こんにちは、たっきーです。今回はマイボトルを持っての松本市観光についてご紹介します!
マイボトルと観光?と思ったそこのあなた、松本市は一味違います。
今回は、松本市で「WALK with BOTTLE」キャンペーンを展開する、「栞日」の菊地徹さんにお話を伺い、マイボトルが広がる街・松本の今後や観光での楽しみ方をお聞きしました。
松本観光をより楽しめるだけでなく、マイボトルの楽しみ方もわかるお得な記事になっているので、ぜひ最後までお付き合いください。
一味違う観光に?〜WALK with BOTTLE〜とは
まず、松本で広がりつつある「WALK with BOTTLE」という取り組みについてご紹介します。
「WALK with BOTTLE」とは、書店と銭湯を営む「栞日」が展開する取り組みです。書店の方は記事になっているので、ぜひそちらもご覧ください。
各家庭で使われなくなったボトルやタンブラーを回収し、デポジット(貸し出し金)なしで貸し出して、ドリンクのテイクアウトなどに活用するという取り組みです。
「栞日」が運営し、書店の道路を挟んだ向かい側にある銭湯「菊の湯」でもボトルの貸し出し、回収を行っており、気軽にマイボトルに触れることができます。
菊の湯へのアクセスと駐車場
JR松本駅お城口から徒歩約10分。松本ICから車で約15分。駐車場は黄色い枠線の内に収まるように注意してください。
店名(正式名称) | 菊の湯 |
所在地 | 松本市中央3丁目8-30 |
営業時間 | 14:00~23:00(日曜日は7:00~23:00) |
定休日 | 水曜日 |
公式HP | http://sioribi.jp/ |
駐車場 | 約10台(栞日と共同) |
ボトルやステッカーが並ぶ様子
きっかけはクラフトフェア。〜WALK with BOTTLE〜のはじまり
この取り組みが始まったきっかけは、2022年のクラフトフェアまつもとでした。毎年多くの来場者で賑わうイベントですが、反面、カップのゴミ問題が「栞日」の中で取り上げられていました。
そこで昨年のクラフトフェアまつもとから、マイボトルの持ち込みによる値引きのキャンペーンの取り組みを始めました。
しかし、期待していたほどの成果は得られず、「値引きのお得感で誘導するのも、環境保護という趣旨からはズレると思った」と菊地さんは言います。
その後、値引きをスタンプカードによるポイント制に変え、取り組みは継続されました。
そして迎えた今年(2023年)のクラフトフェアまつもと。
以前から注目していた海外のリユースボトルの取り組みや、SNSの投稿で見つけた使われていないボトルの回収などを参考に、現在の「WALK with BOTLLE」の取り組みを形づくったそうです。
「クラフトフェアまつもとの実行委員会などと連携し、開催前からの発信に力を入れた結果、イベント当日から現在まで、徐々に認知と利用が広がっている」と菊地さんは言います。
松本にあるスターバックスの一部店舗とも連携し、取り組みの拡散に力を入れています。
松本に観光にいらっしゃるみなさんも、「美しい松本」の輪に、マイボトルを持って入ってみてはいかがでしょう。
じゃあどう楽しむの?菊地さんおすすめマイボトル活用法!
想いは伝わったけど、じゃあどうやってマイボトルで観光を楽しんだらいいの?とお思いのそこのあなた、ご安心ください。
今の松本で、誰よりもマイボトルについて考えているであろう菊地さんに、松本でのおすすめマイボトル活用法をお聞きしてきました!
一番はやはり、井戸の水を汲んで楽しむこと!だそうです。松本市には、各地に生活に根ざした公共の井戸があり、その水質や水温までさまざまです。どの井戸でも澄んだ美味しい水が味わえます。
※ 松本市内の井戸などを巡る記事もありますので、ぜひご覧ください。
「街歩きの中で、汲んだ井戸水でほっと一息つくことで、松本の街の息吹を感じて欲しい」と菊地さんは話します。
個人的には、マイボトルをとにかく自分色に染めて持ち歩くのがおすすめです!
自分でボトルの色や形を選ぶのはもちろん、ステッカーを貼ってデコレーションするのが特に楽しいです!
貸し出し用のボトルではできませんが、自分の趣味を詰め込んだボトルを手に観光すると、松本がより鮮やかに彩られること間違いなしです。
美しい松本を楽しもう!〜マイボトルのこれから〜
松本に広がるマイボトルの波、いかがだったでしょうか。
「今はまだどこでもマイボトルで楽しめるというわけではないが、今後は松本、ひいては長野県全体に輪を広げていきたい。観光客の皆さんとも一緒になって作り上げていけたら」と菊地さんは言います。
現在、マイボトルの取り組みを事業として行っているのは「栞日」だけで、これから取り組みに賛同してくれるお店と共に、マイボトルに対応したサービスを拡充していく予定もあるそうです。
あなたが、マイボトル観光の先駆者になるのです。松本に来るたびに広がる新たな世界に、どっぷり浸かりましょう。
「楽しい松本」は、「美しい松本」から。
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