【南牧村】海ノ口温泉「和泉館」で低温サウナと35度の源泉を!

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長野県東部に位置する南牧(みなみまき)村海ノ口温泉に行ってきました。

源泉は佐久海ノ口駅から徒歩3分、、開湯から約100年の歴史をもちます。今回はそんな海ノ口源泉のお湯が楽しめる唯一のお宿「和泉館」さんへ。

日帰り入浴も可能です!

外観は昭和ノスタルジーな佇まいですが、館内は清潔感が保たれています。

お部屋をいくつも通り過ぎ、大浴場へ。

歴史を感じる「昭和7年」。
真っ赤で気合の入った脱衣場。

海ノ口温泉とは?

海ノ口温泉は昭和6年に発見され、昔は和泉館の他にもいくつか旅館が立ち並んでいました。近くにある「鹿ノ湯温泉」や「ウソ沢温泉」もあわせて「海ノ口温泉」とする場合もあるようです(現在は2つとも廃業してしまっているとのこと)。

ちなみになぜこの辺りを「海ノ口」というのか気になる方は、地名の謎シリーズをご覧くださいませ。

参考記事:佐久にある不思議な海に関する地名・苗字の由来とは?

海ノ口温泉「和泉館」の基本情報とアクセス

施設名 信州・海ノ口温泉 湯元ホテル 和泉館
所在地南牧村海ノ口933
電話番号 0267-96-2106
営業時間8:00~20:00 (宿泊者は24時間)
入浴料 大人500円
公式ページ 

温泉データ

泉質:ナトリウム・マグネシウム・炭酸水素塩・塩化物泉
泉温:35.3℃
加水:なし
加温:なし(源泉浴槽)
還流:掛け流し(源泉浴槽)

マップ

佐久海ノ口駅からは徒歩3分。もちろん目の前に駐車場もございます。

内湯3つ、露天1つ、サウナ1つ!

和泉館さんのお風呂は内湯3つ、露天1つ。写真は女湯ですが、他の方のサイトを見ると、男湯は丸い形をしているようですね。私が行った時(2018年12月)は真ん中の内湯と露天は使用できませんでした。また奥の大きな内湯はおそらく温泉ではなく、普通のお湯だと思います。

源泉で交互浴が気持ち良い!

源泉は一番手前のみ。温度は35度とやや低めです。

出てくるお湯は透明ですが、時間が経つと茶色くなり湯の花が浮いていました。

鉄の味、周りも茶色く変色しています。ドバドバと注がれてはいるものの、中は注がれているお湯よりもかなり冷たく感じました。若干の炭酸泉、身体に小さな気泡がつきます。

奥のお風呂と交互浴すると気持ちが良いです。

露天はやっていない・・のか?

奥の窓を開けると露天もありました。

屋根はなく野晒しなので池のようになっています。茶色くなっていることから温泉が入っていたことが伺えますが、12月には冷たすぎて入る勇気はなし。

お湯?は絶えず注がれていました。掃除を途中で投げ出したようなモップ、砕けたレンガ。一体何があったのか、露天は入れるのか。謎が残ります。

温水式輻射熱サウナでじんわり温まる

源泉の横には低温サウナがありました。

水風呂のような役割も果たしているのかもしれません。50〜60度のお湯でじんわり温まったサウナには発汗効果があるとのこと。

確かに室温は低めですが、すぐにじんわり温まりました。

バスラーシステム・サウナがあり、50~60℃の低温サウナです。床・壁・天井から放射される輻射熱は、温度からは想像できないほどの発汗効果があるとか。高温サウナ嫌いの方でも温水を熱源とした、バスラーシステム・サウナは入りやすいようです。

温泉内看板より

源泉を見に行こう!

温泉でじっくり温まったら、ドバドバ流れ出ている源泉を見に行きましょう。和泉館から徒歩3分ほど山側へ進みます。開湯記念碑も建てられています。少し前までは石碑の下からも垂れ流されていたようですが、今は注ぎ口からのみ。

左奥にこっそり見えるのは、今は閉館してしまった海ノ口温泉の旅館です。

海ノ口温泉「和泉館」まとめ

用途不明な露天や内湯が謎をうんだ海ノ口温泉。100年間の栄枯盛衰を見るようで、ノスタルジックな気持ちにさせてくれます。南佐久郡では貴重な源泉掛け流しの温泉をぜひ一度ご堪能ください!

温泉記事はこちらにまとまっています。

信州のおすすめ温泉まとめはこちら!

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この記事を書いた人

信州さーもん

スキマな観光ライター。長野県内外、国外を旅します。長野県観光WEBメディア「Skima信州(http://skima-shinshu.com )」代表。道祖神宿場街道滝ダムため池棚田神社仏閣好きな平成生まれの魚。浅い知識を浅いままに増やしています。企画・アイディアを出すのが得意。たぶん。