「高規格過ぎず、信州らしく、真ん中すぎない場所でキャンプがしたい」
などの理由から、長野県の県境にある小谷村の雨飾高原キャンプ場でキャンプをしてきました。
日本百名山の雨飾山(あまかざりやま)の登山口があることから登山客に人気のキャンプ場ですが、キャンプオンリーの利用ももちろんOK。
いつもはキャンプ場の情報をまとめるスキマ記事ですが、前後の動きも一緒に書いた方がイメージしやすいかなということで、女子キャンプの1泊2日をダイジェストにまとめつつ、キャンプ場の様子もお伝えしたいと思います。
雨飾高原キャンプ場の基本情報
雨飾高原キャンプ場は下里瀬(くだりせ)トンネルの途中で小谷温泉方面に入り、30分ほど山道を上ると到着します。トンネルの途中で曲がれないと、折り返すのに時間がかかるのでご注意ください(体験談)。
雨飾高原キャンプ場
長野県北安曇郡小谷村中土18926-1
6月中旬〜10月下旬
高原
土
3,000円〜/泊
白馬のスーパーで買い物しつつ、小谷村で人気のパン屋さんへ
小谷村に大きなスーパーが見当たらなかったため、手前の白馬村で立ち寄りました。諸々揃えた後に向かったのは、老舗のパン屋さん。
地元出身の友人が子どもの頃から通っていた「一輪の華」さんへ。南小谷駅からも徒歩圏内、県道沿いにありながらも知らなければ通り過ぎてしまいそうな佇まいです。
朝ご飯にいただきましたが、クロワッサンもねじりパンも美味しかったです!お土産用にもっと買えばよかった。食パンもおすすめだそうなので、今度は買って帰りたいと思います。
一輪の華
長野県北安曇郡小谷村千国乙6756
11:00〜19:00
日曜日
霧立つ雨飾高原へ!電波が無くなりました
小谷温泉の山田旅館や雨飾荘などを通りすぎ、どんどんと標高を上げていきます。
晴れていた下界とうってかわり、雨飾高原は霧に包まれていました。霧雨も混じっています。小谷村は晴天率がそこまで高くないので想定内ではありましたが、この後も天気はコロコロと変わっていきました。
山道を上るほどに電波は悪くなり、キャンプ場周辺はほぼ通じない状態です。受付のある管理棟内はフリーWiFiがあるため、適度にデジタルデトックスすることができました!
雨飾高原キャンプ場にチェックイン!
雨飾山の登山口を過ぎ、キャンプ場の管理棟にやってきました。受付の方は18時〜翌9時の間いないそうです。中ではオリジナルグッズや薪、氷、ビールなどを販売していました。多少の買い忘れはなんとかなりそう。
今回はきつねエリアから好きなサイトを選んで良いそうです。
秘密基地のような場所にテントを立ててみた
わたしたちは水場やお手洗いに近くて奥まった6番に決めました。手前から覗くと、秘密基地感があってお気に入りです。眺望は望めませんが、受付前のテラスから綺麗に見えるので問題ありません。
テントを立てている間に霧が晴れて、青空が見えてきました。山の天気は変わりやすい!テンションも上がります。
雨飾高原キャンプ場のテラスとドラえもんのドア
テント設営と同時に晴れてきたのでテラスへ。
ゆっくり座ったりコットで寝そべったりできる、公共のくつろぎスペースです。一気に日差しが差したため座っていると少し暑いくらいでした。
となりには謎のドア。どこでもドア、なのかな?しばらく写真を撮って遊んでいました。
いちばん手前のエリアにはグランピングサイトもありました。1泊13,200円~だそうです。手ぶらセットは4名さま分で8,800円(税抜)〜。テントを立てるのが面倒な方はアリかも?
雨飾高原キャンプ場の設備
高規格すぎないキャンプ場と書きましたが、雨飾高原キャンプ場の設備はかなり充実しています。外の水場は広くて洗剤類もあり、シャワー室やお手洗い、洗面室は管理棟の中にあるためとっても清潔。
洗面室にはコンセントがあり、ドライヤーは100円で貸し出し可能でした。
北アルプス満喫セットで乾杯!
9月中旬ですがすでに肌寒い雨飾高原。明るいうちに冷たいシードルで乾杯します。大町市の「Son of the Smith(サノバスミス)」は長野県産のリンゴを使ったハードサイダー(シードル)。甘すぎずキャンプにぴったりな1本です。
暗くなってきたら、一気に気温も下がります。焚き火をしつつ、温かいキャンプ飯に移行しました。今回は材料を入れるだけ簡単のスンドュブ。地元のきのこをたっぷり入れました。きのことバターのホイル焼きも焚き火の上に置きつつ、大町市『白馬錦』の村男三世カップを熱燗に。
冬キャンプの匂いすら感じる、あったか〜いキャンプ飯の出来上がり!
朝ごはんに小川村の双子たまごを添えて
朝ごはんは一輪の華で購入したパンをメインに、昨日の残り物と小川村の道の駅で買った卵を目玉焼きに。割った卵のどちらも双子ちゃんでした。
チェックアウトは9時〜11時とゆっくり。コーヒーを豆から挽いてゆっくりと朝の時間を過ごしました。
帰りに鎌池へ!1周30分のプチハイキング
チェックアウトを済ませたら、近くにある景勝地「鎌池(かまいけ)」へ。
秋の紅葉シーズンの印象が強いですが、緑いっぱいの鎌池も美しかったですよ。1周歩くと30分程度ですが、ほぼフラットな道でキャンプ後の腹ごなしにはちょうどよいレベル。
駐車場の近くにはお食事とお土産のあるお店もありました!今回はお腹いっぱいなので立ち寄りませんでしたが、次は寄ってみようと思います。
雨飾高原キャンプ場で女子キャンプ まとめ
キャンプ好き2人で雨飾高原キャンプ場を満喫してきた様子をダイジェストでお届けしました。
キャンプの雰囲気を少しでも味わっていただけましたか?
人で賑わいすぎず夜も静かな上、水回りが清潔感あって大満足なキャンプ場だったと思います。電波が通じなくても大丈夫な方にはおすすめ!
帰りは小谷温泉「山田旅館」や「雨飾高原 露天風呂」、12時以降なら「サンテインおたり」や道の駅小谷にある「深山の湯」で温泉に入って帰るのも小谷村の醍醐味ですよ。個人的には湯原温泉「猫鼻の湯」や姫川温泉「ホテル朝日荘」も好き。
雨飾高原キャンプ場へ行く方の参考になれば嬉しいです!
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