さんや漁協のHPで確認しておくと何かと安心です。

いざ、実釣へ!

遊漁券と釣具が揃えば、最低限の準備は完了です。十分な防寒対策をして、諏訪湖へ繰り出しましょう。

12月、主にワカサギが狙えるポイントは釜口水門周辺です。釜口水門までは、JR岡谷駅から徒歩15分・岡谷ICから車で10分ほどで着きます。

この季節、まだ湖は結氷していません。岸からワカサギを釣るんです!

あまり詳しいポイントの言及・解説は避けますが、人がいるところには魚がいると思って良いでしょう。

朝9時半頃、ポイントに到着。

仕掛けに針に紅サシを刺して、水門から糸を垂らします。すると、すぐにピクッという小さなアタリが!

小ぶりですが、綺麗なワカサギです!!

この日の反応はすこぶる良く、毎投アタリがありました。常連さん曰く、「今年は沢山釣れるが型が小さい」とのこと。年によっては10cm近いワカサギが釣れるようですが、釣れるのは7cm前後の魚ばかりでした。

バケツがあると、少しでも活きの良い状態でキープすることができます。(時間が経ったり、ワカサギの数が多くなるとある程度は酸欠で浮いてきてしまいます)。午後4時までで、1人あたり2〜300匹程の釣果に大満足です。

釣れたワカサギはジップロックに入れて持ち帰ります。仕掛けの袋など、出たゴミもゴミ袋などに入れて持ち帰りましょう。

遠方からお越しの方は、コンビニ等で氷を買って冷やしながら持ち帰ると良いと思います。

ワカサギの簡単な処理方法

さて、沢山ワカサギを釣ってきたは良いけれど、どうやって処理したら良いのか・・・。そんな方もいらっしゃると思いますので、僕が友人に伝授してもらった簡単な下処理を紹介します。

ワカサギは小さな魚ですので、下処理も簡単2ステップです。

  • 塩水で軽くすすぐ
    • ワカサギをボウルなどに移して、塩水で洗ってあげましょう。
  • 糞を取り出す
    • 細かい作業なので全くやらない人も多いのですが、どうしても気になる方は糞を取り出しましょう。
  • 親指で肛門のあたりを優しく押してあげると、簡単に取り出せます。

帰宅後、上記の下処理をした後のボウルです。思ったよりも汚れているのがお分かりでしょうか。これだけ処理してあげれば、冷蔵で2日・冷凍で1週間程保存できると思います。釣ってきたその日に食べるのがオススメですけどね。

県内には他にもワカサギスポットが!

今回は諏訪湖のワカサギを岸から狙ってみましたが、諏訪湖ではワカサギ船に乗って暖まりながら釣りもできます。詳しくは諏訪湖観光汽船さんの公式サイトを参照してください。

諏訪湖以外にも美鈴湖・小渋湖・木崎湖などワカサギ釣りで有名な湖があります。ボートの予約などが必要になることもありますが、興味があれば足を運んでみてください。諏訪湖とはまた違った、美しいワカサギたちが遊んでくれるはずです!!

長野県内の大型の釣具屋さんでは、各釣り場に適したワカサギ仕掛けの販売も盛んですので探してみてもいいでしょう。長野県のワカサギ釣りは、おおよそ11月〜2月ほどまでがベストシーズンです。

防寒対策を十分にして、長野県のワカサギ釣りを楽しんで下さい!

▼諏訪エリアのスキマ記事はこちら!

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この記事を書いた人

カジノ

信州でウクレレ弾いてる気ままな大学生。
たまにクラリネットでジャズやってます。今は勉学に励むけど、早く時間をつくって県内をふらふらしたい。
99歳で悟りを開く人生設計がある。